ハニーズと八つの秘めごと の商品レビュー

井上荒野【著】

2022/12/03

十九歳、夏、陽光の中を笑い転げながら歩いている私たち。
ハニーズ。
はちみつたち。
とくべつな四人。
四十歳に近づいた今でも、私は「ハニーズ」と私の恋とを注意深く分けている。
ふたつが混じりあわないように。
結婚、離婚、家族、恋愛―9篇の傑作を収録した魅惑の恋愛小説集。
(アマゾンより引用)

2021/03/08

女性の様々な秘めごとについての短編集。
恋愛、夫婦、不倫のことなど。

表題作の｢ハニーズ｣のように学生の頃からの仲良しグループと定期的な集まり、というのはありそうですが自分には当てはまらず。
どれも何だかスッキリしない不思議な読後感でした。

2021/02/28

9つのお話しの短編集。
すらすらと読めるけど、少し物足りない。
スッキリしない結末にモヤモヤが残る感じ。
どのストーリーも印象に残らない。

2018/03/27

井上荒野さんの本は割と好きな方なんだけど、今回はうーん…なんか全体的にイマイチだったなぁ。

2018.3.27 読了

2017/08/12

色んな人の恋愛模様を描いた短編集です。
ただ終わりを曖昧にしていることが多いです。
それにハッピーエンドとは限らないような匂わせ方をしています。

「きっとね。」は同性愛者、異性愛者に関わらず恋愛や下関係でゆるい人っているんだろうな、って気づかされました。
自分と違うからって一途とは限りませんよね。

2016/01/24

井上さんを集中的に読んでいます。作者さん、不倫好きだよな～なんだか世の中の夫婦は皆何かしら不倫してんじゃないかって思うほど不倫のお話が印象に残ります。物悲しい、というかやるせない感情を書きだすのがお上手だと思います。

2014/07/12

14/7/12

9人の女たちのそれぞれの後ろ暗い秘密。誰の気持ちも分からないしどうしたいのかも分からなかった。女心は難しい、私にも分かりません。

2013/04/07

アラフォー世代を迎えた、大学時代の同級生である4人の女性たちの微妙な人間関係を描く書き下ろし短編「ハニーズ」をはじめ、思いを寄せる同僚の既婚男性が住んでいる島を訪ねていく、惣菜工場で働く女性の淡い恋心と、やはり同僚のブラジル人との友情を描いた「他人の島」、ゲイカップルの別れを描く「きっとね。」、幼稚園時代の父への回想を描き、著者の父・井上光晴氏との思い出が重なる私小説的短編「泣かなくなった物語」など
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井上さんらしい読みやすくて少し毒もある文章。
短編なのでさらさら読めてお風呂文庫に最適。

2013/02/19

他人の島が良かった。多分今精神状態があまり万全じゃないからだろうけど他のは何か人の思惑が重くて疲れちゃった・・

2012/12/07

中では「他人の島」がよかったけど、全体にいまいちの印象。
題名と表紙が良すぎて、かなりがっかりの内容だった。