本と図書館の歴史 の商品レビュー
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タイトル通り、本と図書館の歴史の絵本です。 古代の図書館から現代の図書館まで・・・文字通り古今東西、図書館の歴史を教えてくれます。 本文もさることながら、コラムも部分も多いので、ちょっと読みづらいのです。 けれど、この長い歴史の中に、たくさんのドラマがあり、それらを題材にしたファンタジーなんかも出来そうな・・・!!!ワクワクして読みました。 最後の、司書に聞いてみよう〜では、 「司書の道は1日にしてならず」と心の中で手を合わせました。(誰にだ?誰かにだ) 精進します。 カテゴリ、読書活動ではないのだけど・・・自分分類なので、とりあえすここに。 「本のれきし」(福音館) 「キュッパのはくぶつかん」(福音館)などどとともに、 3.4年の 調べ学習ワークの前に紹介してもいいかも。
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本当に児童向けとして出版されたのか?と疑うほどに充実した内容で、古代図書館から現代の電子図書館に至るまで、図書館の歴史を知るには最適な出来だった。 図書館を中心にすえた歴史を読み解いていくのも楽しい。 コラムも充実していて、女性初の司書誕生の話も興味深く読んだ。
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タイトル通り、本の誕生と知の集合とした図書館の歴史について書かれた本。これが絵本であるというのもビックリだが、中身は非常にレベルが高いので大人が読んでも十分。図書館で知識を身に付け、世に出たフランクリンやカーネギーの話が印象的。書店と違って、図書館が持つべき役割というのを改めて考...
タイトル通り、本の誕生と知の集合とした図書館の歴史について書かれた本。これが絵本であるというのもビックリだが、中身は非常にレベルが高いので大人が読んでも十分。図書館で知識を身に付け、世に出たフランクリンやカーネギーの話が印象的。書店と違って、図書館が持つべき役割というのを改めて考えさせられる。それは世代を問わず、場所も問わず、知識を得、それを共有できるということだろう。インターネットやタブレット端末も拡がってきて、より新しい図書との付き合い方や社会での存在意義というのが今後は考えられるべきなのだろう。
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児童書一般 児童といっても幅が広いので、学年や本を読み慣れているか否か で感じ方は異なると思います。 でも、内容は濃く大人が読んでも楽しめました。 ひとつだけ★を減らしたのは、読んでもらえばわかりますが、 色がついたところに余談のような文章が書いてあり、 白い部分に文章が続...
児童書一般 児童といっても幅が広いので、学年や本を読み慣れているか否か で感じ方は異なると思います。 でも、内容は濃く大人が読んでも楽しめました。 ひとつだけ★を減らしたのは、読んでもらえばわかりますが、 色がついたところに余談のような文章が書いてあり、 白い部分に文章が続いているのに余談が1ページで終わらず 次のページにも続いているのが読みにくかったです。 余談を読んでいたら途中から白い本文になり、次のページをめくるとまた余談の続きで白い文章になる。 というか、あれ?これどこにつなっがってんだ? と行を探してしまいました。 ちょっと伝えにくいですが手に取った方は意味がわかると思いますね。 児童はわからないと思いました。
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「図書及び図書館史」のレポート作成のために読みました。 絵本ですが、的確な内容で専門的なこともよく分かります。 この本によって、図書館の歴史の大切な箇所を掴むことが できました。
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2011 9/16読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 やたらAmazonでリコメンドされた本。一般書かと思ったら絵本でびっくりした。 しかし絵本にしては言葉の選び方(これは訳のせいなのかもしれないが全般にルビを振ってあっても堅い)といい、紙面構成(コラムが頻繁に入る+文章...
2011 9/16読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 やたらAmazonでリコメンドされた本。一般書かと思ったら絵本でびっくりした。 しかし絵本にしては言葉の選び方(これは訳のせいなのかもしれないが全般にルビを振ってあっても堅い)といい、紙面構成(コラムが頻繁に入る+文章がページをまたぐことが多いので線形的に読めない)といい、児童向けとも思えない本。後者も訳の問題なのかも知れないけど。 そんなわけでターゲットが見えず、「いやこれは子供は読まないだろう・・・」と身構えつつ読み始めたが・・・いやいや、どうして、古代⇒現代までの西洋・北米図書館史の要点を、印象的・力強いエピソードを多数ひきつつよくまとめている本。エピソードうまくまとまっているので思わず付箋はりまくってしまった。 これは小学校上級以上か、実はぶっちゃけ絵本の体裁をとって敷居を下げているだけでターゲットはそれを子供に与えるであろう親か? さてはALAのプロパガンダか・・・と思ったら著者はカナダの図書館員で、特に図書館系の出版社から出ていたわけでもないらしい・・・ふーむ。 とりあえず西洋図書館史を知らない/興味がなかった人に最初にすすめるにはいいかもしれない、つくづく紙面構成は読みにくいけど。
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本と図書館の歴史が単に時系列に記述されているのではなく、いろんなエピソードをまじえてあるので読みやすかった。世界史の復習にもなりました。
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49 大学にとって書物は最も美しい装備品であり、最も有益な備品であり、大学に最もふさわしい、かつ貴重な寄贈品であります...p.43
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カナダの図書館司書の方が子どもにもわかりやすく、図書館の歴史についてかかれた2010年12月発行の新しい本。日本には図書館についてかかれた新しい本が少ないので最近の大英図書館のプロジェクトや、ビルゲイツの事などがわかり、未来を考えるきっかけになった。
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原書はカナダの出版のようですので、欧米の歴史が主ですが、本と図書館の歴史をざっとさらうのに良い本。 中高生(けっこう振り仮名あるので小学生も大丈夫かな)の本好きにもおすすめできます。 巻末に「インターネットでしらべてみよう」として、世界各地の有名な図書館や電子図書館、図書館関連団...
原書はカナダの出版のようですので、欧米の歴史が主ですが、本と図書館の歴史をざっとさらうのに良い本。 中高生(けっこう振り仮名あるので小学生も大丈夫かな)の本好きにもおすすめできます。 巻末に「インターネットでしらべてみよう」として、世界各地の有名な図書館や電子図書館、図書館関連団体などとそのアドレスが一覧になっていてちょっと便利(これは日本版の追記かな? 日本の国際子ども図書館や日図協まで紹介されてます) アレクサンドリア図書館、ヒュパティア、死海文書、ラクダの移動図書館、ボドリーアン図書館……など、図書館や本好きにはたまらないワクワク感が味わえます。 個人的には本文の間にコラムが入る形の本って、とっても読みづらいので、そこは残念。気にならない人も多いでしょうが。
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