狼と香辛料(ⅩⅥ) の商品レビュー
チョコレートに蜂蜜をからめたあとに砂糖を大量にまぶして生クリームを添えましたー、ってくらい甘くて胸焼けする。
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狼と香辛料最終章下巻。開始早々首根っこをつかまれた感じの展開です。やはり普通には終わらせてくれない。一山二山あってこその二人の旅。ニヤニヤが止まりません。
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続けりゃいいのに。 あと意外な最後の展開だった、 もっと動物王国みたいに展開してもよかったのに。 その方がカタルシスがあった気がする。 これまでだと、結構焦点があたっていたのは、単一の(ビジネス)モデルとの駆け引き(というかロレンスが罠に落ちる)だったのだから、デバウ商会の今後...
続けりゃいいのに。 あと意外な最後の展開だった、 もっと動物王国みたいに展開してもよかったのに。 その方がカタルシスがあった気がする。 これまでだと、結構焦点があたっていたのは、単一の(ビジネス)モデルとの駆け引き(というかロレンスが罠に落ちる)だったのだから、デバウ商会の今後の罠にもはまりつつ、似たような(同じような)モデル間での罠におちるとか、あったら楽しいのに。 ようは商会間とかで、股旅ものみたいな展開を期待しちゃうけれど、 ホロかぁ。 ごくろうさまでした。
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ホロとロレンス、やっと2人素直になった感じですか・・・! 感動の本編最終巻です。あいかわらずのgdgdぷりというか、でも何気にほろりとくる場面もありき、ホロを呼ぶ場面がかなり好きだったかもしれないッ。 全般の感想で言うと、意図的にはぐらかすために文章を1行抜いたような部分が多々...
ホロとロレンス、やっと2人素直になった感じですか・・・! 感動の本編最終巻です。あいかわらずのgdgdぷりというか、でも何気にほろりとくる場面もありき、ホロを呼ぶ場面がかなり好きだったかもしれないッ。 全般の感想で言うと、意図的にはぐらかすために文章を1行抜いたような部分が多々ありました。読むほうそこは自分で想像して考えろっていう、霧霞てきな・・・。 もちろん前後の文章から想像はできますが、そこは一番大事なところじゃないの!?ってのをあまりにも意図的に抜きすぎてる場面がちょっともったいなかったかなぁと。 もっとうまくやれれば◎読みやすく理解しやすい話になりそうでしたっ。 とりあえずハッピーエンドの方向で、2人の未来に祝福を・・・(*´∀`*)
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16巻を読み特に印象に残ったのは、時代の移ろい。あとがきで作者がPC一台使い潰した云々で、このシリーズも5年間やって来たんだなと感嘆すると同時に、1巻以降物語中にも時代の変化が強調されていたように思える。不要になった神としての扱いを受けたホロ、傭兵・王の時代の終焉、そして太陽の...
16巻を読み特に印象に残ったのは、時代の移ろい。あとがきで作者がPC一台使い潰した云々で、このシリーズも5年間やって来たんだなと感嘆すると同時に、1巻以降物語中にも時代の変化が強調されていたように思える。不要になった神としての扱いを受けたホロ、傭兵・王の時代の終焉、そして太陽の金貨に見られる商業の力の拡大。特に。狼と化したホロの挿絵は久々だったが、1巻の時の変身(?)と比較すると、立ち回りは幾分寂しく見える。 思えば、自分が読んだ他のライトノベルは、どの主人公やヒロインも新しい時代へと突き進んでいくエネルギッシュな人物だった。文学少女シリーズの井上心葉、恋歌シリーズのカルエル・アルバス、ポストガールのシルキー・・・。対照的に、本小説ヒロインのホロは、時代を見送ることを運命づけられた側となる。 あとがきにある「幸せであり続ける物語は可能なのか」という問いは、いつかロレンスに先立たれるホロ、ホロを置いて先に逝くことを運命づけられたロレンス共に逃れることのできない問い。 2人にとって、また狼と香辛料のハッピーエンドがどんなものなのか、最終巻がとても楽しみ。
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完結編。 通貨発行、為替、利権と金の力。 人に幸福をもたらすものだけが、商人の扱う利益ではない。力としての金にも、暴力というものがあるのだ。
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終盤まで逆転のきっかけがなかったのでこれはバッドエンドか!?ともやもやした。 最終的には大丈夫だったけどコレまでに比べると達成感が薄い感じ。 まぁホロのデレる様が可愛かったので問題ないです。 エピローグも楽しみ。
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星6つあげたい位、素晴らしい最終巻でした! 特にロレンスがいつも以上に主人公らしかった。 彼は、多くの事に真剣に悩み、もがき、苦しみ抜いて、本当に大切なものを導き出します。 商人の誇りを語る場面や、ホロに協力してもらって演説する場面はジーンときました。 因みに本巻でのホロは、もう最初から最後まで、彼女というよりは奥さんでしたね。 本編はこれで終わりのようですが、エピローグ編が別途でるそうな、楽しみです!
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完結。非常に面白いシリーズだった。経済的な発想の貧困な私には理解の難しい部分もあったけど、ある意味勉強になったし。
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強欲な資本主義を全うな商人が打ち倒す勧善懲悪。 ただし、そこに主人公はほとんど噛まず、演者は常に周りの者。悪を打ちのめす商人を守る英雄譚は傭兵のリワードのもの、悪を打ちのめす正義の算盤はヒルデのもの、古の神としてジョーカーを演じるのは他ならぬホロ。最後にある見せ場もろくに演じられないロレンスは、しかしこの冒険の答えを早々に出していた。 それは強欲な資本主義に対する、唯一絶対の言葉。 その言葉を忘れた者に、強欲の炎は取り憑いて芯まで燃やし尽くす。 忘れてはならぬ水としての言葉。
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