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さよならドビュッシー の商品レビュー

3.8

1169件のお客様レビュー

  1. 5つ

    258

  2. 4つ

    469

  3. 3つ

    287

  4. 2つ

    49

  5. 1つ

    14

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2011/02/14

面白かった。読みでがあるという感じではなかったけれど、エンターテイメント的で面白く読めた作品でした。私は、ピアノが好きなので、それだけで、ボイントがあがってはいると思うが。

Posted byブクログ

2011/02/13

プロのピアニストを目指す16歳、香月遥。 “特待生”の称号の元、音楽高校進学の切符を手にし、 すべてはこれから始まる筈であった… 入学を目前に控えたある日、 祖父と従姉妹と共に、遥は火事に遭う。 酷い火事だった。 偶然、ただ一人生き残った遥…。 3段階に割り振られる火傷の進...

プロのピアニストを目指す16歳、香月遥。 “特待生”の称号の元、音楽高校進学の切符を手にし、 すべてはこれから始まる筈であった… 入学を目前に控えたある日、 祖父と従姉妹と共に、遥は火事に遭う。 酷い火事だった。 偶然、ただ一人生き残った遥…。 3段階に割り振られる火傷の進度のうち、 遥は体の34%がレベル3に達していた。 3分の1以上が炭化した体… 皮膚移植は成功したが、もう、以前の様には動かせない体… 音楽など、続けられるわけがない。 以前から習い続けていたピアノの先生にも見捨てられた。 「あのう」 「本人さえよろしければ、遥さんのレッスンは僕に任せて貰えませんか?」 岬洋介は魔法使いか悪魔に見えた。 遥はその男に魔法をかけられ、そして魂を売った。 対価は ― 逃げないこと。 2本の足と引き換えに美しい声を捧げること。 12時の鐘が鳴るまでに必ず戻ってくること。 それに比べたら簡単なことに遥は思えた…。 これは誰でも予想するような、 ハンディキャップを背負った女の子が、 その苦悩を乗り越えて、未来を手にしてゆく、 そんな感動を描いた作品。 ではない。 なぜなら、これは『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作品なのだ。 しかもこの作家、同時に応募した別の作品も最終選考に残り、そっちも出版となったというとんだ偉業をなしている。 彼女の周りに次々と起こる不振な出来事… 人々の思いが交錯する中、それは殺人事件へと発展してゆく。 最後には、衝撃的な真実が待っていた… そして遥のピアノの顛末は… このどんでん返し、自分は気付けなかった。 全く新しいトリックではないんだけど、使い方が上手いな… そして随所に綴られる音楽描写は、その音楽が容易に頭に浮かんできて、すごくよかった。 有名な曲が多いしね。 かつ、よく分析もされてる。 遥が聴きにいった岬洋介のコンチェルトは、あきらかにピアノが出すぎてて、バランスもくそも無いもので、全体の音楽としては、おいって思ったけど(笑) でも、正しいだけが演奏じゃなくて、そこにあるものが、正しさを超えて人の心を打つ。 それは間違いなくあるし、 そういった方が、僕は好きだ。 確かに本格ミステリ的でもないし、青春物語でもないし、 設定がやりすぎって声もあるみたいだけど、 そんなのは対した問題じゃないし、 本格ミステリじゃないから面白くない、 みたいに、勝手に窮屈な枠組みを与えて楽しめなくなるには、 この作品はもったいない。 純粋に、僕自身は楽しめた作品。 よかったな。 音大生は1度読んでみると面白いかも! でも音楽に無知でも理解でき、楽しめるように仕上がってる。 そう、これは始まりを終える物語… 最後、いい感じにタイトルが効いてるね。 いい作品でした。

Posted byブクログ

2011/02/08

青春スポ根にミステリーも楽しめる作品。なんとなくオチははじめの段階でわかってしまうが、ピアノ演奏の描写は本当にリアル!読んでてなんか二時間のサスペンスドラマを見てる感じだった。岬役は玉木しか考えられない♪

Posted byブクログ

2011/02/07

ミステリーとしてのプロットはなかなかかな でもねえ 何かずれてる ディテールが 何より音楽の面で常に違和感がありました

Posted byブクログ

2011/02/07

詰め込みすぎ。何がしたいのか。 と思いながら読んでいたが、最後まで読んでなるほどね。という感じ。 これは、上中下3冊にして、じっくり書ききればよかった気もする。 違和感は否めないが、まあまあ面白かったかな。

Posted byブクログ

2011/02/07

ありそうな展開なのに、思いもよらずまんまと騙されてしまった。 ドビュッシーよりもショパン中心だったような…?

Posted byブクログ

2011/02/18

高校の音楽科でピアノをやっている主人公の身の回りに、次々と不幸な出来事が起きていく。本文には数多くのクラシックの名曲が、詳しい説明と豊かな描写により紹介されている。最後にドンデン返しアリ。

Posted byブクログ

2011/02/03

どんでん返しがある作品は、基本、好き。 クラシックは詳しくないので、YouTubeで、どういう曲か聴きました。曲名は知らなくても、聞いたことのある曲ばかりでした。

Posted byブクログ

2011/01/31

全く気づかなかった 痛みの描写は痛々しくて それでもピアノの旋律が 聞こえてくるから 他人から見える自分 自分がおもう自分 どうしようもない自分

Posted byブクログ

2011/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 音楽ミステリ? いや違うな。火事での「入れ替わり」は想像はするんだが、確信も得られないまま読み進む。音楽の描写、ピアノの描写が執拗に描かれる。それが好きかどうかで好みは別れるんじゃないだろうか。実際にCDは聴きたくなるけれど。ちょっと説教臭いのもね。  ただ、この探偵役(岬さんだっけ?)はユニーク。次の作品でも登場するらしいので、そっちも読んでみたいかな。

Posted byブクログ