プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術 の商品レビュー
プレゼンするときに限らず、自分の意見が通らない人におすすめできる本。 本書は「プレゼン」という意見を伝える技術を向上させることを目的としている。 意見を伝えるためにまず改善すべきなのは、話し方や資料の見せ方ではなく、構想。構想を作ることで納得力があるプレゼンができる。その...
プレゼンするときに限らず、自分の意見が通らない人におすすめできる本。 本書は「プレゼン」という意見を伝える技術を向上させることを目的としている。 意見を伝えるためにまず改善すべきなのは、話し方や資料の見せ方ではなく、構想。構想を作ることで納得力があるプレゼンができる。その構想を作る手順や思考方法を伝えるというのがこの本の内容だ。 自分自身、この土台部分を疎かにしたまま資料作りをしがちなので、とても参考になった。構想を作る手順は四角と棒線だけで作成できるので、簡単で実用的。 構想を作る際の考え方も、図解の本だけあって、図だけでだいたいつかめる。全体像がつかみやすく、わかりやすい本だった。 こういった思考方法はプレゼンだけでなく、他の意見を伝える場面でも使える。いったん立ち止まって論理的に自分の考えを組み立てる癖をつけていきたい。
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プレゼンテーション資料を作り始める人が読むのに最適な本である。3つの要素に分ける、細分化するなどの基本を丁寧に語っている。様々な事例がある訳ではないがどのように資料を組み立てていくのかという方法論を作者の頭の中を覗くかのごとく体験できるという内容である。
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文章表現に限界を感じる、あるいは、いまいち相手に伝わっていないような気がする場合。図で解釈・説明することが出来れば表現力が上がる。
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著者はリクルートで働いていた知的生産研究家の方。 プレゼン資料を作る基本的な方法が書かれており良い本でした。
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プレゼンの構成についてかかれている本かと思って借りたので、ちょっと期待した内容と違っていた。 どちらかというと、考えをどうやってまとめるか、といった本。
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パワーポイントでのプレゼンをやる機会がふえたので勉強用に読みました。 1ページごとに解説と図解があり、分かりやすい文章で書いてあるので読みやすかったです。 心に残った言葉 眠くなるプレゼンはなぜできるか?聞いてる人にとって「わらりずらい」「具体的でない」「面白くない」から、だったらそれを改善しよう! いきなり資料を作り出すな(パワーポイント立ち上げてガリガリ書くな!) プレゼンする相手が納得できることが大事 プレゼンの目的は相手に納得してもらうこと。 構想、準備、実施が大事。 プレゼンを作る際に「どこから手をつけていいかわからない」は構想が弱いから。 まず、構想をじっくり考える。 pcで書くよりもフリーハンドでノートに書き出してみるのが良い この図で考えていくと構想が決まりやすい 現実 → 理想 ↑ 提案 ・現実には問題のある現状を書く ・理想には現実の問題を解決した未来を書く ・提案には解決するためのアイデアを書く さらに現実には要因がいくつもあるはずなので 掘り下げて書いていく 理想や、提案についても同様に / その要因1 現実 ー その要因2 \ その要因3 そして、提案にはさらにどうすればできるのか ということで具体的に 人、物、金のリソースについても書き出す。 要因1\ /条件1 要因2ー現実 → 理想 ー条件2 要因3/ ↑ \条件3 提案 / \ 提案の詳細 具体案 詳細1 人 詳細2 物 詳細3 金 こうやって書き出すと大体の内容が見えてくる ここにオープニングとクロージングをつける オープニング ・あいさつ/自己紹介 ・プレゼンの大まかな流れ ・プレゼンするテーマと背景 ・つかみ(関連するエピソードやちょっとショッキングな事実) ここからプレゼン本題に入る 本題は前半、後半に分ける 前半は現実と理想をからめ 現実→現実の詳細→理想→理想と現実のギャップ という流れでせつめいすると分かりやすい。 後半は提案と理想を絡め 提案の骨子→提案の詳細(アイデア)→提案の詳細(人、物、金の話)→未来予測(提案実行による未来予測) そしてクロージング ・現実の課題の再確認とまとめ ・提案と未来予測 ・判断を促す プレゼンをする人に「何とかをするものですが改善できると思います。ぜひともご検討をお願いします。」 というような〆の言葉。 決裁者のために1枚で分かる資料も作っておくといい。 イノベーションのアイデアを出すには異種混合や逆転の発想。
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プレゼンの図解の考え方についてまとめられている。 プレゼンの構成から各構成の考え方・図解の見せ方など参考になることが多かった。 ①つまらない=わかりにくい・具体的でない・面白くない ②わかりやすい=子供に話すようにシンプルにする ③プレゼン3P=Plot(構想)・preparation(準備)・performance(実践) ④構想=前提・ストーリー・構成・表現を図で考える ⑤現実の問題を改善して理想を目指す ⑥全体→細部・概要→詳細 ⑦聞き手が聞きたいのは、機能によってどんな価値が生まれるか ⑧プレゼン構成=イントロ→提案→クロージング ⑨イントロ=あいさつ・アウトライン(全体構成と時間)・テーマ背景・フック(ショッキングな事例・自らのエピソード・質問投げかけ) ⑩人・時間」・金に着目 ⑪まとめ=情報の整理と記憶定着 ⑫プレゼンルール=「10/20/30ルール」スライド10枚・時間20分以内・文字サイズ30ポイント以上 ⑬シンプルが一番=図解・アイコン・写真で代用する ⑭コンセプト=単純である・意外性がある・具体的である・信頼性がある・感情に訴える・物語性がある
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PowerPointベースでの提案書を作るのが苦手なので、買っていた(たしか2年前くらいに買って、軽く読んで放置していた)。 図解というよりは、ロジカルシンキングの入門書みたいな本。
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アマゾンレビューを見ると,本書の方法論は, プレゼンの基本中の基本みたいですが, プレゼンを一度も経験したことのない私にとっては, 得るものが多かった。 そして,非常に分かりやすい。 本書に掲載されている図は,本当に綺麗にまとまっていて, 分かりやすい。 後日,図が載っている...
アマゾンレビューを見ると,本書の方法論は, プレゼンの基本中の基本みたいですが, プレゼンを一度も経験したことのない私にとっては, 得るものが多かった。 そして,非常に分かりやすい。 本書に掲載されている図は,本当に綺麗にまとまっていて, 分かりやすい。 後日,図が載っているページを見るだけで,復習できる。 上記は,永田さんの他書においても同様のことが言える。
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去年の9月末に出向元に戻った人の置き土産です。 やっと読んでみました。 面白いですよ。プレゼン教科書は幾つか読んでるので、重複する部分が多いですが。 図解で考えよう 図解で伝えよう は、共感出来る。 いちおう、私は人と会話する時は、白紙のA4用紙を用意して矢印つかいなが...
去年の9月末に出向元に戻った人の置き土産です。 やっと読んでみました。 面白いですよ。プレゼン教科書は幾つか読んでるので、重複する部分が多いですが。 図解で考えよう 図解で伝えよう は、共感出来る。 いちおう、私は人と会話する時は、白紙のA4用紙を用意して矢印つかいながら会話することを極力実践してる。
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