伝わる!文章力が身につく本 の商品レビュー
2012年は書く能力、ライティングを集中的に勉強しています。 何となく書いている文章というものを理解するために、最初に選んだのが本書です。 文章力というタイトルの通り、第一章では文章の基本的な骨組みとなる「文の土台について」が、書かれています。 第二章では文章の中身を味付けをする...
2012年は書く能力、ライティングを集中的に勉強しています。 何となく書いている文章というものを理解するために、最初に選んだのが本書です。 文章力というタイトルの通り、第一章では文章の基本的な骨組みとなる「文の土台について」が、書かれています。 第二章では文章の中身を味付けをする方法である「内容を豊かにする」が、取り上げられます。 第三章は書くための言葉「語法」、 第四章では文章を考えるという「組み立て方」が記されています。 入門書というだけあり、非常に分かりやすいです。 普段、いかに何となく書いているということを認識させられました。入門といえどもここに書かれている基本原則をしっかりと意識できるようになれば全く違う文章が書けているだろうと思わしてくれる良書です。
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ジャーナリストで東大客員教授の方の本。日本語の勉強になる。ベースとなる知識とどのように文章を書いていけばいいか学べる。
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分かりやすい日本語文法の本。 こういうのは学校の授業できっちりやってほしかった。 残念なのは、日本語についてのテキストなのに横書きであること。 日本語について論じているなら、縦書きにすべきではないか。
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意識しないと忘れがちなことが書いてあり、便利。 読書する本というよりも、手元に置いて確認するためのガイドブックに最適。
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卒論をやるにも、就活にも、文章力が必須です。とりあえず、文章を書く機会が多い大学生のうちにこの本を読んでおきたいです。
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日本語の文章力を向上することを目的とした本。 わかりやすい日本語を書くための80のルールを提示し,例文とともに改善例を記載している。 もっともなことは記述してあるが,これで自分の文章力が向上するとは思えなかった。 また,前半と後半で矛盾しているような部分もあり,書籍としてのレベルも。。。 自分のようなビジネスの報告書で他人に伝えたい場合に,文字量を削減するような部分は, 参考になったが,「が」「は」の違いなど,ライタークラスの文章を書くための細かい内容は逆に不必要だった。 個人的なレベル向上には,今は表現例やいいまわしなどの例文集を読むべきだと感じた。
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文章を書くときのルールが紹介されている。例文もついていて分かりやすい。普段、感覚で文章を書いたので直していこう、と思った。
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例が具体的でわかりやすい。そういう例を挙げられるのはすごいと思う。 重ね言葉はやってしまいそうなものがかなりあって勉強になった。 文章力の要素、 ①題材を見つける発想力②素材を集める取材力③素材を適所に置いて話を組み立てる構成力④豊かな語彙・表現力⑤読み手を説得する力 というのは参考にして意識していきたい。
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文章の土台、内容、語法、組み立て。よくまとまっている。読んだからといってすぐ良くなるわけではないけれど、文章を書くときに参照すれば役立つかも(←かもとかとかで文章を終わらせるなという記述もあった)。 巻末に原稿のルール、同音同訓異義語、言い換え表現などの簡単な特集もあり。以前読ん...
文章の土台、内容、語法、組み立て。よくまとまっている。読んだからといってすぐ良くなるわけではないけれど、文章を書くときに参照すれば役立つかも(←かもとかとかで文章を終わらせるなという記述もあった)。 巻末に原稿のルール、同音同訓異義語、言い換え表現などの簡単な特集もあり。以前読んだ他の本にも載っていたけど、気づかずに使っている重ね言葉や、既に一般に定着した重ね言葉の例が多く、面白い。豌豆豆(えんどうまめ)とか、フラダンス(フラがダンスの意味)とか。後で後悔、炎天下の下、予てからの懸案、次の後継者、すべてを一任、最後の追い込み、製造メーカー、思いがけないハプニング、…きりがない!
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この本を読み終わって、初めて気がついたことがある。見出しの右上に「よくある」「重要」のタグがあることを。このことについて、本書では何ら説明していないが、「重要」の箇所と「よくある」の箇所を再読すると確かにと思える。 80の項目が多すぎて読破の道半ばにして断念してしまいそうであるが...
この本を読み終わって、初めて気がついたことがある。見出しの右上に「よくある」「重要」のタグがあることを。このことについて、本書では何ら説明していないが、「重要」の箇所と「よくある」の箇所を再読すると確かにと思える。 80の項目が多すぎて読破の道半ばにして断念してしまいそうであるが、本書のエッセンス的な部分を理解するには、まずは「重要」5箇所を読み、次にできれば「よくある」28か所を読む。そして、余裕があれば、タグなしの箇所を読む。これがこの本の攻略法のように思う。 この分類からわかることは、文章力を身につけるには、まずは、個々の文を見るのではなく、段落等の文の塊の組み立て、構造、構成といったものから理解し、それを踏まえたうえで、個々の文のルールを吸収していくという流れになっていくのではないかと理解した。森から木に視点を移していくということになろう。
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