デザインの骨格 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブログ記事をまとめた本。 デザインについて様々な角度からの記事が上手くまとまっています。 ざっと読んで読みやすい箇所だけ読んでもよいかと思います。 ざっと見ただけですが、印象に残っているのは。。。 「音をデザインする」 人間の音に対する敏感具合、鈍感具合はすごく、ここを考えながら音を作っていくということ。 なるほど。。。
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どの分野においても、ある一定の高みを見た変態がいる。 人の最終到達地点は(経路はなんであれ)超・変態だとわたしは思っている。 さて、山中俊治さんもわたしの敬愛する変態のうちの一人だ。 日々興奮し、日々疑問を持ち、日々探し求めている。 そうして、謙虚。 美意識が説得力を持つため...
どの分野においても、ある一定の高みを見た変態がいる。 人の最終到達地点は(経路はなんであれ)超・変態だとわたしは思っている。 さて、山中俊治さんもわたしの敬愛する変態のうちの一人だ。 日々興奮し、日々疑問を持ち、日々探し求めている。 そうして、謙虚。 美意識が説得力を持つためには装飾デザイナーではいけない。 どのプロセスにおいても全力で首を突っ込みどんなに小さな違和感も残さない。 山中さんの人柄がありありと溢れる読みごたえのある一冊だった。
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元日産デザイナーの山中俊治さんのブログを本としてまとめた内容。 雑学から仕事の裏話までざっくりと書いてあるので読みやすい。 けど、言葉で説明されてわかる事もあるけど、やっぱり本だけでは分からない面が多いな…と感じます。
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アートから物事の本質(骨)を見つける。それぞれの話がブログからの引用なので短くちょっとした小話としても読めるし、話の中から何かインスピレーションを得て深く考えにふけることも。
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「デザイン」というと芸術やアートと関連していて、難しいものと考えていましたが、それを身近なところに持ってきてくれた本。この本を読むとデザインに親しみを感じる一方で、言うほど簡単なものではないとも感じました。わたしがただ見るだけなら、デザイナーの方たちは観察しているのかなと。
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著者のブログを纏めた書籍。 --- 僕は骨や骨格という言葉に目を留めてしまう。 なぜなら、骨はその生き物の起源を表しており、人間を例にすると、少なからず人格にも影響を与えていると考えるから。 骨で人格が分かる。 この本は、山中氏のデザインの骨、いわば山中氏の人格がいたるところに散...
著者のブログを纏めた書籍。 --- 僕は骨や骨格という言葉に目を留めてしまう。 なぜなら、骨はその生き物の起源を表しており、人間を例にすると、少なからず人格にも影響を与えていると考えるから。 骨で人格が分かる。 この本は、山中氏のデザインの骨、いわば山中氏の人格がいたるところに散りばめられている。 僕も出張の折に著者の「骨」展(2009年)を観に行ったが、人工物のレントゲンや動物の骨等、骨の美しさは圧倒的であった。 美しく無駄のない機能的な骨から作成される肉体や工業製品は、どれも優秀である。 骨に拘るデザイナー兼エンジニアの山中氏が、デザインによって日本再生の可能性を思索している。
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インボリュート・ギア 円に糸をまいて糸の先端を引っ張るときにできる曲線。 毎日の小さな衝突が積もりに積もって破局に向かう。 ずれを生じることなく寄り添い、傷つけ合うこともなく離れて行く。
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工業デザイナーの山中俊治さんのブログまとめ本。『第8章 人体の秘密を探る』のランナー義足のくだりは、デザインへの認識を塗り替えてくれると思います。一ネタが短くて読みやすく、イッキ読み出来ました。
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デザインの一線で働く人のセンスにふれることができた。機能だけではなく、デザインのなんと重要なことか!
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雑誌連載コラムのまとめ本。なので、長いツィートを集めたような内容なので後で読み返しても前後の脈絡や時代背景の実感がないので、内容が薄く感じる。やっぱり僕はこの系統はあかんわ、と改めて実感。
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