うさぎパン の商品レビュー

瀧羽麻子【著】

2023/01/05

文章の持っているふんわり感とか
人を「ひと」ってひらがなで書くところとか
いちいち文章からにじみ出てくるものが
どれをとってもとてもわたしの好きな雰囲気でした

高校時代特有の、ありきたりな表現ではあるけど甘酸っぱさとかほろ苦さとか
いろいろな大人と関わることで相手のことも自分のこともゆっくりゆっくり知っていく過程とか
描かれている全てにとてもほっこりしました

瀧羽麻子さん、ほかの作品もとても読んでみたい
また好きな作家さんがひとり増えました、うれしい

2023/01/03

☆4

今年の干支ということもあり、新年に読みたかった作品です。
私もパンが大好きなので、新しいパン屋さんや普段は行かない街でパン屋さんを見掛けると思わず入ってしまいます。パンってとても魅力的ですよね(*´˘`*)
作中に美味しそうなパンがたくさん出てくるので、パンを用意して読み始めると更に楽しめると思います♪心温まる素敵な作品です❁⃘*.ﾟ

2022/12/10

可愛かった！
持ってる簡単な語彙で説明すると、耳をすませばのパン屋ver.のそしてバトンは渡された的な作品。
優しい世界かつ美味しそうな表現でサラッと読めて幸せな心地になれます。
好きなパンを用意して読むと更に良いかも

2022/11/06

ゆうこの日常を美味しいパンと一緒に穏やかに楽しむ本かと思っていたら！！
途中のスパイスに　えっ？！　と声が出てしまった

私もパンが好きなので、アトリエに行ってみたいと思いました

2022/10/04

パン屋さん出てくるだけでなんでこんな幸せなんやろ。パン好きすぎか。2人と一緒で私も硬いパンのが好き。ぱん

2022/10/02

焼きたてのパンの優しい香りが似合う本

表題の「うさぎパン」はちょっとファンタジックなストーリー
優しく静かな愛があちこちにあふれてる

愛情をエネルギー保存の法則に喩えて、総量が一緒でそれをわけるのだから大切なものが多ければ分散されてしまうという優子と、愛情資源無限大の法則とやらを信じてる母親とのやりとりは楽しい
私は無限大派だなぁ～大切なものがあるほど、それから悲しみを経験したことがあればあるほど愛は大きく深くなるんだと思ってる
その表現方法が難しいから伝わってるかどうかはまた別の話になるけれど

２つ目の「はちみつ」はうさぎパンの隣で起きてたセカンドストーリー
優しさの押しつけでなく、そっと寄り添ってくれるってやっぱりいいな

2022/09/08

パン好きな女の子が高校でパン好きな男の子と出会い、もはやパン好きな男の子はパン屋の息子。

もっとパンのことについての話かと思っていたら、まさかの家庭教師に亡き母親が憑依！ここでおぉ？ファンタジー？ってなるけど、そこまでそこも深く追求していかないし、最終的には産んだ親も結局育ての親のミドリさんだった。
そこの理由が個人的にイラッとしたし腑に落ちなかった。
ミドリさんいい風にいるけど愛人だったし、同時に妊娠させる夫、最低すぎる。。そこで身体弱いのに産もうとして、結局死産になって聡子さん自身も意識不明になって、そこで寿命縮まったとしか思えない。
それも意識失ってるうちに愛人の子を聡子さんが産んだていにしたのが本当に最低すぎて、ええ？こんな優しい本なのにとっても嫌な話はいってくる…

でも最後はパン好きな男の子とちゃんと付き合ってクリスマス幸せだし、美和さんがクリスマスプレゼントにくれたうさぎのキーホルダーの理由も良かった。

でもまぁ個人的にほ2作目のはちみつの方が断然好きだった

１話目にもでてきた家庭教師の美和さんの友だちの桐子さんのおはなし。
大失恋して、元彼と思い出のあるものが食べれなくなってしまう。特にパンは食べると吐いてしまう。

自分ではその人がいる時はさして気付かなかったけど、その人が自分の中にすごく色付いてることって居なくなってから気付くことあるなぁ。

その中でいつも美和さんとお昼食べていたけど美和さんがいない五日間、吉田先生とご飯を食べることに。その先生が良い。深入りは絶対してこないのにちゃんと人の心の温め方を分かってて。

からのおかげでパンも食べれるようになる
2人が付き合うとかは書かれてないけどそうなってほしいと思わせた。

2022/05/19

青春だなぁ、と思った。

パンが好きなので無性に食べたくなり、帰り道にあるパン屋さんを巡った。いつもと違う甘いパンを食べて、ほっこりした。

2022/03/13

世の中に必要なものしかなかったら、とんでもなく殺風景なことになるわよ。

そのひとのことで頭がいっぱいになるような、そんな相手に出会える確率って、そんなに高くないのよ？

知っている場所は限られているものですよ。

きっかけがない限り、なかなか外には目が向きにくい。

2022/02/25

パンの好きな女子高校生の家族と恋愛と成長の物語。
ほっこりする温かい本だった

〇〇屋さんって色々あるけど、私の中ではパン屋さんってちょっとだけ特別な気がする

パン屋さん巡りって良いよね、、
パン屋さんのパンが食べたくなった、明日買いに行こう

もう一つの短編、はちみつも良かった
こちらのほうが親近感が湧く