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オタ中国人の憂鬱 の商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2016/10/02

 中国在住経験があり,日本のアニメやオタクなどについて中国人はどんなふうに見ているのかを書かれた本。  中学時代に親の都合で中国に行き,いじめられて辛い思いをしたこともあったそうですが,高校時代,クラスメートから,ゲームやアニメや漫画を通じて,オタクどうし親交を深めることになりま...

 中国在住経験があり,日本のアニメやオタクなどについて中国人はどんなふうに見ているのかを書かれた本。  中学時代に親の都合で中国に行き,いじめられて辛い思いをしたこともあったそうですが,高校時代,クラスメートから,ゲームやアニメや漫画を通じて,オタクどうし親交を深めることになります。  中国にも,80後,90後といわれる世代は,日本のアニメを見て育ち,アニメや漫画などのオタクも少なくはないそうです。  その後,中国でもトップクラスの清華大学で,アニメなどのオタクを通じて,活発に交流会をし,日中のオタクの架け橋となっています。  「ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」「涼宮ハルヒ」「けいおん!」,それから「北斗の拳」「サザエさん」などの古典的アニメ作品まで,それぞれ人気であること。  作品を通して知る日本の習慣にも,興味のある人が多いようです。  「怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」とサブタイトルにありますが,萌え系のアニメ,漫画,ゲームが中国の人にも人気なのだなと感じました。このような「日中文化交流」,とってもよいと思います。 

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2013/03/03

学生時代を中国で過ごした日本人による、オタク中国人の呟きを紹介する本。著者は日中オタクの交流に関するブログの管理人らしい。表紙イラストは非常に可愛らしいが、どこを向いているのかよく分からない本になっている。 その一。本作にて紹介されている中国人の声のソースが不明。中国版2ch?...

学生時代を中国で過ごした日本人による、オタク中国人の呟きを紹介する本。著者は日中オタクの交流に関するブログの管理人らしい。表紙イラストは非常に可愛らしいが、どこを向いているのかよく分からない本になっている。 その一。本作にて紹介されている中国人の声のソースが不明。中国版2ch?筆者のブログのコメント?中国のアニメ・漫画関係の掲示板?まさかtwitterやmixiってことはないだろうに。 その二。読者にある程度のオタク知識が求められる。たとえば「新世紀エヴァンゲリオン」の日本版(本家)と、中国のテレビ放送版を比べ、カットシーンを羅列している。エヴァを見たことのない私にとって、レイの素っ裸シーンと言われてもなんのことやら。三国志についてもさっぱり分からず。 その三。中国の体制についても、筆者にとっては常識らしく、詳しく解説してくれない。一人っ子政策かつ苛烈な受験競争のため、大学入学までは自宅で親がスパルタの家庭教師をするとか、学生の恋愛は悪だと考えられているとか、文化的背景から解説して欲しかった。読み物のスタンスをとっている本書にそこまで求めるのは酷か。 全般的にネットで読めば十分と感じる情報だった。なぜこれを出版したし。

Posted byブクログ

2011/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 中国人も「萌え~」には弱いようだ。すっかり日本のアニメに取り込まれている中国人。この前の尖閣諸島の中国漁船衝突事件の際に起こった日中間が対立した際、日本のオタクが中国人のオタクの理解を超える表現をして驚いたと著者は述べている。それは、日本を罵倒する最大級の表現(英語で言えばジャップといったところか)「日本鬼子(ri ben gui zi) 」に対して、「日本鬼子(ひのもと おにこ)」という萌えキャラを作って、中国人オタクを唖然とさせた。ユーモアで皮肉ると言うのはなかなか面白くていいなあ。 日本鬼子の動画のリンク http://www.youtube.com/watch?v=ybK03l-qiRs  それに対する中国のオタクの反応はさまざまだったそうで、頭が混乱しただろうなあ。罵倒も萌えにする日本の萌えパワーに圧倒された。  日本語を学ぶ中国人の動機は、アニメをきっかけにして日本語を勉強したい人が増えている。著書で言及されているが、2009年の日本語能力試験1級の試験で、リスニング問題がオタクが好きそうなラジオドラマに関してのやり取りを答えるであった。受験者の間で話題になったそうだ。出題者も気の利いた問題を出すなあと感心したが、肝心の日本語教視の側がアニメの話題についてこられないと指摘している。これから日本語教師になる方はぜひアニメに関して勉強してもらって学習者の興味をかきたてるような授業をしていただきたい。  中国オタクから見えてくる日本文化。視点が違えば、思うところも違うわけで、ふむふむと思ったり、うーんと思うこともある。今中国の起こっていることのひとつとして見ておくのもよいかなと思った。それにしてもカレーを日本人が食べることに疑問があるとは意外だった。

Posted byブクログ

2011/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今までずっと気になっていたオタク中国人の生態が少しだけ理解できたように思いました。 中国のオタクも、日本のオタクと同じ反応をしている事が面白かったです。文化も言語も違うのに1つのコンテンツに対して同じ反応をしているのを見て、やっぱり音楽とかアニメとか国境を越えて人を魅了する素敵なものだと思いました。 なんでも「萌え」にしてしまう日本の脅威を中国人のオタクは強く感じているようですw そして中国のオタクにとって秋葉原は聖地らしく、まるでディズニーランドに行くようにドキドキと胸を弾ませて向かうそうです。 私にもし中国のオタク友達が居たら秋葉原に通っていた4年間を羨ましがられたのかと思うと、なんだかニヤニヤしてしまいます。 中国はまだまだコンテンツ力が弱いと感じていて、彼等はほとんど日本のコンテンツに萌えていると思います。 個人的な意見ですが、世界のオタクは日本が作り出したのではないのかと思うほど日本のコンテンツ力は世界中の人を魅了していると思います。だからもっともっと世界に日本のコンテンツを発信して、皆で楽しめるようになれれば素敵だと思いました。

Posted byブクログ

2011/09/19

たまにネット上で見かける日本の何かに対するネット上の中国人のコメントを中心とした本。 毎回、こういう記事を見る度に「日本て一体・・・」などと思うが、それががっつりとまとめられている。 こういうのは面白いから日本はこれからももっと好き放題やったらいいと思う。

Posted byブクログ

2011/08/19

『中国動漫新人類』(遠藤 誉)ほどの深い考察や切れ味はないのですが、中国人が日本の萌えコンテンツに対して感じるアンビバレントな気持ちを、経験をまじえて書いている点でおもしろく読みました。

Posted byブクログ

2013/11/24

・オタ中国人は、娯楽コンテンツ全般として日本文化を見ている →「ジャニーズ好き」と「アニメ好き」は矛盾する趣味ではない。 ・中国の若者にとって、「日本オタク文化が好き」という事と「日本が嫌い」という事は矛盾しない。 ・日本におけるガンダムの展開に関して中国の感覚からすれば、商...

・オタ中国人は、娯楽コンテンツ全般として日本文化を見ている →「ジャニーズ好き」と「アニメ好き」は矛盾する趣味ではない。 ・中国の若者にとって、「日本オタク文化が好き」という事と「日本が嫌い」という事は矛盾しない。 ・日本におけるガンダムの展開に関して中国の感覚からすれば、商業展開にしっかりとガンダムというオタク関連作品が組み込まれ、しかも盛り上がっているというのがかなり不思議に思えるよう。 ・「銀河英雄伝説」、「十二国記」は中国ではライトノベルにジャンル分けされている。 ・中国人はそんなに三国志に詳しくない。単なる自国の古典という感じ。日本人が源氏物語に詳しくないのと一緒。 ・中国の学校には(日本の様に一般生徒が参加する)「部活」は無い。「学校での通常の学習以外の活動」は、選抜された優秀な人(オリンピック代表候補とか?)がやるというイメージ。日本のマンガなどに登場する「部活の全国大会」というのはドラゴンボールの天下一武道会などのむようなファンタジーだと思われている。

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2011/04/03

サイトを拝見して既に読んだ内容だったのだけれど、やっぱり「日本鬼子」の流れは興味深いなーと。日本らしいっていうか、どうなんだっていうか(笑) 中国人の困惑具合がとても面白い。 

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2011/03/05

温家宝首相は嘆く。「孫がウルトラマンばかり見ている。せめて中国製アニメを見てくれ・・・」中国宅(中国人のオタク、の意)たちは熱く語る。「日本は大嫌いだけど、オタク文化は大好き!」「日本には三種の神器がある。それはスクール水着とブルマ、セーラー服だ!」オタクでダメな中国人、数億人に...

温家宝首相は嘆く。「孫がウルトラマンばかり見ている。せめて中国製アニメを見てくれ・・・」中国宅(中国人のオタク、の意)たちは熱く語る。「日本は大嫌いだけど、オタク文化は大好き!」「日本には三種の神器がある。それはスクール水着とブルマ、セーラー服だ!」オタクでダメな中国人、数億人に激増中! 目次 ★オタ中国人も驚愕するリアルサイズの「ガンダム」 ★カットや修正、それでも見たい「新世紀エヴァンゲリオン」 ★大好きだけど、振り回されるのもキツイ「涼宮ハルヒの憂鬱」 ★日本の学校生活のお約束を中国の若者に刻み込んだ「ときめきメモリアル」 ★サザエさんの長寿番組っぷりはオタ中国人の想像の遥か彼方 ★念願のオタク聖地「秋葉原行き」、しかし直前で不安になったりも ★「日本鬼子」オタ中国人へ侵攻開始・・・ 本書の類書としては「中国動漫新人類」があるが、一番の違いは著者自身がオタか否か。1941年生まれの同書の著者にとって、オタクという現象は「見守る対象」であるが、1980年生まれの本書の著者にとって、それはまさに自身の人生の一部であり、中国で著者をいじめと孤独から救った希望だったのだ。 この著者の逸材っぷりがすごい。 百元 籠羊(ひゃくげん かごひつじ) 1980年東京生まれの日本人。中学から大学まで北京で生活。 中国人の対日感情がどんどん悪化していくなか、 予想もしなかった「日本のオタク文化が好き」な中国人達と遭遇して救われた過去を持つ。 現在、中国における日本のオタク文化の影響やオタク的な交流についての情報を発信するブログを運営中。   http://blog.livedoor.jp/kashikou/ さらっと書いてあるけど、清華大学卒ですぞ。要するに、中国の将来を担うエリートの卵と肩を並べて学んでたという人。 要するに、中国語ネイティブにしてオタネイティブ。ブログの記事になんであれほど不自然さがないか、これを見ればむしろ当然とも思える。 とはいえ、記事はどうしても元作品とそれに対する宅(そう、オタクも中文ではずばりこれ)たちの反響という形が多くて、まとまりがないといえばまとまりがない。その意味で、本書は実にありがたい劇場版。 一つだけもったないといえば、なんといってもマクロスを割愛しちゃった事。 「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む : 「オタ中国人の憂鬱」こぼれ話 その2 ちなみに、書籍の方で詳しく紹介しているのは 「ガンダム」「エヴァ」「涼宮ハルヒ」「コードギアス」「けいおん!」「ヘタリア」 「北斗の拳」「聖闘士星矢」「スラムダンク」「ときめきメモリアル」「ウルトラマン」 といった作品です。 著者も同記事でそこを補足しているのだけど、なぜ本書に掲載すべきだったかといえば、それがあったら最終章がずっとくっきりはっきりしたから。 だって、 日本鬼子ひのもとおにこ を食らったオタ中国人って、ミンメイアタックを食らったゼントランじゃん?いや、表紙は 小日本こにぽん だし、例えるなら1stでなくてむしろデュアル歌姫のFの方か。主人公の公式設定が偽娘というのも完璧だし… まあいい。大事なことは、「文化する」こそ正解だということなのだから。百元先生、辛苦了!

Posted byブクログ

2011/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人気ブログの出版化。タイトルからすると身構えそうだけれども, 中身は中国でのオタク文化の日常風景を切り取っていてとっても読みやすい。また,この辺の文化について知識ははなくても,ちゃんと読み進められると思う。この分野に詳しい人にもお勧めだけれど,詳しくない人でも,きちんと読んでおくと視野が広がって良いと思う。 タイトルは重そうだけれど,2〜3時間もあれば全部読めると思う。 途中のコラムにもあるけれど,「日本人の日本語教育」を行う人がこうした分野に理解がないという点は耳の痛い話。(日本国内の学校教育で「理解がある人」を探すのも結構苦労しそうだけれど…)

Posted byブクログ