ハニーズと八つの秘めごと の商品レビュー
読後感があまり良くない。何となくくらーい気持ちになる。取り立ててどうということもない短編集だった。嫌いじゃないけど!
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憂う、憂う、憂う。 そんな生活がほんとかもしれないと感じる本。 ダッチオーブンがいちばんすきかなー なんか底知れない感じが。
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「泣かなくなった物語」「粉」「虫歯の薬みたいなもの」「犬と椎茸」「他人の島」「きっとね。」「ダッチオーブン」「ハニーズ」の8本。 しかし、どうも、この人とはあわない。こまった。 書き出しも好きじゃないし、主人公も好きな人はいないし、表現も月並みであまり新鮮な魅力を感じなければ、...
「泣かなくなった物語」「粉」「虫歯の薬みたいなもの」「犬と椎茸」「他人の島」「きっとね。」「ダッチオーブン」「ハニーズ」の8本。 しかし、どうも、この人とはあわない。こまった。 書き出しも好きじゃないし、主人公も好きな人はいないし、表現も月並みであまり新鮮な魅力を感じなければ、比喩もこれと言って共感しない。 「発展的」という言葉に至っては、こんな ”昭和” っぽい言葉、今の30代後半の夫婦が使うかな? わざとかな? 8本中、いいかもと思ったのは「犬と椎茸」。
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人間関係の奇妙なズレがざらざらと心に残る。これはもう笑い飛ばすしかないな、頭では。「泣かなくなった物語」は多分私小説で興味深く読んだ。
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短編小説ってこういうものだなぁ、というオーソドックスな形式を見事に体現している。アンソロジー『コイノカオリ』で既読だった、つきあっていた男性を奪い結婚した友人から30年もたって、突然連絡がやってくる「犬と椎茸」という話がやはり良かった。上手だなあと思う。
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9つの短編集。 短編でもじっくりと味わえるのもあれば そうでないものもある。 この短編集はそうでないかも。 退屈せずに読めるには読めるけど どの話も爽快感があまりなく、 なんかうっくつした気持ちが残る。 現実は爽快感なんて中々ないけどね。 読んでしまったので最後まで消化した感じ。
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新刊が出ると必ず読む井上荒野さんの本。 特に、最近の彼女の作品は女性の心をとても上手く表現していて面白いと思っている。 でも、今回の短編集はどうだろう…。 イマイチ心に残らなかった。 最近では、やっぱり『静子の日常』が一番良かったなー。
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短編のなかに男性同性愛者の物語がありましたが、意外感をあまり感じなかったのは、登場人物の名前を女性に置き換えて、読んでみても成立するような雰囲気のストーリーだからかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて。 相変わらず読んでいて辛くなる物語の数々…。 他の本で読んだことのある話もあり、比較的読みやすかった。 「虫歯の薬みたいなもの」好きだった。 「犬と椎茸」気持ちが悪くて寒々とした、でも淡々と過ぎていく日常がリアル過ぎてぞっとした。
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言いたいけれど言えない、けれど言ってしまった。 そのために別れることになってしまったが、それでも不倫相手の子どもを産むアラフォーの主人公や、恋人をとられてしまい会うことがなかった女ともだちからの突然の連絡に戸惑う主人公など、アラフォーの女性たちの、日常のことが描かれていて共感しま...
言いたいけれど言えない、けれど言ってしまった。 そのために別れることになってしまったが、それでも不倫相手の子どもを産むアラフォーの主人公や、恋人をとられてしまい会うことがなかった女ともだちからの突然の連絡に戸惑う主人公など、アラフォーの女性たちの、日常のことが描かれていて共感します。
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