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新世界より(上) の商品レビュー

4

675件のお客様レビュー

  1. 5つ

    204

  2. 4つ

    227

  3. 3つ

    146

  4. 2つ

    29

  5. 1つ

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2020/12/15

とにかく面白い。 緻密な計算と研究を重ねて描かれた話だとわかる。今回で読むのは4~5回目だが、何度読んでも、自分自身が歳を重ねてわかることや、新たな気付きを与えてくれる。 万人に薦められる一冊だ。

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2020/11/25

この手のSF小説にはよくあるのですが、「その情報いるの?」と疑問に思うような説明が多くて、読み進めるのがしんどかったです。架空の物体を文章で説明されても、自分の想像力との戦いになり、次第に集中力が切れて挫折したくなります。でも、騙されたと思って読み進めてほしい... ちなみに、子...

この手のSF小説にはよくあるのですが、「その情報いるの?」と疑問に思うような説明が多くて、読み進めるのがしんどかったです。架空の物体を文章で説明されても、自分の想像力との戦いになり、次第に集中力が切れて挫折したくなります。でも、騙されたと思って読み進めてほしい... ちなみに、子供には向かないストーリーです。ボノボという霊長類について、予備知識がない人は、先に調べておくことをお勧めします。

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2020/11/22

超有名作品ということでとりあえず読んでみた。 上下巻で分かれている作品すら読んだことないのに いきなり上中下のやつ読んで大丈夫なのか… という猜疑心も簡単に取り払われた。 余りにも想像し難い場面の描写等が度々見受けられ 限界値を超えた時、それは読むことを放棄させることとなった。 ...

超有名作品ということでとりあえず読んでみた。 上下巻で分かれている作品すら読んだことないのに いきなり上中下のやつ読んで大丈夫なのか… という猜疑心も簡単に取り払われた。 余りにも想像し難い場面の描写等が度々見受けられ 限界値を超えた時、それは読むことを放棄させることとなった。 結果、スラスラ読むことが出来るのであった。 なお、後半の危なっかしい場面からはハラハラドキドキと読めた模様。

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2020/11/06

私が小説を読んできた中での最高傑作の一つ。確かに、上巻を読み進めるのは、しんどい。しかしながら、読み進めることによって、この世界観がだんだんとわかってくる。だけど、投げ出さずに読み進めてほしい。 じわり、じわりと世界観がわかり、気づけばこの新世界に入り込んでいくから。中巻、下巻は...

私が小説を読んできた中での最高傑作の一つ。確かに、上巻を読み進めるのは、しんどい。しかしながら、読み進めることによって、この世界観がだんだんとわかってくる。だけど、投げ出さずに読み進めてほしい。 じわり、じわりと世界観がわかり、気づけばこの新世界に入り込んでいくから。中巻、下巻は、あっという間に読めます。いや、読まずにいられません。 私自身再読書の一つとなっています。

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2020/10/24

中盤から、どんどん引き込まれていく展開で あっさり読み終えました 続きが気になりますが、次の休みに読もうと思います

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2020/10/15

1000年後の日本が舞台のSF小説。 自然豊かな神栖66町に暮らす人々は、「呪力」と呼ばれる念動力を手に入れ、平和に暮らしていた。この町の子供たちは自分の呪力を磨くため、勉学に励んでいるが、少年少女5人は禁断の知識である先史文明の崩壊理由とその歴史を知ってしまう。本書は、このこと...

1000年後の日本が舞台のSF小説。 自然豊かな神栖66町に暮らす人々は、「呪力」と呼ばれる念動力を手に入れ、平和に暮らしていた。この町の子供たちは自分の呪力を磨くため、勉学に励んでいるが、少年少女5人は禁断の知識である先史文明の崩壊理由とその歴史を知ってしまう。本書は、このことがきっかけとなり、彼らに襲いかかる苦難を描いており、主人公の渡辺早季の手記として物語が進められる。 本書を読んで、複雑な設定であるにも関わらず、独特な世界観にどんどんと引き込まれていきました。 まだ謎な部分もあり、続きが気になります。

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2020/09/08

貴志祐介というとホラーの印象が強かったけど、この本は良い意味で期待を裏切られました。 ハリーポッターとわたしを離さないで(もしくは永遠のネバーランド)を合わせたような不思議な世界観。 最初から主人公達が育った世界がまやかしであることを匂わせているものの、上巻では真実が明らかになら...

貴志祐介というとホラーの印象が強かったけど、この本は良い意味で期待を裏切られました。 ハリーポッターとわたしを離さないで(もしくは永遠のネバーランド)を合わせたような不思議な世界観。 最初から主人公達が育った世界がまやかしであることを匂わせているものの、上巻では真実が明らかにならないので、非常に続きが気になります。 また、ハラハラするような展開が続き、改めて作者の作品作りの上手さに感心しました。 早く中巻が読みたい!

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2020/09/04

志祐介さんといえば「雀蜂」を思い浮かべるのだけれど、今回も上巻ラストで出てきて。。。私の中での彼は、すっかり蜂作者さんになってしまった!(笑) それはさておき、Ⅰ章若葉の季節では時代考証はもとより、彼女たちの世界が全く理解不能だったんだけど、Ⅱ章になり八丁標の外の世界に出たとたん...

志祐介さんといえば「雀蜂」を思い浮かべるのだけれど、今回も上巻ラストで出てきて。。。私の中での彼は、すっかり蜂作者さんになってしまった!(笑) それはさておき、Ⅰ章若葉の季節では時代考証はもとより、彼女たちの世界が全く理解不能だったんだけど、Ⅱ章になり八丁標の外の世界に出たとたん、ぐんと世界に引き込まれた。果たして、一番危険な場所で眠りに落ちてしまう覚と早希の運命は。。早希はまた呪術を復活させることができるのか。。。(回顧録的な物語で、スタートで生きてるから、きっと大丈夫なんだろうけどね。。) 中巻へ続く!

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2020/09/01

面白い、、、のだと思う。 ただ上巻途中までは読んでると疲れる印象。 説明が多いのがその理由かもしれないが。 上巻途中からは読み進めるのは苦痛ではなかった。

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2023/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現在の人類とは、大きく異なる価値観を持つ未来の人類を描く作品。 ちょっとホラー要素もあり、唐突に性描写もある。 いきなりの性描写には戸惑ったが、改めてこの世界の価値観は、今とは別物であるという設定には強く惹かれた。 人間が人間を殺すなんて有り得ない...... 子供たちは厳しく抑制された世界に生きているが、決して不幸には見受けられない。 呪力という不思議な力を得ている人間社会は一見して平和だが、子供たちが行動できる世界は限られていた。 人間の感情を抑制していることに映画『リベリオン』の世界観が頭に浮かんだ。 主人公たちは冒険心からルールを破り、外の世界へ歩み出る。そこで意思を持った機械から、人類にとって重要な情報を知ることになる。事実さえも否定してしまうほどのショックが彼らを襲う。それは禁断の知識だった。 業魔、悪鬼とは病気のようなものなのだろうか。 しかし、その場をある僧に発見され、厳しく処罰を受けることになる。 バケネズミと呼ばれる生き物は、人間に仕える醜い生き物だが、物語はこのバケネズミと人間の関係の危うさを描きながら進んでゆく。 続きも楽しみ。

Posted byブクログ