東大生の論理 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想は難しいが。 ・論理学というものの存在を知れた。 ・学生時代にもっと、レベルの高いヒトと触れ合う機会を作ればよかった ・理性的な結論はないということ。集団での最適解と、個人の最適解は違う。
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「理性の限界」の著者が東大で非常勤講師として「記号論理学」を教えたときの記録.「理性の限界」にでてくるような話題もあるが,こちらはあくまでもお話しで,それよりもその話に東大生がどのような反応をしたかが主体.積極的に講義にかかわった学生がサンプルなので,やる気があって優秀な人ばかり...
「理性の限界」の著者が東大で非常勤講師として「記号論理学」を教えたときの記録.「理性の限界」にでてくるような話題もあるが,こちらはあくまでもお話しで,それよりもその話に東大生がどのような反応をしたかが主体.積極的に講義にかかわった学生がサンプルなので,やる気があって優秀な人ばかりなのだろうけれど,大学に入ったばかりの人たちとは思えないような人も多くて,私も著者同様にその能力に感心することしきりだった.
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「あなたは彼女持ちの男友達に「彼女の友達の方を好きになってしまった」と相談されました。あなたはどんなアドバイスをしますか?」 この問いに東大生が導き出した鮮やかすぎる結論とは・・・。 筆者は論理学の専門家。本書は彼が東京大学で行った講義をまとめ、「東大生は物事のどこを見て、どう...
「あなたは彼女持ちの男友達に「彼女の友達の方を好きになってしまった」と相談されました。あなたはどんなアドバイスをしますか?」 この問いに東大生が導き出した鮮やかすぎる結論とは・・・。 筆者は論理学の専門家。本書は彼が東京大学で行った講義をまとめ、「東大生は物事のどこを見て、どう考え、どんな結論を出しているのか?」についても考察した1冊。東大生の地頭の良さが垣間見れて超面白いです。
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東大生がどう思考しようと一切興味がない人には益のない本である。東大生はさすがだと称賛するかのような内容、著者の自慢的な内容には辟易の感をぬぐえない。期待して読み始めた内容が見つからず、もっぱら論理学の基本となる記述のみを拾い読みして、終わる感覚。
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東大生のすごさを思い知らされます。この本について書かれている、東大生の発言は実際のことであり、普通の大学生では考えられない、いや、仕事をしている社会人でもなかなかこういったことは考えられないのではないかと思います。それを、まだ一年生が考えるなんて…、東大生すごいの一言です。ただ、...
東大生のすごさを思い知らされます。この本について書かれている、東大生の発言は実際のことであり、普通の大学生では考えられない、いや、仕事をしている社会人でもなかなかこういったことは考えられないのではないかと思います。それを、まだ一年生が考えるなんて…、東大生すごいの一言です。ただ、私たちも同じ日本人として、こうなれないわけではありません。この本は、動機づけに最適です。
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実用一辺倒の知識や小手先の技術のことであれば、教室で教わるまでもなく自学自習してしまうのが東大生。しかし科学者・教養人として一生の間必要となる思考の基本スタイルは、練達の教師によって、クラスメートと相互に啓発する中で身につけるほうが良いのだろう。高橋の教師としての卓越した能力と、...
実用一辺倒の知識や小手先の技術のことであれば、教室で教わるまでもなく自学自習してしまうのが東大生。しかし科学者・教養人として一生の間必要となる思考の基本スタイルは、練達の教師によって、クラスメートと相互に啓発する中で身につけるほうが良いのだろう。高橋の教師としての卓越した能力と、誠実な意欲が透けてみえるエッセイだ。 数理科学の今野浩がかつて著した「キャンパスのOR」の「論理学バージョン」といってもよい。
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記号論理学の講義を通して、東大生の思考形式、論理性を解き明かす。腐っても東大ということがわかる。別に本に出てる学生が腐ってるわけではない。東大生には官僚型、天才型、のらりくらり型、アスペルガー型と種々雑多に存在するが、どの学生を取っても、それなりに味がある。ただ惜しいのはこれはど...
記号論理学の講義を通して、東大生の思考形式、論理性を解き明かす。腐っても東大ということがわかる。別に本に出てる学生が腐ってるわけではない。東大生には官僚型、天才型、のらりくらり型、アスペルガー型と種々雑多に存在するが、どの学生を取っても、それなりに味がある。ただ惜しいのはこれはどの大学でも言えることであろうが、ディベート型、ディスカッション型の機会が少ないことだ。受け身一辺倒の形でなく、主体的に論理を積み重ね、思考を成長させていく場が大学にもっとあっていい。
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東大での論理学の授業をもとにした、「理性」「論理学」に関するわかりやすい本。 学生とのディスカッションが多数紹介されていて「社会的ジレンマ」、「神秘」、はたまた東大生の恋愛相談などにも触れていて、楽しく読めてすんなり頭に入ってくる。 「これからの正義の話をしよう」のフレンドリーバ...
東大での論理学の授業をもとにした、「理性」「論理学」に関するわかりやすい本。 学生とのディスカッションが多数紹介されていて「社会的ジレンマ」、「神秘」、はたまた東大生の恋愛相談などにも触れていて、楽しく読めてすんなり頭に入ってくる。 「これからの正義の話をしよう」のフレンドリーバージョンといった感じ。 おすすめです。
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東大の授業風景がわかった。奥が深くて面白そう。内容としては、東大生の…というよりは、他でも同じような思考をする人はいるだろうし、東大生の論理という訳ではなかった。
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著者の東大に対するミーハーぶりがうかがえます。当然東大生がこの著者をしてもミーハーにさせてしまうだけのことがあるからなのですが。この前読んだ「官僚の責任」では東大卒の官僚はくそみそだったので、大変複雑な気持ちです。賢い人達は卒業しても学生の時に持っていた気持ちも忘れないで欲しいで...
著者の東大に対するミーハーぶりがうかがえます。当然東大生がこの著者をしてもミーハーにさせてしまうだけのことがあるからなのですが。この前読んだ「官僚の責任」では東大卒の官僚はくそみそだったので、大変複雑な気持ちです。賢い人達は卒業しても学生の時に持っていた気持ちも忘れないで欲しいですね。
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