うさぎパン の商品レビュー
久しぶりに純粋な恋愛小説を読んだような気がする。 もちろんこの本に出てくる人達も様々な問題や境遇を抱えているけれど、現実の世界でも何もない人生を送っている人なんていないと思う。 そんな中で愛する人が居るってことだけで本当に幸せであるということを再認識させてくれた。
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初初しい高校生の恋愛を楽しめる一冊です。本書では少し非現実的な要素もありますが、そんなことが一切気にならないくらい自然な恋愛を楽しめました。 パンをきっかけに同級生と最初は恋人では無く友人として、そして恋人になり、喧嘩して仲直りして、嬉しいイベントや悲しいイベントを乗り越えると...
初初しい高校生の恋愛を楽しめる一冊です。本書では少し非現実的な要素もありますが、そんなことが一切気にならないくらい自然な恋愛を楽しめました。 パンをきっかけに同級生と最初は恋人では無く友人として、そして恋人になり、喧嘩して仲直りして、嬉しいイベントや悲しいイベントを乗り越えるというよりはただ淡々と楽しくもあり悲しくもある日常を過ごす印象でした。 また、書き下ろしのハチミツでは本編とは違う大人の恋愛を楽しめます。 本編と書き下ろしがいい対比になり、二つの恋愛の違いを楽しめました。 もう高校生の頃の恋愛は経験できませんが、それを疑似体験できる。本書を読んで本書自体の魅力も伝わりましたが、小説自体の魅力も再認識できました。
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2024/08/31 瀧羽さんの本をさらに買ってみた。巻末の書評に「精神疲労時の栄養補給に」という表現が使われていて、まさにその通りの作品だなと思いました。 主人公の優子は単身赴任で父が不在の家に、再婚相手のミドリさんと一緒に暮らす高校生で、ある日、家庭教師で大学院生の美和さん(...
2024/08/31 瀧羽さんの本をさらに買ってみた。巻末の書評に「精神疲労時の栄養補給に」という表現が使われていて、まさにその通りの作品だなと思いました。 主人公の優子は単身赴任で父が不在の家に、再婚相手のミドリさんと一緒に暮らす高校生で、ある日、家庭教師で大学院生の美和さん(美和ちゃん?)が来るところから始まる物語です。 これだけだとタイトルのうさぎパンって何?かと思いますが、優子の気になる人である富田くんは、父親がパン屋をやっている人でそこと関係があります、 どう関係してくるかはぜひ読んでみてほしいなって思います。 人が当たり前にしていることが優しい表現とか優しい流れで進んでいくお話で、読んでて本当に心が癒やされていくような気がします。
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お腹空いた! うさぎパンもはちみつもどっちともあったかくなる話でやっぱりこういう話が一番だなと思った。パンがすごく食べたくなった。うさぎパンの優子と富田くんの付き合う前の関係がすごく可愛いと思った。パン好きの男子にあまり出会ったことがないから、富田くんという存在自体が珍しかったけど高校時代にこんな心優しい男子はいなかった。。。
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高校生カップルは初々しくて、微笑ましいけど、世代的に同じ気持ちにはなれなかったかな。懐かしい昔を思い出すのも… 失恋で立ち直れずにいる、主人公の友達の気持ちの方が想像できた。パンがモチーフになっていて食欲をそそられたわ!
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ちょっと疲れている時、余裕がない時に読むと、心が落ち着く小説。 何気ない日常にちょっとしたスパイス(?)が加わって読みやすく面白い。 パン屋さんに行きたくなった。週末に行こうかなぁ。
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図書館で見つけた。 主人公のゆうこは継母のみどりさんと暮らす。 ある日、家庭教師の美和さんがやってきて、意外となつく。 一方、学校では富田くんと急接近のゆうこ。 ときどき美和さんから産みの母親の聡子が顔を出す。(この時点では単なるミステリー。) 美和さんと彼とダブルデートに行く...
図書館で見つけた。 主人公のゆうこは継母のみどりさんと暮らす。 ある日、家庭教師の美和さんがやってきて、意外となつく。 一方、学校では富田くんと急接近のゆうこ。 ときどき美和さんから産みの母親の聡子が顔を出す。(この時点では単なるミステリー。) 美和さんと彼とダブルデートに行くゆうこ。 最後に聡子から出生の秘密を聞いてしまう。
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古本屋さんで偶然手に取り読みました。 「うさぎパン」も「はちみつ」どちらも好きでしたが、「はちみつ」の登場人物に年齢が近いので感情移入することが多かったです。 最後のベンチで2人、食事をする場面からが特に好きでした。
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女子高校生の日常を描いた物語。 いたって普通の高校生活で、友達、気になる男子との関係、受験など、小さな悩みはあるが日々こんなことがあったという話が淡々と続く。 そして亡くなった母親について、一度も登場しない父親について、淡々とすごい事実が語られる。
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