カルトローレ の商品レビュー
ゆったりとさらさらした話。 近年の作品にしては同性愛要素がなくて、いい。 小道具も良いが、もう少し話に起伏があるとよかったな。
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貝型のバターを浮かべたコーヒー、蝸牛の形のパン、リモンチェロ、プラリネ、ディアボロマント、etc.出てくる食べ物が美味しそうすぎる。聞き慣れない料理名をぐぐったらフランス料理が中心のようで、ラテンの国に思いを馳せつつ読了。 私も砂漠で奨学金もらいながら編み物して暮らしてぇ(クロス...
貝型のバターを浮かべたコーヒー、蝸牛の形のパン、リモンチェロ、プラリネ、ディアボロマント、etc.出てくる食べ物が美味しそうすぎる。聞き慣れない料理名をぐぐったらフランス料理が中心のようで、ラテンの国に思いを馳せつつ読了。 私も砂漠で奨学金もらいながら編み物して暮らしてぇ(クロス編みとかしたことないけど)
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謎に迫りつつも明確な答えまではたどり着かず、登場人物達の日々の生活が緩やかに流れていくお話。でも、これはこれで有りで良いと思った。沙、船、クロシェ、図案室といったような独特の世界観も好きだ。そこかしこに出てくるお菓子や食事の描写に食欲をそそられた。
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何度読んでも掴み難い感じ。つかみどころがない。 何処かの国の何時かの話。 なんだか穏やかな気分になる。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-669.html
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不思議な感覚だった。ゆったりとした空気が流れていて、落ち着く。 謎に迫りつつも、正解は出さない。けれどそれが嫌でないお話。
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美しい文体でつづられる砂漠の町の日常。それを彩るアラベスクのような謎。とても読んでいて楽しい小説だった。 ありありと目に浮かぶ巧みな情景描写、そしてみずみずしく魅力的な食べ物の描写のうまさ。 謎は謎のまま残されるが、それが不愉快でないのがまたすばらしい。 長野まゆみ作品のなかで一...
美しい文体でつづられる砂漠の町の日常。それを彩るアラベスクのような謎。とても読んでいて楽しい小説だった。 ありありと目に浮かぶ巧みな情景描写、そしてみずみずしく魅力的な食べ物の描写のうまさ。 謎は謎のまま残されるが、それが不愉快でないのがまたすばらしい。 長野まゆみ作品のなかで一番好きな作品になった。 ちなみに、この本一回なくして新しいものを買ったのだが、それが内容とリンクしていて悔しいなと思った。
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長野さんの作品は昔からずっと読み続けているけれど、最近の作品はまた好きだなぁと思う。 しかし珍しく、日本から全く違う国を想像させる話だった。 中央アジアらへんのオリエンタルな空気が漂う。 手触りとしてはテレヴィジョンシティとかその時期くらいのを髣髴とさせるんだけれどそこまで尖って...
長野さんの作品は昔からずっと読み続けているけれど、最近の作品はまた好きだなぁと思う。 しかし珍しく、日本から全く違う国を想像させる話だった。 中央アジアらへんのオリエンタルな空気が漂う。 手触りとしてはテレヴィジョンシティとかその時期くらいのを髣髴とさせるんだけれどそこまで尖ってないというか‥もっと柔らかい感じがする、話。 とりあえず、くどいくらいの食べ物の描写におなかがすいた。
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長野さんのこういう話が読みたかった。 淡々と綴られる、ふしぎでどことなく懐かしい世界のお話。 クラフトエヴィング商会もそうなのだけど、冒険譚より日々の衣食住を丹念に描いた部分がすごく好きです。 白蛇の皮の正体とパン屋のエピソードにあぁ!と膝を打った石好き。
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情景を想像するのが非常に楽しい作品だった。 風景や模様の様子の想像は心地よく、特に料理の描写は実際に作って食べてみたくなる。砂の丘に白い家が建っている、その設定が既にこの作品に欠かせないものだと思う。 すべてを明らかにせず、読者の感性に委ねられる部分が多かったように思われるが、...
情景を想像するのが非常に楽しい作品だった。 風景や模様の様子の想像は心地よく、特に料理の描写は実際に作って食べてみたくなる。砂の丘に白い家が建っている、その設定が既にこの作品に欠かせないものだと思う。 すべてを明らかにせず、読者の感性に委ねられる部分が多かったように思われるが、読者が想像するのに十分なほど、ヒントは散りばめられていた。 “亀の甲羅に落書きをするな。人生をあやまるから” 実に素晴らしい格言ではないか。
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長野まゆみ先生、「好き」から「超好き」になった!いつもどれを読んでも世界観や作品の空気感にうっとり。いつまでも変わらずに書き続けて欲しい。
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