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デザインの骨格 の商品レビュー

4.2

58件のお客様レビュー

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2011/04/13

雑誌連載コラムのまとめ本。なので、長いツィートを集めたような内容なので後で読み返しても前後の脈絡や時代背景の実感がないので、内容が薄く感じる。やっぱり僕はこの系統はあかんわ、と改めて実感。

Posted byブクログ

2011/04/08

ブログのエントリーを編集したものでほとんど読んだことのあるものだったが、改めて活字で読んでみて面白かった。 この人のものの見方・考え方はジャンルを問わずデザイナーと名のつく職業の人なら必ず勉強になると思う。すごい人です。 プロフィール写真は相変わらずメルヘンですね。。

Posted byブクログ

2011/03/25

おもしろかった。「なぜ、Suicaの改札機の読み取り角度は13.5度傾いているのか?」など、デザインの理由、機能美など、プロダクトデザイナーの視点で語る。むずかしい本かと思ったら、やさしく書いてあり、(Blogの書籍化ということもあると思うが)、わかりやすい。これから、いろいろな...

おもしろかった。「なぜ、Suicaの改札機の読み取り角度は13.5度傾いているのか?」など、デザインの理由、機能美など、プロダクトデザイナーの視点で語る。むずかしい本かと思ったら、やさしく書いてあり、(Blogの書籍化ということもあると思うが)、わかりやすい。これから、いろいろなものを見るときの見方がかわりそうだ。お勧め。

Posted byブクログ

2011/03/23

工業デザイナーがものつくりを通じて、世の中のいろんなことについて書いている本。ものつくりという自分とは遠くの世界でも、自分たちの世界と同じく普遍的なことが存在感していることを知る。

Posted byブクログ

2011/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デザインの骨格。慶応の山中先生のブログをまとめた内容の本らしい。 最近、企画などを検討する際、デザインの知識が必要だと感じ、 デザインを専攻している後輩におススメを依頼して、レコメンドされたのがこの本。 プロダクトデザインで機能美について考えたいというオファーに見事に応えてくれた内容だったといえる。 優れたデザイナーは根幹部分にも関わる。 やはり分業という近代のシステムに慣れた我々にとって、この発想は目新しいもの。 でも、ジャンルは違えど、俺もこの考えに共感している。 「骨」。なんども出てくる表現。デザインを決めるのは骨であるとのこと。 人間では体幹であろう。 印象に残ったのは義肢の話。アスリートの義足の話だ。 攻殻機動隊の義体はデフォルメされた内容だが、仮に現実味を帯びるとあのようなデザインではなしえないだろうと感じた。 また、学生の指導においても、自信の手を見させるということが多いようだ。技術は見て覚えるという古来の技術伝心を思い出す。 やっぱり匠の域にいくと、そのような境地になるのだろう。 俺はインターネットにおけるデザインやコミュニケーションデザイン、その他ビジネスデザインなどにこの本の内容は役に立つだろうと思う。 本当におススメだ。 ☆5つ! 目次 見ること、聞くこと、そして批判すること 第1章 アップルのデザインを解剖する MacBook Airの解剖 幻のMac OS スティーブ・ジョブズの台形嫌い ほか 第2章 デザインを科学する旅客機の全長と便器のサイズ Suicaの読み取り角度はこうして決まった(1) Suicaの読み取り角度はこうして決まった(2)  ほか 第3章 コンセプトを形にする ケータイの遺伝子 日産自動車を辞めた理由 第4章 スケッチから始める 4本脚のニワトリ 生き残れなかった斬新なアイデア ほか 第5章 モノ作りの現場から考える ミニカーは実車の縮小ではない 深澤直人さんの台形 ほか 第6章 人と出会う 明和電機の土佐信道さん チームラボの猪子寿之さん ほか 第7章 骨格を知る 便利さと美しさ 人工物の骨 ほか 第8章 人体の秘密を探る 走ること飛ぶこと 『かたちだけの愛』を読む ほか 第9章 漫画を描く、漫画を読む 漫画を世界に普及させた原動力 浦沢直樹さんの『PLUTO』 ほか 巻末付録 漫画「Hull+Halluc-II」について 漫画「Hull+Halluc-II」

Posted byブクログ

2011/03/15

プロダクトデザイナー山中俊治さんのブログをまとめた本。 一本ずつが短くよくまとまっているので次々読んでしまいました。スタイリングではなく、本質からものを作る山中さんの考えが、具体的な事例から理解できます。 印象に残ったのは「図面なんかいらない」「ビヨン&しっとり」。

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2011/03/09

我々の身近にあるさまざまな工業製品、生き物の仕組み、日常の出来事からトリビアネタのようなものまで、デザインという切り口で語るエッセイ集。著者は元・日産自動車のデザイナー。現在では腕時計、調理器具から鉄道車両、ロボットのようなものまで幅広くデザインしている方である。 著者は本書を...

我々の身近にあるさまざまな工業製品、生き物の仕組み、日常の出来事からトリビアネタのようなものまで、デザインという切り口で語るエッセイ集。著者は元・日産自動車のデザイナー。現在では腕時計、調理器具から鉄道車両、ロボットのようなものまで幅広くデザインしている方である。 著者は本書を書く際に、物理学者・寺田寅彦のエッセイのようなものを目指したそうである。物理学と論理をベースに日常のことから世界情勢まで綴った寺田寅彦。その原点には批判精神というものがあり、その影響は本書においても色濃く反映されている。 ◆本書の目次 第1章:アップルのデザインを解剖する 第2章:デザインを科学する 第3章:コンセプトを形にする 第4章:スケッチから始める 第5章:モノ作りの現場から考える 第6章:人と出会う 第7章:骨を知る 第8章:人体の秘密を探る 第9章:漫画を描く、漫画を読む 言語論理学の優秀な人間ほどしばしば、「かたち」を見ていないそうである。「なるほど、わかった」と判断したとたんに、そのものを見なくなるからである。著者は「絵を描く訓練はわかっている物をあえて捉えなお空作業です。」と主張する。また、下記の一文も非常に印象的であった。 絵を描く事は、ものの輪郭を描くことではない。重要なのは向こう側にあって見えていないものや、中心軸のような仮想の線を描くこと。平野敬子さんは、小学生に上がる前、輪郭を描きなさいという先生に「世界には輪郭なんてない」と言って抵抗したそうです。「輪郭は物のかたちを理解するときに生じた抽象作用の結果であって、世界に実在する線ではない」。 この「捉えなおし」という視点で日常のものを切り取っていく本書は、デザインのプロセスそのものが可視化されているようでもあり、見ていて飽きがこない。具体的な事例として紹介されているテーマは以下のようなもの。 ◆本書で紹介されている印象的なエッセイ ・スティーブジョブスの台形嫌い ・年輪は外側に作られる ・suicaの読み取り角度はこうして決まった ・細身でしなやか武道の達人 ・ミニカーは実車の縮尺ではない ・ジャンボジェット機に込められた美意識 ・走ることは跳ぶこと 当たり前のように周りに存在している日常のデザインも、開発当時にはまだ誰も見たことのなかったものであり、デザイナーにとってその行為は未来をデザインするということであったはずだ。そこに内在するロジックや美意識を振り返ることで生まれる「ハッ」とする思いの数々。日常とは、こんなにも沢山の意思に囲まれていたのかと気づかせてくれる。

Posted byブクログ

2011/01/31

山中俊治の「デザインの骨格」 http://lleedd.com/blog/ いわゆるブログのまとめ本 お金とスペースに余裕があれば買ったのになあ…

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