For You の商品レビュー
後半、どんどん目が離せなくなった。 さすがに、途中であれ?!って気づいてしまって残念だったけど、引き込まれました。 家族が亡くなってしまったのは、ほんとに切ない。私もたくさん恋愛したら良かったな
Posted by
ウエディングプランナーを読んで本棚に仕舞おうかと思い、フォーユーが目に入るが内容を思い出せないと、気になりました。やはり読み返す事にしましたが、初の恋愛小説だったんだと、冬子さんと朝子の同時進行で、どちらも息の抜けないとても面白い出来事でした。韓流スターが出てきて、まさか兄弟だっ...
ウエディングプランナーを読んで本棚に仕舞おうかと思い、フォーユーが目に入るが内容を思い出せないと、気になりました。やはり読み返す事にしましたが、初の恋愛小説だったんだと、冬子さんと朝子の同時進行で、どちらも息の抜けないとても面白い出来事でした。韓流スターが出てきて、まさか兄弟だったとは、藤城がどういう理由で姿を消したのか分かってから展開が速くなったが、一途な恋が実ったんだと理解出来た。高校生の思い出だけで終わらずに、その想いを持ち続けて、自分なら気持ちを伝えられない時点で諦めるし、それが膨らんで愛になる
Posted by
叔母と私の2つの時間軸が交互につづられるかたちで物語が進む。 特に叔母が過ごした1980年代については、高校生活の出来事、会話の間合いなんかが本当にリアルで引き込まれる。江ノ島まで男女10人で遠出したり、進路をこっそり話し合う雰囲気、卒業式後の同級生の挙動など。ああこんな感じだっ...
叔母と私の2つの時間軸が交互につづられるかたちで物語が進む。 特に叔母が過ごした1980年代については、高校生活の出来事、会話の間合いなんかが本当にリアルで引き込まれる。江ノ島まで男女10人で遠出したり、進路をこっそり話し合う雰囲気、卒業式後の同級生の挙動など。ああこんな感じだったなと自分の忘れていた高校生活が再びなぞられ、思い返せば楽しいこともいろいろあったなと幸せな気持ちになる。それもイヤな奴が出てこないおかげか、優しい気持ちに浸れて心地いい。 友人関係など自分の近辺で感じることは現代と同じようなものだけど、日韓の関係性というもう少し広い世界に目を向けるとその時代の空気が今とは異なることも興味深い。在日朝鮮人、帰化、世代による価値観の違い、今より生きにくい時代だったろうなと。 物語終盤は、叔母と私それぞれの物語がまさかつながるとは、、!って感じ。ちょっと強引な気もするかな。 ミステリーというよりかは、学生時代の懐かしさにほっこりしたいときに読みたい。
Posted by
2.75 読み進めていくとどーゆー結末になっていくかというのがわかってしまうが甘酸っぱさを感じる作品 映画雑誌の編集者の女性とその叔母の学生時代の2つに分けて構成された小説 このタイミングでNetflixのFirst loveを観てたので、何か一瞬ぽいなぁと思った 1970年代と...
2.75 読み進めていくとどーゆー結末になっていくかというのがわかってしまうが甘酸っぱさを感じる作品 映画雑誌の編集者の女性とその叔母の学生時代の2つに分けて構成された小説 このタイミングでNetflixのFirst loveを観てたので、何か一瞬ぽいなぁと思った 1970年代と今より10年ちょいくらい前の時だと考える所や障害があるなと思ったというのは読んで確認して下さい
Posted by
今の時間と、日記に書かれた過去の時間 それらがどう結びついてくるのか全然想像できなかったけど、最後まで読んで、なるほど、と思いました。 高校生の頃からずっと想いあっていた2人がその後も想い合うなんてどのくらいの確率だろうかと思いました、、
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「涙なしには読めない、感動の純愛ミステリー」ではなかったけれど、1980年代の彼らの高校生活を読んでいるときは、青春だな、時代だよな、今とは違うから、会うのも何をするのも大変だったんだろうなとか、いろいろ考えながら読んだ。 現在の叔母、冬子目線を、もう少し読みたかった。
Posted by
「For You」五十嵐貴久さん 怖い作品/リカで著名な五十嵐さんの初めての恋愛小説です。 初恋/刹那さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 1980代ノスタルジー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 心穏やかさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ -----------...
「For You」五十嵐貴久さん 怖い作品/リカで著名な五十嵐さんの初めての恋愛小説です。 初恋/刹那さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 1980代ノスタルジー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 心穏やかさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ------------ 1.こんな気持ちになりたいならば、、、 難しく考えたくない、すとんと小説の世界に入りたい、ドロドロな雰囲気はちょっと、、、優しい気持ちになりたい。 そんな場合には、ぴったりかもです。 ------------ 2.1980年代にタイムスリップ 1980年前後、そう、山口百恵さんが紅白に出ていた年代。 スマホもなく、公衆電話。 そして、LINEもないから文通の時代。 そんな時代の高校生たちの恋愛事情。 グループ交際がもどかしく、また、奥ゆかしくも思える光景に出会えます。 ------------ 3.2010年現代 4大卒業し、編集者と勤務する女性。 育ての叔母の急逝にともない、遺品整理へ。 遺品から、叔母が高校生当時につけていた日記をみつける。 1980代の叔母が過ごした高校時代の甘く、刹那い日誌から見えてきたものとは? ------------ 4.過去と現在がリンクを始めて、、、 2.3.の物語が、小説後半でリンクしはじめます。 小説だからこそ、描ける世界。 小説だからこそ、楽しめる世界。 「For You」 読み終えて、ほっとできる作品でした。
Posted by
読了。キュンキュンしました。ラストは、推測しながら読んでましたが、そう来たかーって感じでした。当たらずとも遠からず…。 五十嵐さんの世界観好きです
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
叔母の昔の恋愛ストーリーはとても素敵だった。自分も学生時代を思い出して楽しくなったり、こんな恋愛してたら楽しかっただろうななどと人の昔の恋バナを覗くのはとても楽しかった。しかし最後の締めくくりは、途中でなんとなく勘づいてえーー!!やば!!!ってなったけどその気づきとは少し違っていたし、少し無理がある展開だなと思ってしまった。でもこの胸キュンや懐かしさを味わうためにまた読みたいなと思った。
Posted by
面白かった おじさん世代としては、80年代の物語が共感するとこ多い(笑) ストーリとしては、 育ての親であった叔母の冬子が急逝。生涯独身だった冬子。 映画雑誌の編集者の朝美は、そんな冬子の遺品整理で叔母の部屋に訪れます。そこで見つけた日記帳。 そこには、冬子が高校時代だった80...
面白かった おじさん世代としては、80年代の物語が共感するとこ多い(笑) ストーリとしては、 育ての親であった叔母の冬子が急逝。生涯独身だった冬子。 映画雑誌の編集者の朝美は、そんな冬子の遺品整理で叔母の部屋に訪れます。そこで見つけた日記帳。 そこには、冬子が高校時代だった80年代の青春が描かれていました。 一方、朝美は、韓国の映画の映画スターフィル・ウォンの来日に伴い、インタビューをとることに。 マスコミ嫌いの韓流スターのインタビューをどうとるか、東奔西走しています。 冬子の80年代の日記の物語 朝美の現代の物語 それが章ごとに交互に語られていきます。 80年代の物語 そうそう、そういう時代だったよなって思うところ多々あります。 今の人たちにはちょっとここは理解できないかも(笑)そんな中、冬子が想いを寄せていた藤城との関係はどうなる? 現代の物語 自身の私生活に決して答えないというフィル・ウォン そんなフィル・ウォンから朝美は他社を出し抜けるような価値ある情報を聞き出すことができるのか? そして、当然のごとく発生するアクシデント。 どうなるどうなる? そんなストーリは、最後一つにまとまります。 ちょっと強引だけど、話の展開から、なんとなくそんな方向かなっと思っていました。 こんな結末よいと思います。 ラストがとてもさわやか! お勧め
Posted by