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ゆるく考えよう の商品レビュー

3.8

325件のお客様レビュー

  1. 5つ

    68

  2. 4つ

    120

  3. 3つ

    79

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2011/03/09

人気ブログを纏めた本。ブログの方も読んでいるのだが、まいど新しい、というか、こう考えてみればー、とか、こういうのもアリだよねー、みたいに違った視点を与えてくれる。世の中の理不尽な事や、はぁー?と思う事、なんでやねん!と思う事、などなど、ある一定の視点で突き詰めて考えてしまうと、ど...

人気ブログを纏めた本。ブログの方も読んでいるのだが、まいど新しい、というか、こう考えてみればー、とか、こういうのもアリだよねー、みたいに違った視点を与えてくれる。世の中の理不尽な事や、はぁー?と思う事、なんでやねん!と思う事、などなど、ある一定の視点で突き詰めて考えてしまうと、どうにもこうにもならなくなってしまうのだけど、ちきりんさんの記事ではっと立ち止まれる事が多々ある。「ゆるく考える」という題名は、安易に・甘く考えよう、とかそういう意味じゃなくって、もっと自分が楽しく心安らかにゆるゆると日々過ごす為の考え方、ってことなんだよなー、と自己納得している。 ちなみに、書籍化にあたって、記事の文体をかえているようだけど、ブログ本体の文体の方がもっとずっと面白くて自分は好き。 もう色んな人におすすめしたい。目からうろこが100枚くらい落ちる。

Posted byブクログ

2011/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・人生諦めろというのには同意する。分不相応なことを夢見ずに生きたほうがいいとも思う。だけど、普通の人生を普通に生きて、それに何の意味があるのだろうとも思う。人生はむなしい。 ・結婚が非合理的というのには同意。百害あって一利なしである。 ・決断の遅さの項が身にしみた。早く大学やめればよかった。 ・「インプットだけの人なんて、いてもいなくても世の中何も変わらない」まさに私のこと。でもアウトプットをしたところで、人1人ができる出力など、世の中全体からみたら、ちり一粒に等しい。無意味という意味で、すべての人は等価。 ・インプットを減らすという考え方はなかった。インプットあたりの生産性を最大にする努力を続けつつ、インプットも増やせばいいんじゃないのか? ・「できる人」の中に、自己統制力の強い人がいない ・「まじめで責任感が強い」「内省的」「心配性でネガティブな方向に考えがち」「几帳面」最後を除いてあてはまる。実際に欝状態だし。「生きる意味は?」「これが人生でいまやるべきことなのか?」とかいつも考えてる。 ・旅の効用に「自分の小ささが分かること」を挙げている。私は旅をしないが、同じことを常に思っている。なぜちきりんはむなしくならないのだろうか。

Posted byブクログ

2011/03/07

他人の勝手に設定したアジェンダによって苦しんでる人に一回自分のことを振り返ってみよう、と薦めている一冊。 自分が、悩み、苦しんでいることは、実は自分とは違う立場、世代、社会階層、性別…誰か他人がつくったルールをなぜかすりこまれた結果ではないですか?と色んな事例をベースに問いかけ...

他人の勝手に設定したアジェンダによって苦しんでる人に一回自分のことを振り返ってみよう、と薦めている一冊。 自分が、悩み、苦しんでいることは、実は自分とは違う立場、世代、社会階層、性別…誰か他人がつくったルールをなぜかすりこまれた結果ではないですか?と色んな事例をベースに問いかけてくる。 冒頭、目標は低く持ちましょう!、人生は早めに諦めよう!とくるので、ビックリする人もいるかもしれない。でも、大丈夫。この本が言いたいことは、価値の尺度を自分で決めてしまうことで、幸せの定義を決める権利を自分のところに引き戻せるってことなんだと思う。 他人の設定した幸せに振り回されて右往左往するより、自分にとって何が幸せか、自分の頭で考え見定めることが何より大切。その頭の切り替えを一言で言えば、"ゆるく考えよう"になるんだろうな。 頭の使いどころ、考えどころをちょっと変えれば、皆もっと楽に、自然に、楽しく、満足して暮らせるようになるのでしょう! 本自体はブログ本で読みやすく、わかりやすい文体。就活で自己分析とかしてる人にはぜひ読んでいただきたく、そしてもっていて欲しい視点だったりすると思った。

Posted byブクログ

2013/04/16

■この本を知ったきっかけ  Amazonのおすすめ。 ■読もうと思ったわけ  タイトルに惹かれて。

Posted byブクログ

2011/03/04

「社会規範」(世の中のしょうもないキマリ・風評)に逆らってでも自分の生き方を貫く、というのは今後の生き方として、多くの人を救う可能性を秘めていると思います。 そういう生き方があるということを知る上で必見。

Posted byブクログ

2011/03/03

生きることに対するスタンスが自分と似ていた。早めに諦めよう、目標は低めに持とうから始まり、生き方や日常に対する考察を進める。 個人的に最も印象的だったのはインプットを最小化してアウトプットを最大化する話。 頑張っている時に読むとかなり楽になってしまうと思う。

Posted byブクログ

2011/03/02

世の中の多数派の意見に疑問を投げかけ、 自分なりの答えを見つけてる ちきりん。 もっとユルく、ラクに、楽しく生きようという考え方は、 まさしく自分が求める生き方だ。

Posted byブクログ

2011/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゆるく って悪い意味に(甘えとか逃げとか)とりがちだったんですが。日本という国の美徳的にも、なんかね。ゆとり教育なんて言葉もマイナスイメージですし。でもこの本を読んで、イメージ変わりました。なるほどこういう捉え方か、と、無理なくストンと納得できます。著者の方の経歴を見て最初は少し違和感を覚えましたが。 自分の「基準」で、さらに自分が「主体」で人生をラクにゆるく楽しもうってことが書かれています。 もう一回読み込んでから、またレビュー書きます。

Posted byブクログ

2011/02/28

「世の中の常識に縛られないで生きよう」 著者の「ゆるく」とはこういう意味に思えた。 ブログはある程度読んできていて、考え方はちょっとは知っていたけど一冊の本としてまとめられているとまた別のものを感じる。 世間では「常識」「主流」「当然」と思われていることに対して、横から転ばせ...

「世の中の常識に縛られないで生きよう」 著者の「ゆるく」とはこういう意味に思えた。 ブログはある程度読んできていて、考え方はちょっとは知っていたけど一冊の本としてまとめられているとまた別のものを感じる。 世間では「常識」「主流」「当然」と思われていることに対して、横から転ばせるような論調で「それって本当に大事なの?」って問いかけてくる。 ブログでは「まじめに頑張るなんてばからしいよ?」という論調が多かったように感じていたが、まとめてみると少し違った。 今までのような頑張り方を良しとは決して言ってないが、「頑張るならこうじゃない?」というような部分はある。 「ゆるく」生きることは全く目指していないが、それでも従来の昭和型とは違う方向で頑張るような考え方をしていたのでそれを肯定されたように感じる。 逆に、頑張りたくない人にもちょうどいいのだろう。 読み手によって、印象が非常に変わる本だと思う。 ただ、自分が幸せになるために読んでみるのは良い本だと思う。

Posted byブクログ

2011/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちきりんさんのブログはよく拝見しています。 見るようになったキッカケは思い出せないのですが、 「こういう考え方もアリだよね、フムフム」と思わせてくれる記事が多いので更新を楽しみにしています。 中島 義道さんの本を読んでみようと思ったのも、彼女からの影響であります。 彼女とphaさんとの対談企画から出てきた「ニートリトマス3原則」を自分に当てはめて考えたこともありました。 就職しない生き方もアリなのではないかとも思えてきました。 あなたは人生をトコトン楽しんでいますか? 仕事、趣味や遊び、家族や友人とのつきあいはもちろん、 食べること、眠ること、ボーッとする時間まで含め、 楽しみながらストレスなく快適にすごしているでしょうか? のっけから先制パンチで脳震盪状態フラフラ。 人生をぜんぜん楽しめていません。 仕事様がどんなことよりも優先されなければならないという考えに洗脳されていたために、 友人とのつきあいを何度も断わったことあります。 これが元でいったい何人の友人を失ってきたのだろう? しかし、ニートの海外就職日記やちきりんさんのChikirinの日記など、良質なブログに出会ったおかげで洗脳も解けてきました。 仕事・会社はストレスだらけ。 ストレスが許容範囲を超えると円形脱毛症。 バセドウ病もなかなかよくならない。 「とにかく頑張る式」を強制されてきた20年をふりかえってみると、 楽しかった思い出はほとんどありません。 つらくて、苦しくて、嫌な思い出ばかりです。 気力・体力とも充実していた20代・30代の貴重な時間を 会社に捧げてしまった20年。。。 どうしようもない虚しさを覚えます。 自分がラクで楽しく感じられることをやって生きるのは、 甘えでも逃げでもなく、むしろそれこそが正しい道なのです。 今までの決まりごとにとらわれず、 自分の「好き」、「楽しい」、「ラク」を優先する それは「自分基準」で生きるということです。 この一節でどれだけ救われた気分になったことか。 「自分基準」な生き方ってとてもよいコトバだと思います。 経済力を手に入れても、自分は全く自由などではなく、 強く縛られていると感じたからです。 自分を縛っているもの、 それは社会規範であり世間の目です。 自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」、「不安感」 といったものが自分の生き方を強く縛っていて、 本当の意味で自由に生きることを妨げていることに気がついたのです。 「一般的にこうするべきだ」みたいな見えないルールに多くの日本人が縛られているような気がします。 日本で当たり前とされていることは、日本だけのローカル・ルールに過ぎなくて、 そういったものに縛られないいろんな生き方があってもよいのではと最近はとくに強く感じています。 わし個人的にとっては「不安感」が大きな拘束力をもたらしてきたコトバであります。 長年苦しみながらも会社を辞められないのは、 辞めた後どうしよう、どうしていいかわからない、という「不安感」が高いハードルになってきました。 自由に生きないことと引き替えに、 ちきりんは「それなりの人生」を手に入れました。 それでも一生に一度も生きられないというのなら、 私が私に生まれてきた意味はどこにあるのでしょう? 人生のうち、ごくごく短い時間でもいい。 自由に生きていきたいです。 自分の言葉ではうまく言い表せなくてモヤモヤしていたものを、 ズバッと代弁してくれた会心の一節であります。 そう、 今、一番欲しいのは自由です。 そうです! 自由がほしかったんです! ガンジガラメで刑務所のような自由のない生活を20年も続けてしまいました。 このまま定年まで同じような生活に耐えていくことを考えると、 恐怖・焦燥感と絶望感を覚えます。 何の夢も希望も感じられません。 とてもじゃないけど精神的に持たないです。 自由を手に入れるために、 やることはただ一つであります。

Posted byブクログ