孤独と不安のレッスン の商品レビュー
「孤独はみじめ」という価値感をリセットする。この言葉だけでグッと軽くなる人は多いのではないか。著者は孤独を推奨してわけではなく、自分の孤独と向き合うことで「ひとり」として人と真摯に向き合えることを説いている。「他者と他人」の違いはいい言葉だと思う。ただ、やっぱり他人にコミットし「...
「孤独はみじめ」という価値感をリセットする。この言葉だけでグッと軽くなる人は多いのではないか。著者は孤独を推奨してわけではなく、自分の孤独と向き合うことで「ひとり」として人と真摯に向き合えることを説いている。「他者と他人」の違いはいい言葉だと思う。ただ、やっぱり他人にコミットし「他者」になることが恐いから潜在的かつ結果的に孤独になる人も多いわけで、前半の孤独容認論と後半の他者との積極的交わりの転換がやや強引な印象を受ける(特に中盤に謎のお洒落写真?を挟んで)。鴻上氏の言葉は染み渡るのだが、書き溜めたものをなんとなくくっつけたような気もした。
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100点を目指すのではなく、67点の人生を認めること 後ろ向きの不安だらけの人生 孤独と向き合うには相当な体力がいるだろう 海外に行くのも手だと作者は言っているが、確かに。 友達100人できるかな、なんて無理強いしないで なんて言いながら、許して支えてくれる人を2人もつことが目標って… 結局、人は孤独に負けるからってことじゃないのか? 負けないためにはやっぱり友達は必要だよね。
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再読2度目。 印もつけてあるのに結構忘れてる。 ひどく不安を感じた時は、本の存在も忘れずにいたい。 2020.1.6
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孤独には、「本物の孤独」と「ニセモノの孤独」があり、不安にも「前向きの不安」と「後ろ向きの不安」がある。せっかくなら「前向きの不安」に悩み、考え、「本物の孤独」に向き合い、肩ひじはらずに楽しく生きることを提唱。『「空気」と「世間」』を読んでみたいと思った。
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めざましテレビで紹介! あなたを支えるものを作る。人気演出家が綴る「ひとり」を生きるための練習帳。
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押しつけがましさがなく、素直に納得して読めた。 不安にフォーカスを当てない。つらいとき、不安でいてもたってもいられないときは、誰かに何かをあげることを考える。これは、とても参考になるレッスン。
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ある程度大人になった今となると、「空気と世間」の方が説得力を感じられて好きだった。 でも、お酒を飲んだら彼女に暴力を振るう友人のエピソードには少し涙が出そうになるところがあった。 この頃のやりきれないたくさんの思いが、鴻上さんの舞台で昇華されているんだろうなあと思った。
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中学時代の経験があって早くから孤独と不安についての大切さに気づいていた。やっぱりこういう感覚は大事なんだなぁと再確認。 サウナと孤独、自分との対話、だからサウナで人と話したくない 丸一日繋がらない日をつくる 無理に友達をつくるくらいなら一人の方がいい 人間は一人でいる時に成長す...
中学時代の経験があって早くから孤独と不安についての大切さに気づいていた。やっぱりこういう感覚は大事なんだなぁと再確認。 サウナと孤独、自分との対話、だからサウナで人と話したくない 丸一日繋がらない日をつくる 無理に友達をつくるくらいなら一人の方がいい 人間は一人でいる時に成長する コミュニケーションを諦めない、すぐ他人にしようとする癖をなくす 他者はプラスとマイナスの両方をもっている 人間は分かり合えなくて当たり前、だからこそ試みる価値がある 何をしたらいいかわからないときに、自分で課題を見つける
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自分のことを見つめなおして考えたかったので、読んでなるほどと思い、知らない土地へひとり旅に出ることに。 この本に書いてあることを少しずつ行っていけたらこの先今よりもちゃんと一人で立って歩ける気がする。
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心のコントロールの指南書みたいなものかと思ったけど、エッセイに近いような 尾崎世界観さんがおススメされてたのでよんでみました。 心の持ちようは難しい
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