数学ガール 乱択アルゴリズム の商品レビュー
シリーズのこれまでの作品と違い、かなりコンピュータ寄りの内容。 コンピュータの数学を、そうでない数学と分け隔てて考えてしまう私はまだまだ研鑽が足りないのでしょうか。(この「そうでない数学」を補集合的な言葉を使わずに表現できないあたり、やはり理解がまだまだということなのでしょうが)...
シリーズのこれまでの作品と違い、かなりコンピュータ寄りの内容。 コンピュータの数学を、そうでない数学と分け隔てて考えてしまう私はまだまだ研鑽が足りないのでしょうか。(この「そうでない数学」を補集合的な言葉を使わずに表現できないあたり、やはり理解がまだまだということなのでしょうが) つまり、個人的にはテーマが気に入らなかったというかなんというか。 解説自体はわかりやすいし、シリーズ通しての良さはもちろんありますが。
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確率の話、行列の話、コンピュータのアルゴリズムの話。 女の子の登場人物がまた増えて、ついに4人に。現実味が薄れてくるなぁ。 アルゴリズムの話は、面白いのは分かるが、数学ガールで取り上げるネタとしては、何だかずれているように思った。 表題の乱択アルゴリズムについても、確率とのつなが...
確率の話、行列の話、コンピュータのアルゴリズムの話。 女の子の登場人物がまた増えて、ついに4人に。現実味が薄れてくるなぁ。 アルゴリズムの話は、面白いのは分かるが、数学ガールで取り上げるネタとしては、何だかずれているように思った。 表題の乱択アルゴリズムについても、確率とのつながりを濃厚にするならば、最短で見つかる確率と最長で見つかる確率を変動することは出来ないが、確率分布を変えているのだと言うことが伝わるようにした方が良かったのではないかと思った。 クイックソートにランダムなフィルタを噛ませることで制御性が上がるという話は、ディザリングを加えることで可聴帯域のノイズを減らすノイズしぇーぴんぐにも通じる話だと感じた。 ソートやサーチのアルゴリズムの話は、ある意味陳腐な内容だから、ちょっとつまらなく感じた。
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なんかチョットした本が読みたいなと思って読んでみた。 数学を絡めた小説。 数学の部分はわかりやすく、為になるように書かれていて好感触だった。(とくに乱択アルゴリズムの計算量の評価のぶぶん) でも、途中で入る小説部分が少しあっさりしすぎというか、なんか「必要なのか?」感が否め...
なんかチョットした本が読みたいなと思って読んでみた。 数学を絡めた小説。 数学の部分はわかりやすく、為になるように書かれていて好感触だった。(とくに乱択アルゴリズムの計算量の評価のぶぶん) でも、途中で入る小説部分が少しあっさりしすぎというか、なんか「必要なのか?」感が否めなかった。うーん、なんかこういうタイプのストーリーはそんなに好きになれないんだよなーー。
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シリーズ4作目.基本的には数学だけど今回からはアルゴリズムについても触れてる.プログラミングの復習したい人はいいかも.ソースコードものってるので.毎回だけど例題がありそれを解くまでの過程がすごく面白い.
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久しぶりにこのシリーズ読んだ。ちょうどランダムウォークについて復習しようと考えていたときに、この本が出た。内容は相変わらずわかりやすい。
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ほかのシリーズは読んだことはないですが、アルゴリズム・確率・行列といった内容がわかりやすく書かれているので、とてもわかりやすいです。 個人的にオーダーについてわかりやすく書かれていたのが、良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いや、面白かったし、ランダムウォークとかなんとなく分かった気になれたけど、如何せん今までの登場人物と違って、リサちゃんに「グッ」とくるものが無かったのが残念。
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わかってたつもりのことを、より深く、あるいは別のアプローチで解説してもらえた。どんどん厚くなっていきますね、このシリーズ。 そして、物語の行方がすごく気になる
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数学に萌える。。。一応理系だけど学生時代は萌えたことなかったな。この数学ガールは学生時代に出会いたかった本の一つだ。小学生の息子が中学に入ったら4冊セットで贈りたいと思う。てか、その頃には5、6冊になってるのかも(汗) 4作目の今回は「乱択アルゴリズム」をテーマとして取り上げて...
数学に萌える。。。一応理系だけど学生時代は萌えたことなかったな。この数学ガールは学生時代に出会いたかった本の一つだ。小学生の息子が中学に入ったら4冊セットで贈りたいと思う。てか、その頃には5、6冊になってるのかも(汗) 4作目の今回は「乱択アルゴリズム」をテーマとして取り上げている。前作に比べてテーマが比較的簡単(?)で、自分がSEでアルゴリズムに馴染みがあったこともあってか楽に読めた。それでも少し進んではちょっと戻って、といった感じで読了までには随分と時間がかかった。まぁ、楽しめる時間が長いってことでお得な1冊だと思う。
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『数学ガール』に続きシリーズで読んだ2冊目。 フェルマーの最終定理やゲーテルの不完全性についてはまだ読んでいないが、第一弾に比べれば幾分易しい内容に感じた。まあ、それは確率やアルゴリズムなど普段接する機会のある分野だったからかもしれない。 ただそれでも、一見異なる問題や概念が...
『数学ガール』に続きシリーズで読んだ2冊目。 フェルマーの最終定理やゲーテルの不完全性についてはまだ読んでいないが、第一弾に比べれば幾分易しい内容に感じた。まあ、それは確率やアルゴリズムなど普段接する機会のある分野だったからかもしれない。 ただそれでも、一見異なる問題や概念がまったく別に見える問題で関連していたり、問題はシンプルなのにその意味ははるかに深かったりする、数学の魅力・奥深さを十分に伝えていると思う。 きっと、学校で習う内容からしたらP≠NP予想なんて問題に出会う前に、いくつも数学的概念を習得させられることになるだろうに、これっぽっちの分量でその端に触れさせてくれる本書は素晴らしい。
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