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ゆるく考えよう の商品レビュー

3.8

325件のお客様レビュー

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2011/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おちゃらけ社会派ブロガー、ちきりんさんのブログをまとめた一冊。ちきりんさんのブログ好きなので買ってみました。 著者はおちゃらけと称してはいますが、普段のブログでも視点は鋭いです。本書においても、タイトルは「ゆるく考えよう」ですが、まったりスローライフをおくろうという感じではなく、いわゆる世間の考えに縛られず、一歩引いて現実的に考えて、できることをやっていこうという内容です。 面白いと思ったトピックを挙げると、 ■若者、アウト! 高齢者が社会に再参入している。 高齢者雇用のメリットは以下。 1 安い給与で満足 2 単純作業に不満がない 3 社会性においては即戦力 4 客側の多くも高齢者 若者は、正社員どころか、派遣やバイトからも閉め出されちゃうかもという内容。 最近コンビニやファストフードの店員に高齢の方が多いのが目につきますね。企業にとっては魅力的な労働力だと思いますから、単純作業のポジションでは若者は不利かもしれません。高齢者と同じ土俵で戦っては負ける確率が高いでしょう。自分の好きや得意を伸ばして、自分が強い土俵を探すか作る必要があります。ライバルは高齢者だけじゃなく、外国人や転職者もいるのですから、そうせざるを得ないと思います。跡継ぎがいない事業をやるとか、海外へ行くという選択も増えるかもですね。 ■ゴールドカラーの登場 ブルーカラー、ホワイトカラーに続き、ゴールドカラーが登場した。ゴールドカラーの特徴は、人生における移動距離が圧倒的に長いこと、且つ自分の判断で行動できる人。 明示的には書いてないですが、これからのグローバル化で活躍できる人の層ということでしょうか。 確かにこういう人増えてますね。インターネットがあるので、物理的な移動距離よりも、インプットとアウトプットの範囲の方が的確かと思います。ゆるい考えで見れば、ブルーであろうとゴールドであろうと、自分の考えで行動できる人であれば、移動距離にかかわらず活躍できると思います。何もグローバルだけが市場じゃないし、生き方じゃないから。 ■自由であること 本書の最後の方に「自由であること」という章があります。とても共感したし、本書のエッセンスが書いてあるので部分的に引用します。 ”自分を縛っているもの、それは社会規範であり世間の目です。しかしさらにいえば、自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」、「不安感」といったものが自分の生き方を強く縛っていて、本当の意味で自由に生きることを妨げていると気づいたのです。” ”高校生のちきりんが、「経済力さえあれば自由になれる」と信じていたように」。そういった「安直な言い訳」から開放されると、人は本当に自分を縛っているものと対峙することになります。” ”自由に生きないことと引き替えに、ちきりんは「それなりの人生」を手に入れました。それでも、一生に一度も自由に生きられないというのなら、私が私に生まれてきた意味はどこにあるのでしょう?” ”読者の方だけでなく、自分に向けても「つまらない規範から逃れて自由になろう!」というメッセージを送りたかったのかもしれません。” 僕が初めて自由を意識したのは、小学校の時に尾崎豊の「15の夜」や「卒業」を聞くようになった時だと思います。 著者のように学校を出れば自由だとか、経済力を身につければ自由だとか、会社を辞めれば自由なんじゃないかとか思ったこともあります。 自由とは窓ガラス割ることじゃないとか(割ったことないけど笑)も学んできました。 自由の定義にもよりますが、著者のいうように、世間のつまらない規範にとらわれないことは自由への一歩だと思います。他の人が見えていないことが見えて、その中から自分が選択しているという意識を持つ。そんなヒントがこの本にはあると思います。

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2011/04/09

とてもおもしろかった。読んでとても気持ちが楽になったけと、書いてあることは当たり前のことだったり。難しく考えるのを少しやめてみようと思った。

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2011/04/05

おもしろかった。 色々悩んでたことに、方向性が見えてきた。 ・美味しい人生 食事がおいしいと感じられるのはものすごくレベルの高い幸せです。平和、健康、精神的安定、一緒に食べる人との好ましい関係、時間的余裕、よい食材とよい調理にん、最低限の経済力など、様々な条件が揃わないと食...

おもしろかった。 色々悩んでたことに、方向性が見えてきた。 ・美味しい人生 食事がおいしいと感じられるのはものすごくレベルの高い幸せです。平和、健康、精神的安定、一緒に食べる人との好ましい関係、時間的余裕、よい食材とよい調理にん、最低限の経済力など、様々な条件が揃わないと食事は楽しめません。

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2011/04/04

おもしろかった。すこし前から気になっていた本。数年後に会社、辞めようと決めて、また手に取ることになった。偶然だけど必然な気もする。 私自身が今の会社を離れようという結論に至った理由が出ていて、驚いた。 実行にはまだまだ不安もあるけどね。

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2011/03/29

日本の組織や人の特徴のひとつは、やめる判断が遅い 泥をかぶってもでも変化をおこすひとがリーダーであり経営者である 日本ではできるだけ混乱をおこさないことがトップの務め。こうして日本は誰も終わりを決められない国になってしまう。 10年以上のローンはダメ 必要な保険は定期保険。 5年...

日本の組織や人の特徴のひとつは、やめる判断が遅い 泥をかぶってもでも変化をおこすひとがリーダーであり経営者である 日本ではできるだけ混乱をおこさないことがトップの務め。こうして日本は誰も終わりを決められない国になってしまう。 10年以上のローンはダメ 必要な保険は定期保険。 5年ごとに減額して保険料を安くする 頼るべき順番は公的保険、最低限の貯金、ネット保険 ダイエット 効果が少ないが楽なほうを選ぶ あくまでも必死にやっていることを自分に主張する 貯蓄を増やしたいなら収入を増やす 体重を減らしたかったら食事を減らす。 所有という時代遅れ 学びたければ金を稼げ、金を払っている場合でない 自分の分を知り、その範囲で生きることは、気楽に生きる途であり、自然で無理のない生き方。 大事な仕事に寝過ごしたら、神様にありがとうといいなさい。 大事な仕事なのに起きられないくらい疲れているときに無理やり起きなくてよかった。そこで寝れたから、命と健康が守られた 運命と闘うか、受け入れるか 結婚するもしないも個人の自由

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2011/03/26

世の中を縛っている「普通」の価値観に対して、著者独自の考え方を提示している図書。日々何かに追われているような強迫観念を持っている方は読んでみると少し楽になるかも。

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2011/03/26

こういう視点をもつひとはすくない。 マイノリティのキュレーターとでもいえるかもしれない。言い換えれば、ふつうではないと異端視されそうな、しかし合理的で、時代に即した独自の物事の捉え方をかんがえ、えらび、示してくれている。 「あ、そういうふうにもかんがえられるね」と視野が広がる、そ...

こういう視点をもつひとはすくない。 マイノリティのキュレーターとでもいえるかもしれない。言い換えれば、ふつうではないと異端視されそうな、しかし合理的で、時代に即した独自の物事の捉え方をかんがえ、えらび、示してくれている。 「あ、そういうふうにもかんがえられるね」と視野が広がる、そこにまず価値がある。 人は多様であってよい。 ぼくはそう意って生きているけれど、そういう意味じゃこの本とは友達になれそうな気がしている。

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2011/03/21

私のだーい好きなブロガー、ちきりんさんの著書。 この人の合理的で、柔軟な発想が大好き。 おちゃらけた書きぶりをしているけれど、現代社会の問題点を的確に把握していて、それに基づく予見は妙に納得性がある。 社会の問題点を指摘するものは批判的な印象が残りがちだけれど、ちきりんさんには...

私のだーい好きなブロガー、ちきりんさんの著書。 この人の合理的で、柔軟な発想が大好き。 おちゃらけた書きぶりをしているけれど、現代社会の問題点を的確に把握していて、それに基づく予見は妙に納得性がある。 社会の問題点を指摘するものは批判的な印象が残りがちだけれど、ちきりんさんには「日本の将来に対しては楽観的」という概念が根付いているため、批判も絶望的な気分を残さない。 今後停滞していく日本で生きていくすべは、学生たちはぜひ読んでおいた方が良いと思う。 巻末の「良かった確認」は、和田裕美さんの「陽転思考」と同じだね。 それを無意識にやっていたちきりんのお母様って素晴らしい方!

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2011/03/16

言いたいことが明快でとても分かりやすかった。この本を読む前はゆるいということにあまり良いイメージはなかったが読後変わった。ゆるいとは分をわきまえてバランス良く生きようということなのかと自分なり解釈できた。自分のいる社会は石の上にも三年といった我慢を美徳とする社会にいると認識できた...

言いたいことが明快でとても分かりやすかった。この本を読む前はゆるいということにあまり良いイメージはなかったが読後変わった。ゆるいとは分をわきまえてバランス良く生きようということなのかと自分なり解釈できた。自分のいる社会は石の上にも三年といった我慢を美徳とする社会にいると認識できたし、自分にはない切り口から色々なこと教えて理解させくれる文章だったので楽しめた。 でもまだ私は強がって走り続けたいです。

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2011/03/12

身の丈にあったものっていう考え方がナルホドと思いつつ、 もっと上を!と望んでいる自分に気づいてびっくりした。

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