For You の商品レビュー
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初めて前向きな恋愛小説を読みました。 凄くきゅんきゅんしました。 恐らく現実には殆んど無に近い内容であり、現実離れした感じはあるけど、ウォンが藤城だと思っていたらまさかの...という驚きが、それだけではなく沢山ありました。 藤城が亡くなったのはとてもショック。 ただ、冬子さんが「恋ならいつでもしている」という発言はとってもとっても素敵な言葉だと、読み進めていくうちに胸が奮えるくらい感動しました。 夢のような恋愛小説。 とてもほっこりしました。
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映画雑誌の新人編集者である朝美の最愛の叔母が急死した。遺品整理で見つけた古い日記帳に記された彼女の青春。生涯を懸けた純愛が、四半世紀後に奇跡を起こす。 80年代のラブストーリーってのが、まず心をグッと掴みます。携帯もネットもない時代のなんてピュアな世界なこと。登場するアイテムが懐...
映画雑誌の新人編集者である朝美の最愛の叔母が急死した。遺品整理で見つけた古い日記帳に記された彼女の青春。生涯を懸けた純愛が、四半世紀後に奇跡を起こす。 80年代のラブストーリーってのが、まず心をグッと掴みます。携帯もネットもない時代のなんてピュアな世界なこと。登場するアイテムが懐かしさと共感を呼び、現代の便利と思っているモノは私たちに真の豊かさを与えているのかとも思わせる。個人的には、千葉を例えるのに「すすめ!パイレーツ」が出たのが嬉しい。
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展開は想像できてしまうし、タイミングも良すぎるし、無理があると言えばそうなのだろうけど、私はこういうお話が大好きだ。 心がホカホカ温まる。 冬子さんと藤城さんのその後をもっともっと読みたかったなぁ。。。
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途中で分かっちゃったし、ちょっと強引な感じもしたけど、まぁ、良かったです。 冬子さんと藤城のその後がもっと詳しく知りたかったなぁ。
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純愛物語.客観的に見れば出来すぎだろうと思うが,まったく問題ない.なぜなら僕がロマンチストだから(笑) 以下あらすじ(裏表紙より) 最愛の叔母が急逝した。映画雑誌の編集者である朝美は、遺品整理で訪れた叔母の部屋で古びた日記帳を見つける。そこには80年代、高校生だった叔母の青春が描...
純愛物語.客観的に見れば出来すぎだろうと思うが,まったく問題ない.なぜなら僕がロマンチストだから(笑) 以下あらすじ(裏表紙より) 最愛の叔母が急逝した。映画雑誌の編集者である朝美は、遺品整理で訪れた叔母の部屋で古びた日記帳を見つける。そこには80年代、高校生だった叔母の青春が描かれていた。読み進めていくうちに、朝美は叔母のある男の子への想いを知る。独身を貫き、「恋ならしている」そう言い続けた叔母の生涯を懸けた恋とは。涙なしには読めない、感動の純愛ミステリー。
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3〜4年前に買った本。自分で買ったにも関わらず、本が分厚いから、という理由で読むのを敬遠していた。が、いつものように、後半になるにつれて読むのが止まらなくなっていった。多少、「ん?いきなりこんなの出てきておかしくない?」と思うような所はあったけれど。私は、本を大体湯船に浸かりながら読むのだが、この本に熱中し過ぎて、本を読み終えた頃にはお湯がお湯でなくなっており、風邪を引いたくらいだった。 特に冬子さんの日記が面白かった。一途に誰かを思うことって、素敵なことだなと思った。あとは、素直になれない辛さも共感。あのように正確な日記なんてなか絶対ないと思うけれども、あんな風に細かく日記を書いていると、大人になって読み返すと、すごく面白く感じられるかもしれないなあ。 最後の結末、バレバレじゃん〜!と思いながら読んでいたら、自分が予想していた結末とはちょっと違ってびっくり。まさかそれが結末だったとは。
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私はこの作者の作品が結構好きで、これまで大体期待を裏切らない面白さを堪能させてもらってきたのですが、今回は期待外れでした。 「叔母」の高校、大学時代の日記と、現在の「姪」の動きが交互に出てくるという形で作品は進みますが、まず、日記部分が全く日記らしくありません。いくら日記の筆者が...
私はこの作者の作品が結構好きで、これまで大体期待を裏切らない面白さを堪能させてもらってきたのですが、今回は期待外れでした。 「叔母」の高校、大学時代の日記と、現在の「姪」の動きが交互に出てくるという形で作品は進みますが、まず、日記部分が全く日記らしくありません。いくら日記の筆者がジャーナリスト志望で文章を書きなれているという設定だとしても、日記にあのような、小説のような文章は書かないでしょう。その、ありえなさ、ゆえに私の興味は急速に薄れていきました。せめて、2人の物語を、日記をもとに再構成した小説の習作が残っていた、ぐらいの設定にしないと、この作品は成り立たないと思いました。 そして何より、私ががっかりしたのは、この作品で作者が何を伝えたいのか、がさっぱりわからなかったことです。日本と韓国の関係には、様々な側面があります。その中の何を訴えたかったのでしょう。私の読み方が悪いのか、ほとんど何も伝わってきませんでした。 ちょっと特殊な状況の中の恋愛を描くのが目的で、「韓国」はその一つの材料でしかなかったのではないか。そう思わせてしまう、わきの甘さがこの作品にはあります。 ただ、ここでの評価は高いんですね。正直、愕然としました。どうも私の読み方が悪かったようです。でも、この作者らしからぬ作品、という印象は消えません。
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なんとなく途中でオチがわかったようにも思うけど、ほっこりする話だった。 冬子さんの恋が、甘酸っぱすぎてきゅんきゅんしました。 2人が数年後再会したらどんな話をするのか…
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五十嵐貴久ということで無意識に手にとったが、まさかの作者初恋愛小説w 叔母さんのキャラクターはなかなかおもしろかったけど、後半の展開がちょっとついていけなかったかな。やはり恋愛ものは苦手。
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この作者の作品はいろいろ読んでて、内容自体も多岐に渡りますが、先を読ませたくなる筆致に惹かれます。 フィル・オンが藤城 ?と思わせて別の結末を持ってくる当たりがさすが。 やや強引なような気もするが、最終的な判断は読者任せ。 それでもいいんです!(^^) 面白いんだもの。 201...
この作者の作品はいろいろ読んでて、内容自体も多岐に渡りますが、先を読ませたくなる筆致に惹かれます。 フィル・オンが藤城 ?と思わせて別の結末を持ってくる当たりがさすが。 やや強引なような気もするが、最終的な判断は読者任せ。 それでもいいんです!(^^) 面白いんだもの。 2014.1.28(火)
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