彩乃ちゃんのお告げ の商品レビュー
短く話も読みやすかったので、すぐに読み切ってしまいました。 ちょっと不思議な女の子兼教主さまと三人のお話。 奇跡ってありふれた表現だけど、こんなささやかだけど大切なことがどこかに転がっているかもしれないと思うとちょっと嬉しい。
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教主様は小学生。どこにでもいるちょっと野暮ったい彩乃ちゃん。でも、彼女は先を見通せるチカラがある。彼女に関わった3人は、彩乃ちゃんのおかげでちょっぴり変わった。ちょっぴりっていうのがツボで。ほんわかとしたかわいい話。
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『九つの物語』がとても良かったので、再び橋本紡の本を手に取った次第です。 彩乃ちゃんのキャラクターは予想していたよりも魅力的でした。 この先、彩乃ちゃんはどんな暮らしをして、どんな大人になるんだろうな。
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彩乃ちゃん、短編最後の同じ小学5年生の子だけが、 彩乃ちゃんは幸せなのか、と疑問を感じ、 それにちゃんとは答えていないと思った彩乃ちゃん。 かわいそうに。 現代社会で、彩乃ちゃんに一度は逢いたいと思わない人間は いないと思う。 彩乃ちゃんがなぜ点々と他人の家に生活するのか、 取り...
彩乃ちゃん、短編最後の同じ小学5年生の子だけが、 彩乃ちゃんは幸せなのか、と疑問を感じ、 それにちゃんとは答えていないと思った彩乃ちゃん。 かわいそうに。 現代社会で、彩乃ちゃんに一度は逢いたいと思わない人間は いないと思う。 彩乃ちゃんがなぜ点々と他人の家に生活するのか、 取り巻きの連中は一体彩乃ちゃんの幸せを考えるような連中なのか。 なぜ教主の祖母が彩乃ちゃんの健全な未成年時代を確保してあげなかったのかが不思議。才能があれば、一般的な生活をさせなくってもいいの?
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人生が大きく変わる瞬間なんて、それはきっととても印象的なことなのかもしれないけれど だけどそんなに大きなことじゃないんだろうな。角度にしたら1度にも満たないような、そんな小さな出来事なんだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なぜだか教主さまを預かることになった。 書き出しから興味をそそられる。 とはいっても宗教的なことは殆ど関係なくって、ある宗教の教祖の孫である彩乃ちゃんと関わる人々のエピソード。 小5なのに大人な彩乃ちゃんのやさしいお告げで、幸せな気持ちになれる。
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なかなか本屋で見つからなかった一品。 梅田の阪急で発見。 2007年発売ということで、橋本先生がライトノベルから転身で間もない頃の作品。 まだライトノベルの気はあるが、とても良い作品。 とある宗教の教主様である"彩乃ちゃん"を巡るお話。 3作品収録でそれぞ...
なかなか本屋で見つからなかった一品。 梅田の阪急で発見。 2007年発売ということで、橋本先生がライトノベルから転身で間もない頃の作品。 まだライトノベルの気はあるが、とても良い作品。 とある宗教の教主様である"彩乃ちゃん"を巡るお話。 3作品収録でそれぞれは独立しているが、"彩乃ちゃん"が登場するという設定は一緒。 橋本先生らしい、恋愛、家族愛,友達愛、自然愛などさまざまな形の"愛"が描かれている良書。 ほのぼのした気分になり、暖かい気持ちになる。 そしてきゅんきゅんするシーンもある。 橋本先生の作風として、未来までは描かないというところがあるが、この作品もそう。 とりあえず読んでみてください。
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初めて読む作家さんです。 祖母のあとを継いで教主さまになった、まだ小学生の彩乃ちゃん。 彩乃ちゃんが預けられた先の、3人とのそれぞれの出会いの中で彩乃ちゃんが彼らに贈った素敵な奇跡。 とってもほんわかして優しくて、心温まるお話でした。 でも、ちょっぴり彩乃ちゃんが悲しいか...
初めて読む作家さんです。 祖母のあとを継いで教主さまになった、まだ小学生の彩乃ちゃん。 彩乃ちゃんが預けられた先の、3人とのそれぞれの出会いの中で彩乃ちゃんが彼らに贈った素敵な奇跡。 とってもほんわかして優しくて、心温まるお話でした。 でも、ちょっぴり彩乃ちゃんが悲しいかな・・ 思わずギュって抱きしめてあげたくなる。
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最初は怪しげな新興宗教の話になるのかと 心配したけど そうはならなくて とても 心温まるお話でした。 日々の生活に 爽やかな風が吹く みたいなぁ~~
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