やめないよ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
『まず自分を省みること。それは多分、サッカーに限った話じゃない。「上司がちゃんとしてくれないから失敗した」とか、「僕は出来るのに、あの人のせいで仕事がうまくいかない」と、常に誰かに責任をなすりつける人が会社にもいるんじゃないかな?そんな人と、「他人はともかく、自分のここがダメだった」と考える人の差は歴然と開いていくような気がする。』 →ほんと当たり前のことなのかもしんないけど、絶対に他人のせいにしないで、常に自分が悪い点があると、反省する姿勢はとても大事。 「今までにサッカーで、喜びも苦しみやスランプも経験した。戦う舞台がJ1でもJ2ででも、謙虚な姿勢や成長しようという気持ちが折れなければ、明るい未来があるはず。悪いことが続くのは、自分があきらめてしまっているとき。上を向いている限り、絶対にいいことがあるんだ。」 →悪いことがあっても、諦めずに前向きに謙虚に成長しようとする気持ちが大事だと思った。 「このチームでのプレーは終わっても、本人のやる気さえあればサッカー人生は続く。僕もそうだったけど、なぜ戦力外になったのかを考えることが大切だ。クラブだけのせいにしているようでは、この先どこへいってもまたダメになる。自分に何が足りなかったのかをまず考えられる選手が、この世界で残っていけるんだろう。」 →悪いことがあっても、他人のせいにせず、自分の何が足りなかったのかを考える姿勢が大事。 「それでも、いいことが起きたときの喜びは、苦しいときの悲しみに勝るもの。総じて人生は成功も失敗も五分なんだ。そこで、あきらめる人とあきらめない人の差が出る。僕はあきらめないよ。またゴールを取って勝ちたいね。」 →あきらめない前向きさがすごくいい。 「遠回りしたことで得るものがある。一足飛びで成功しないで良かった、と言える時もある。腐らず、未来を見つめる。今の僕もそんな気持ち。自分がこの先どうなれるのか、考えながらサッカーと向き合い続ける。『今さら何を』と言われるかもしれない。でも、これは自分との勝負だから。」 →遠回りして得るものもあったし、一気に成功しないで良かったと、言えるようにしたい。遠回りも悪くないのかも。 「17歳の頃、ブラジルで悩んでいた僕は諭されたものだ。『僕はいつだって考える』『考えるだけで止まっている人間はたくさんいる。お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ』 失敗して、人生のレールを踏み外すこともある。その時も、フラフラでもいいから止まるな-。『一気に100メートル進まなくていい。カズ、1センチでいいから前へ進むんだ。考えるだけではダメだ。』今も胸に残る。 過去の実績なんでものはどこかへしまって、今を歩む。150点以上ゴールしたのは昔の話、今の僕にはどうでもいいんだ。仮にFW経験がない監督が僕にシュートに関して指示したとする。『シュートでは教わることはない』と考えるようでは、伸びない。耳を傾け、プラスとなる何かを探すことだ。 学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい。」 →僕もカズと同じで、過去は過去。とにかくイマを精一杯努力したい。そして、あらゆる人から学んで、自分の腹に落とし込みたい。あと、考えて、前に進みたい。 ※この本は名著だ。
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ストイック!カズはストイック。 東日本大震災のチャリティーマッチのゴールは 「もってる」という表現もあったけど そうではなく、日ごろの惜しみない努力がもたらしたもの。 「もってる」のは、カズ自身の強い信念。
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キング・カズが日経新聞に連載していたコラム5年分をまとめた一冊。 感想は一言 「 カズ△ 」 ***************************************************** プロローグ - 未知の領域を歩き続ける日々 Ⅰ 勝ちたい力 - 2006年...
キング・カズが日経新聞に連載していたコラム5年分をまとめた一冊。 感想は一言 「 カズ△ 」 ***************************************************** プロローグ - 未知の領域を歩き続ける日々 Ⅰ 勝ちたい力 - 2006年 Ⅱ 不惑の力 - 2007年 Ⅲ 続ける力 - 2008年 Ⅳ 戦い抜く力 - 2009年 Ⅴ 明日を生きる力 - 2010年 あとがき *****************************************************
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キングカズが日経新聞に連載しているコラムをまとめたのがこの本。 この本を読んで、改めて「あぁ、カズさんはやっぱりサッカーが大好きなんだなー」って思った。 15歳の時に単身ブラジルに飛び立ったサッカー少年は、44歳になった今でも変わらぬ情熱と熱意をもってボールを蹴り続け...
キングカズが日経新聞に連載しているコラムをまとめたのがこの本。 この本を読んで、改めて「あぁ、カズさんはやっぱりサッカーが大好きなんだなー」って思った。 15歳の時に単身ブラジルに飛び立ったサッカー少年は、44歳になった今でも変わらぬ情熱と熱意をもってボールを蹴り続けている。 文章の端々に目頭が熱くなるような「想い」が溢れていた。 この本から勇気をもらった。 そして今まで以上にサッカーを観に行きたくなった。
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カズは、サッカー選手として尊敬しているし、応援もしてるけど、この本に限っては日経新聞の連載をただ集めているだけだった。もっと、44歳になった今の心境や将来を知りたかった。
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心に残った文章 いつまでもモチベーションを高く保つ。愉しむ。 43歳だからいいかという類の考えはない。 一つ一つの自己満足がなければ、次のステップへ進む事も できないものなんだ。 今日もすぐに過去となり、明日をどんな一日にして、自分をどう高めるか。 『カズ、人生を楽しんで...
心に残った文章 いつまでもモチベーションを高く保つ。愉しむ。 43歳だからいいかという類の考えはない。 一つ一つの自己満足がなければ、次のステップへ進む事も できないものなんだ。 今日もすぐに過去となり、明日をどんな一日にして、自分をどう高めるか。 『カズ、人生を楽しんでいるか?』と一流選手は必ず聞いてくる。
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日本人なら誰もが知るキング・カズの著書。 今年で44歳にもなるカズが、いまだ現役で活躍し、今でも多くの人々を惹きつける理由が本書を読めばわかる。 カズがどの様なことを考えて、プロサッカー選手としてプレーをしているのか。 まさに本書にはそのカズの考えが凝縮されている。 20年...
日本人なら誰もが知るキング・カズの著書。 今年で44歳にもなるカズが、いまだ現役で活躍し、今でも多くの人々を惹きつける理由が本書を読めばわかる。 カズがどの様なことを考えて、プロサッカー選手としてプレーをしているのか。 まさに本書にはそのカズの考えが凝縮されている。 20年以上も日本サッカー界を引っ張ってきたカズだけに、ビジネスにおいても活用できる学びが満載だった。 まず、最も印象的なのが、今でもカズはサッカーを心から楽しんでいること。 本書でカズはこう言っている。 「結果よりも自分が楽しむことが大切。そして楽しむ=一生懸命やるということだと。それを実行できたことが今につながっている。」 やはり仕事でなんでも、嫌々やっている人は楽しんでやっている人には絶対に勝てない。 そんなことを改めて感じた。 また、次に印象的だったのが、カズの謙虚さ。 「キング」と呼ばれる人には似つかわしくないほど、常に人をリスペクトする気持ちを持っている。そして、常に学ぶ姿勢を持っている。 本書でカズはこんなことを言っている。 「過去の実績なんてものはどこかへしまって、今を歩む。150点以上ゴールしたのは昔の話、今の僕にはどうでもいいんだ。仮にFW経験がない監督が僕にシュートに関して指示をしたとする。「シュートでは教わることはない」と考えるようでは伸びない。耳を傾け、プラスとなる何かを探すことだ。 学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい。」 僕は日頃から謙虚であることが成功の第一条件であると考えていた。 本書でカズが言うように、謙虚な人間は、常に多くのことから学びを得る。 学ぶ者は伸び続ける。 しかし、謙虚であることは決して簡単なことではないと思う。 カズのこの謙虚さは、きっと過去の成功による自信から生まれるものなのではないか。 つまり、過去の成功体験が人を謙虚にさせる。 これが成功体験が多い人が成功する理由なのではないだろうか。 本書を読んで、そんなことを思った。 今目の前にある仕事を楽しむ。 そして、謙虚に学ぶ姿勢を持ち、成功体験を繰り返す。 成長し、さらに仕事が楽しくなる。 このサイクルを回せる人がきっとカズのような人間になれるのだろう。
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キングカズさんの、コラムというかエッセイというか。 ここ5年間を、2ページずつ見開きで書かれていた。 べきだ!とかじゃなくて、「僕だったら、こう考えるよ」みたいな書きっぷりが好印象でした。 あと、他責にしないところも好きです。 2009年と2010年は、少し書いてあることが変...
キングカズさんの、コラムというかエッセイというか。 ここ5年間を、2ページずつ見開きで書かれていた。 べきだ!とかじゃなくて、「僕だったら、こう考えるよ」みたいな書きっぷりが好印象でした。 あと、他責にしないところも好きです。 2009年と2010年は、少し書いてあることが変わってきたかなと思った。 試合出れない状態が続いても、モチベーション下げずに継続して、くさらずに継続して、そこがキングカズなんですよね。
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本当の「プロ」とは、楽しみながら当たり前のことを当たり前に続けること、いつまでも自分の成長を信じて学び続けること、今出来ることを精一杯行うことだと痛感。 もう一度だけ青いユニフォーム着ているキング・カズがみたいなぁ。
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カズさん。今でも成長しようとするその姿勢をこれからも見せ続けて下さい。90分フルに活躍する姿を見続けたいです。
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