荒野 16歳 恋しらぬ猫のふり の商品レビュー

桜庭一樹【著】

2013/06/18

一樹節し・・・　全開！！！
荒野が走る！！！
12歳14歳に比べやっぱり大人になっていく荒野。
悠也はすでに大人でも2人の恋は進展がない。

2013/03/17

3冊分まとめて。

父、もう少ししっかりしてほしい。
荒野はどんな女になっていくだろうか。

2012/08/16

16歳の荒野。

だんだん、
おとなの仕組みを掴みかけるとき。
そして、
今まで不思議だと思ってた部分が
自分の中にもあると気付いていく。

家族にも友達にも言えない感情を
共有する
荒野と悠也。

何気ないデートの場面や
夏祭りの場面は
なんだか
ぽわんぽわんしてしまいました。苦笑

こんな気持ちだったなあ。
まだまだ幼くて不安定なのに時間は進んでいくし。

大人は大人で
振り乱して現実と感情に抗ってみたり。

でも、
全３作を通して
やっぱり私は14歳の
可愛くない荒野がいちばん可愛いと思った。
いちばんドキドキした。

悠也、
やっぱりいい男だ。笑

2012/04/16

友達にも荒野にも恋人ができて、体が大人のそれになって

成長は素敵なものだけれど、少し寂しいもののように感じた。

2012/04/13

荒野の成長物語もとうとう最終刊
薄い本をなるべくゆっくり読もうと思ったけどそんな抵抗も虚しく1日で読み終わってしまった

少女から大人になりつつある荒野の心の襞がとてもうまく描かれています
荒野と同じ思春期ではなく、私は今、この本を読めてよかったと思う
42歳の今だからこそわかる16歳のきらきらとした輝き
義母である蓉子さんの苛立ちや倦怠
ダメでいい加減で、でも憎めない父正慶

全てが愛おしくて胸がきゅんきゅんする

2012/03/01

帯に「奔放な母」とあるので、そういう展開なのかぁと思いきや

全然奔放でなく。

終わるともなく終わってしまい……帯がんばろうよ帯！

2015/06/01

女の子から大人に近づく荒野。
接触恐怖症も大分薄れ、男女の大人な関係にも理解を示そうとする。

同じ頃私は、自分の時間が全然足りないと思っていた気がするけど、もっともっと色々なことに目を向ける時間があったはずだと悔しく思う。
－－－
妹・鐘の誕生、そして父の文学賞受賞と、賑やかになった山野内家。荒野も、受賞パーティーや友人とクラブに出かけ、新たな世界を知る。だが、秋のある日、義母・蓉子が、妹を連れて家出してしまう。そして、荒野は守られていた子供の時分から決別することを心に誓う－－。少女の成長物語『荒野』、いよいよ最終巻。

2011/11/02

荒野シリーズ文庫版最終巻。『私の男』の華のすぐあと、荒野を描ける桜庭一樹というひとはほんとうにすごい。

2011/09/17

何となく、しりすぼみしちゃった印象が残った。

やっぱり高校3年生までが読みたかったなぁ…。

悠也との関係に、どきどきする荒野が可愛い。

2011/09/11

あっという間に、文庫本三冊を読み終わりました。
ライトノベル感覚で読める本です。
荒野の12歳からの成長を書いているわけですが、
この年頃の女の子の心情はよく書けているなと…。
ただ、成長したかどうかと言うと、いまいちわからない・・・。
主人公の荒野のお父さんはどうしようもないですが、にくめない。
登場人物にどの人も味があってひきこまれました。

ただ、これから荒野がどうなっていくのだろうとか、
いろいろな面で不完全燃焼かなぁ。
私としては、お父さん、どうなっていくのかな？って方が気になります。