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信玄の軍配者 の商品レビュー

4.2

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

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2012/04/30

タイトルに相応しく、山本勘助の話でした。ずっと主人を見つけられなかった勘助が、やっと信頼できる主人をみつけられてよかった。小太郎との友情話も出てきたし、冬ノ助もちらほら出てきました。実際、戦国時代に友情という甘い概念が成り立ってたかはわかりませんが、(戦国はしたたかなイメージがあ...

タイトルに相応しく、山本勘助の話でした。ずっと主人を見つけられなかった勘助が、やっと信頼できる主人をみつけられてよかった。小太郎との友情話も出てきたし、冬ノ助もちらほら出てきました。実際、戦国時代に友情という甘い概念が成り立ってたかはわかりませんが、(戦国はしたたかなイメージがあるので)ライバルとして、友達として、熱いヒューマンドラマがあってもいいかなと思いました。次は冬ノ助の活躍に期待です。

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2012/04/17

最高に面白い! 早雲の軍配者に続き、一気に読破してしまった。 何より人間臭さがたまらない。

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2012/02/19

3人の中でも一番クセがある四郎左が大好き! 苦労人なだけに、一歩一歩夢をかなえて、自分の居場所を見つけて、幸せになっていく姿に感涙。 本当に良かったなあ、四郎左ぁぁぁぁ!! というわけで、謙信も読むぞ!

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2012/01/15

前作「早雲の軍配者」が面白かったので、引き続き読んだ。前作は青春ものっぽい感じだったのに対し、こちらはがっつり戦国時代の歴史物。人物描写がいきいきしていて、世界にひきこまれた。この時代にはあまり興味がないんだけど、とても読みやすく面白かった。これの続編もあるなら是非読みたい!

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2012/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

富樫さんの「軍配者シリーズ」の2作目です。 1作目で軍配者が3人登場。その一人、四朗左の話です。 山本勘助は、大河にもなり有名ですね。  1作目では早雲の軍配者となる小太郎が1人前になるまででしたが、今回は足利学校時代から20年近く経っています。  小太郎、四朗左、冬ノ助も成熟し、1作目より読みごたえのある内容です。面白かった。  で3作目は、上杉に仕官した冬ノ助の話になる予想。まさか冬ノ助が、上杉の宇佐美になるとは思ってませんでした。  驚きと共に期待大です。 1作目「早雲の軍配者」のレビューは以下より。 http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4120040992

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2011/12/15

前作の主人公、ピュアピュアな風魔小太郎と打って変って、今回はコンプレックスの塊(ゆえにある意味悟りきってるところあり)な山本勘助(四朗左)がメインのお話。 辛苦を舐める人生を生き続け、その果てに得た主君・武田晴信。 ようやく自分の居場所を見つけ、命を預けるに足りる主君をも得て...

前作の主人公、ピュアピュアな風魔小太郎と打って変って、今回はコンプレックスの塊(ゆえにある意味悟りきってるところあり)な山本勘助(四朗左)がメインのお話。 辛苦を舐める人生を生き続け、その果てに得た主君・武田晴信。 ようやく自分の居場所を見つけ、命を預けるに足りる主君をも得て、さぁこれから頑張るぞ!な勢いがあって読み応え有りました。 また武田の主従がいいやつぞろいでね~。 原虎胤や板垣信形や海野源太佐衛門(後の真田)が好き~。 高坂もチャラ男で笑えるな。 でもやっぱ晴信が!御屋形さまがステキすぐる!! 特に雪姫が生んだ男子の名付け云々のシーンが泣けるわぁ。 お、おやかたさばぁぁぁぁぁ!!(感涙) 勘助、いい主に出会えてよかったね! 原の娘、千草とのほのぼのロマンスもよいな。 小太郎の時は、こういうロマンスめいた話皆無だったから、ちょっとこんな部分があるのも一息つけてよかったです(戦ばっかりだとさすがに殺伐とする)。 終わり辺りで冬之助と邂逅し、第3作に続くふせんとするのもうまいですね。 しかし面と向かって「お前は嫌いだが友だちだ」と言い合える仲って・・・。 なんか・・・、眩しいっすね(なぜか読んでてこちらが照れる)。 そんな軍配者同士が相まみえるであろう『謙信の軍配者』。 今から読むのが楽しみだ~。

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2011/11/29

青春歴史小説。登場人物みんなが青臭い。武田晴信もすごくいい人。ほんまか~?(そりゃ、真実は判らんけどさ)謙信の軍配者に続く!

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2011/11/15

軍配者シリーズ第二弾。 山本勘助こと四郎左の物語。 後の武田信玄である晴信も、家臣の虎胤も、その娘の千草も、個性があって愛すべき人びとなのが読んでいて気持ちがいい。 足利学校で友だちとなった小太郎や冬之助の存在がいかに大きいのか、今作でも描かれていて、真の友の存在はいくつにな...

軍配者シリーズ第二弾。 山本勘助こと四郎左の物語。 後の武田信玄である晴信も、家臣の虎胤も、その娘の千草も、個性があって愛すべき人びとなのが読んでいて気持ちがいい。 足利学校で友だちとなった小太郎や冬之助の存在がいかに大きいのか、今作でも描かれていて、真の友の存在はいくつになっても、どんな状況であっても本当にかけがえのないものだなあと思わせる。 わくわくした気持ちのまま読了するというのが、このシリーズの魅力なのかも。 3作目を読むのが楽しみ!

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2012/01/25

個人の印象としては青臭いかな・・・と思う。 ただ時代小説ではなく青春小説と捉えれば、途中で終わった感のあるものの、続編の展開が気になり興味深い。

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2011/10/24

軍配者三部作の二作目。主人公は四郎左(山本勘助)へ。時間軸は続いています。 自身の顔や体、過去により不遇に晒され続ける四郎左。それゆえの人を見る観察眼と人から得る信頼。主となる若き武田晴信の下で軍配者として、勘助(四郎左)個人の魅力として発揮されていきます。 「早雲の~」は爽や...

軍配者三部作の二作目。主人公は四郎左(山本勘助)へ。時間軸は続いています。 自身の顔や体、過去により不遇に晒され続ける四郎左。それゆえの人を見る観察眼と人から得る信頼。主となる若き武田晴信の下で軍配者として、勘助(四郎左)個人の魅力として発揮されていきます。 「早雲の~」は爽やかな印象でしたが、こちらは良い意味でぐっと面白みが増しました。登場人物の年齢が上がったのもありますが、主人公が真っ直ぐな小太郎ではなく、並みならぬ苦労人の四郎左なのが大きいのでしょう。 日本三大夜戦のひとつ、河越夜戦がさらっと流されたのは残念でしたが、主人公が小太郎ではないので仕方が無いかな。次作への布石となる冬之助との再会もあり。 ここまでの2冊から察するに、この三部作は有名な戦を描く戦国小説ではなく、そこに至るまでの人間模様と成長物語なのかもしれません。 しかしこの四郎左、本っっ当に苦労してる人だ。

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