遥かなる未踏峰(下) の商品レビュー
大好きなアーヴィング初の実在人物を主人公にした作品。著者が主人公を魅力的にするのか、魅力的な主人公を選んだのか、多分両方だろうと思う。アーヴィング流健在。謎は永遠に残され、私たちはそれをいつまでも想像し続ける。人間らしさに満ち溢れた作品。
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妻との愛、誰とパートナーを組むかなどについて、少し踏み込みが足らないような気がして、それが少し物足りない。でもカバーの写真を見ても、こんな装備でよく登ったと驚かされる。
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下巻になってやっとマロリーがエヴェレストに登る.だが他の山岳小説と比べても困難であるはずの行程の描写に迫力が無い.何か普通の旅行という感じ.それといつも翻訳物で思うことだがエヴェレストと言えば8848m.2万9千フィートと言われてもピンとこない.何とかならないものか.温度も単位は...
下巻になってやっとマロリーがエヴェレストに登る.だが他の山岳小説と比べても困難であるはずの行程の描写に迫力が無い.何か普通の旅行という感じ.それといつも翻訳物で思うことだがエヴェレストと言えば8848m.2万9千フィートと言われてもピンとこない.何とかならないものか.温度も単位は華氏でか書いてあるし.ただしここに出てくる華氏マイナス40度と言うのは摂氏マイナス40度とたまたまおなじらしい,
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結末を知っていたものの、小説としてうまくまとめたアーチャーはさすが! その背景にあった北極・南極初踏破をめぐる争いとかは初めて知って面白かった。 山岳小説は、これと夢枕獏の「神々の山嶺」がおすすめ。
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「そこに山があるからさ」を言った人の話だったんだね。 実在の人物をもとに、事実に基づいてフィクションを作っているのって、ちょっとなーって思っていたんだけど、当初の予想に反して結構面白かった。 でも、この人の本なんかパワーなくなってきた気がするな・・・
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ストーリー進行はいつも変わらないものの、毎作、主人公が魅力的です。 エベレスト登山中の描写はあまり描かれていません。 いつも人に焦点をあてているので、あまり描かなくても不思議には感じませんでした。 今回いつもと違うなと思ったのは、上巻の一番始めに伏線を張ったところかな(いつもはス...
ストーリー進行はいつも変わらないものの、毎作、主人公が魅力的です。 エベレスト登山中の描写はあまり描かれていません。 いつも人に焦点をあてているので、あまり描かなくても不思議には感じませんでした。 今回いつもと違うなと思ったのは、上巻の一番始めに伏線を張ったところかな(いつもはストーリ途中で印象的な言葉とともにあった気がする)。 訳者(今回から?)が永井さんから変わったみたいですが、違和感はなかったです。
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永遠の謎、ジョージ・マロリーは未踏峰のエベレストに登頂したのか。 本書はマロリーを主人公とした英国登山隊のエベレスト初登攀を巡る物語。 奥さんルースとの手紙のやり取りがとても良い。 また、ルースがスコット未亡人へ夫のエベレスト行きを相談する。スコット未亡人の回答は、自分の妻にも...
永遠の謎、ジョージ・マロリーは未踏峰のエベレストに登頂したのか。 本書はマロリーを主人公とした英国登山隊のエベレスト初登攀を巡る物語。 奥さんルースとの手紙のやり取りがとても良い。 また、ルースがスコット未亡人へ夫のエベレスト行きを相談する。スコット未亡人の回答は、自分の妻にも読んで欲しい。 山岳描写はイマイチですが、古き良き英国とその時代の登山は面白いです。
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