成金 の商品レビュー
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小説という形で書かれているが,著者の体験段が元になっている. そのため,リアリティがあり,さらにノンフィクション部分でそこの部分を膨らませている. 読み終わりにこの記事を読んだ. http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/24/news011.html 登場人物のモデルとなっている人を調べるの面白い. 拝金の後に読んだが,個人的には拝金の方が面白いと感じた.
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とても読みやすくおもしろかった!!主人公率いるチームAKKAの個性豊かなメンツの活躍や活動に対する葛藤などが描かれており、最後まで楽しめました。
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目指せ100冊! 10/100 久しぶりの更新になってしまった泣 今回読んだ本は『成金』 著者 堀江貴文 前回読んだ『拝金』に次ぐホリエモンの二作目です。 時代は遡ってITバブルが起こっている時代、そして、 ホリエモンと思われる堀井が主人公となっています。 ストーリーはITバブルが隆盛を誇っていた2000年に堀井が率いるチームAKKAが ITのベンチャーの雄、LIGHT通信へと勝負をしかけるという内容。 前回もそうだったのだが、これはフィクションなのか、リアルなのかが 分からないこの何とも言えない想像を掻き立てられる感じが非常に面白かった。 ホリエモンがどういったことを考えそして行動してきたのかが少し分かったような気がした。 ITバブルの時代がどのようなことが行われてきたのかは知らないが、 色んな想いや、夢、野望などが交錯せいていたことは間違いないと思う。 小さなオフィスから始まる様々な夢がすごくステキだなと思う。 このタイトルである成金の意味もなるほどなと思うw とりあえず行動することもやっぱり大切! ってことでこれもなかなかオススメですよー!
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ホリエモンの前作『拝金』に繋がる一作。2000年前後の華々しいIT業界を舞台に繰り広げられる、熱いビジネスバトルを書いているのだけど... いまいち響かないのは、なんでなんだろ。 more is better 目には目を 弱肉強食 などなど、ちょっと古い思想だとおもえてしま...
ホリエモンの前作『拝金』に繋がる一作。2000年前後の華々しいIT業界を舞台に繰り広げられる、熱いビジネスバトルを書いているのだけど... いまいち響かないのは、なんでなんだろ。 more is better 目には目を 弱肉強食 などなど、ちょっと古い思想だとおもえてしまうのは、多分わたしが凡人だからかもしれない。
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「こういう人達とは根本的に何かが違うんだな」と痛感する一冊。フィクションとノンフィクションの境目のような世界観が心地よい。オススメ。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ】 ●金で動かされる人間はダメだ。...
「こういう人達とは根本的に何かが違うんだな」と痛感する一冊。フィクションとノンフィクションの境目のような世界観が心地よい。オススメ。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ】 ●金で動かされる人間はダメだ。価値のあるのは、ま、使える人間って言い換えてもいいけど、金でしか動かない本当のプロフェッショナルか、金では動かない最高のアマチュアなんだよ。 ●カマキリはこのハリガネムシを大きくするために何にでも喰らいつくんだ。いくら喰ってもハリガネムシに影響を取られ、腹が減ってしょうがないからな。ハリガネムシを失ったカマキリは一転して飢えから解放される。だが同時に獰猛でもなんでもなくなり、ほかの動物に食われるんだ。 ●トップに立つ男はハリガネムシをここに飼ってんだ、巣食ってんだ。だから喰いたくて喰いたくてしかたねえ。手当たりしだい喰らう。喰えば喰うほど腹が減ってくる。決して満たされることはねえ。満足もしねえ。ハリガネムシを失ったら終わりだ。誰かの獲物になっちまう。 ●なあ、金になるから価値があるのか?値段をつけられることではなく、値段をつける側になることのほうが、ずいぶんとましなことだし、もっと言えば、本当の価値とは誰からも値段をつけられないことだと、僕はそう思うけどね。 ●結局、どんなに厳重に守っても情報は奪われるものなんだ。だが、厳重を期せば、相手は情報略取の代償として「時間」を失う。そしてな、私らの仕事はその時間が何より貴重なんだ。情報それ自体を守るのではなく、相手により多くの時間を消費させる。それが情報戦で勝つコツだよ。 ●「歩」は強いのだ。ひたすら前に進むしかないからだ。敵陣に突っ込むしかないからだ。相手にすればこれ以上の脅威はない。「と金」になるしかない、そうわが身の定めを知る思慮深き「歩」は強いのだよ。
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堀江貴文による小説第二弾。 ネット勃興期のビジネスの攻防を描いた作品。リアリティがあるのか私には分からないが、疾走感があって引き込まれる。IT産業の可能性などが垣間見れる作品。
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チェック項目17箇所。金で動かされる人間はダメ・・・価値のあるのは金でしか動かない本当のプロフェッショナルか金では動かないアマチュア。ITの本質は無料・・・ITのビジネスモデルで問われるのは提供するソフトやサービス以外のところで儲けを出す仕組みそのもの。悪はより悪い方が勝ち覇権を握る。撒き餌に群がる小魚を狙う大物を狙う。IT業界はスピードがすべて・・・今この瞬間に同じアイデアを持つ人間がいる。蟷螂はハリガネムシをおおきくするために獰猛になる・・・ハリガネムシのいなくなった蟷螂は逆に喰われてしまう。バブルは不要に女の価値を上げた。目には目を歯には歯を・・・≠やられたらやり返せ。=やられたこと以上の復讐をしてはいけない。どんなに厳重に守っても情報は奪われるが厳重を期せば相手は情報略取の代償として時間を失う。時代の役目という考え。なぜ、メッセージを持った料理を作っているのか?敵陣に入れば歩は成金になれる。世襲の少ない業界はヤクザ・・・組長の息子がトップになれるわけではない。
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想像以上に面白かったので意外。時系列があちこち飛ぶのが惜しい。もう少し整理されてればもっとわかりやすかったのになぁ…。
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良くも悪くも、前作「拝金」の補完書という印象。 時代の転換期を取り巻く人間模様の描写は迫力がある。 ただ、やはり小説としての趣味の悪さと細部の荒さは目立つ。 前作と併せて、「情報を伝えるための物語」というチャレンジについては、 先に挙げたような課題を残しつつも、秀逸であっ...
良くも悪くも、前作「拝金」の補完書という印象。 時代の転換期を取り巻く人間模様の描写は迫力がある。 ただ、やはり小説としての趣味の悪さと細部の荒さは目立つ。 前作と併せて、「情報を伝えるための物語」というチャレンジについては、 先に挙げたような課題を残しつつも、秀逸であった。
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どこまでフィクションなんだろう、って思うけど、業界に詳しい人は面白いかも。 全体的に設定が甘い気がするが(特に、人物像、背景)、ライトな小説としては楽しめた。
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