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妄想気分 の商品レビュー

3.6

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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  3. 3つ

    20

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2011/11/20

市内図書館にて借りる 2011年11月20日読了 久しぶりに、Amazonで著者名で検索してみて発見した。当然の如く市内の図書館にも蔵書があり、すぐに借りてみた。不思議なのは、著者の新しい(1年以内の)書籍はほぼ貸出中かつ予約多数のハズが、すぐに借りる事ができたことだ。このブク...

市内図書館にて借りる 2011年11月20日読了 久しぶりに、Amazonで著者名で検索してみて発見した。当然の如く市内の図書館にも蔵書があり、すぐに借りてみた。不思議なのは、著者の新しい(1年以内の)書籍はほぼ貸出中かつ予約多数のハズが、すぐに借りる事ができたことだ。このブクログでもレビューを書いている人が少ない。古いエッセイをかき集めたような編集だからだろうか…なぜか人気がないみたいだ。 しかし、内容はいつもの著者独特のエッセンスいっぱいだし、あまり著者個人について知らない(と言うか興味がない?)僕にも、多くの新しい発見があり…主婦兼作家ってのは、いかに大変なのか今更感心したり、感動した幾つかの著書の成り立ち裏話も味わえたりと、ゆっくりと楽しませてもらった。

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2011/10/29

小川洋子 集英社 (2011/1) たくさんの心に留まる著作 ずいぶん前に友人が「この人いいよ~」と それ以来すっかりファンに このエッセイでますます好きになった 学生時代から現在まで 折々に発表されたもの やわらかい文体で綴られる身のまわりのこと 何よりも作品のエピソード...

小川洋子 集英社 (2011/1) たくさんの心に留まる著作 ずいぶん前に友人が「この人いいよ~」と それ以来すっかりファンに このエッセイでますます好きになった 学生時代から現在まで 折々に発表されたもの やわらかい文体で綴られる身のまわりのこと 何よりも作品のエピソードが魅力的 ちょっとお茶目な作者もいいなあ ≪ 物書きの 妄想ふわわ わたしまで ≫  

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2011/08/07

しみじみ思ってしまったのはやっぱり小川洋子さんはいいなぁということ。 年齢が近いせいもあるかもしれないけど、どのエピソードもなるほどと思うし、そうそうそうだよねとうなづける。 小川さんの人となりがわかり、創作の歴史を振り返ることのできる1冊。 特に『動物たちの来訪』が印象的...

しみじみ思ってしまったのはやっぱり小川洋子さんはいいなぁということ。 年齢が近いせいもあるかもしれないけど、どのエピソードもなるほどと思うし、そうそうそうだよねとうなづける。 小川さんの人となりがわかり、創作の歴史を振り返ることのできる1冊。 特に『動物たちの来訪』が印象的だった。 猫像、ブラフマンがお好きな方にはぜひ読んでほしいエピソードだ。

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2011/07/23

小川さんのエッセイを読むのは初めてかな。 作品の生み出しがいかに苦しみを伴って成すのかがよく分かる。 清涼な風を感じた。

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2012/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カーテン姫の妄想は幼いころ、同じようなことをした覚えがありどこか懐かしい感覚だった。 ぼんやり、妄想することがだんだんと少なくなったのは大人になったから?大切ななにかをどこかに置き忘れた気分になる。

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2011/06/12

小川洋子のいままでのエッセイをまとめたもの。 小川洋子とおんなじ女子寮で生活してみたかった。。 なぁんて、私も妄想爆発してしまいました。 彼女の見る世界のほんの一部にでもなって、彼女の妄想の片隅に存在したい、って思いました。 面白かったです。

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2011/06/11

 私は多くの時間、ぼんやりしているのだ。一人きりで、何もせず、ただ宙のどこかに視線を漂わせている。そうやってぼんやりしながら、次に書く小説のことを考えている。 (P.145)

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2011/06/08

小川洋子さんの最新エッセイ集。 小川さんの何事に対しても観察眼の細かさ、謙虚な人柄がよく伝わってきました。 エッセイなのに、小説の一場面に会えたような錯覚も時に感じました。

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2011/05/20

小川洋子さんのエッセイは、構えずに読むことができて好きです。 古いのは1991年に書かれていたりして、“ワープロ”とかの時代のお話だったりするんだけど、全然古くさい感じもしないし、共感できる部分もたくさんあります。 それにしても小川さんは“妄想族”だなぁ、と思います。 だから...

小川洋子さんのエッセイは、構えずに読むことができて好きです。 古いのは1991年に書かれていたりして、“ワープロ”とかの時代のお話だったりするんだけど、全然古くさい感じもしないし、共感できる部分もたくさんあります。 それにしても小川さんは“妄想族”だなぁ、と思います。 だから、エッセイと小説の境界線が無いのかも。 以前読んだ『原稿零枚日記』はエッセイだと思ったら小説だったし(^^; そんな妄想の中から、また素敵な作品を書いてほしいと思います。

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2011/05/18

岡山の暮らし、芦屋の暮らし、仕事で上京、仕事で海外へ…東京ではないどこかの話が印象に残りました。しかしもっともオモシロかったのは、東京にいた大学時代のつつましやかな女子寮生活の話。おでんパーティは楽しそうです。

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