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やぶへび の商品レビュー

3.2

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2017/07/09

面白くなくはなかったが、過去の作品で使ったアイディアをあっちからこっちから集めてきて適当につなげてぱぱっと作品にした感じで、ちょっと雑な作品という気がする。記憶喪失という設定を、ストーリーを進めるために、ちょっと無理目に辻褄合わせているように感じる箇所が中盤あたりから、ちょいちょ...

面白くなくはなかったが、過去の作品で使ったアイディアをあっちからこっちから集めてきて適当につなげてぱぱっと作品にした感じで、ちょっと雑な作品という気がする。記憶喪失という設定を、ストーリーを進めるために、ちょっと無理目に辻褄合わせているように感じる箇所が中盤あたりから、ちょいちょいあるように思った。ということで全体的に評価はちょっと低め。

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2016/05/11

中国人相手の偽装結婚をした元刑事がトラブルに巻き込まれるストーリー。バタバタした話で、深みはあまりないけど、気楽に読めた。

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2016/01/10

借金返済のため中国人女性と偽装結婚した元刑事、会ったこともない妻が警察に保護され、引き取りにいったことから事件に巻き込まれていく。 スピード感があってスラスラと読めるエンタテイメント小説。 ラストがあっけなかった。 (図書館)

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2015/11/03

女性問題で、しくじり、刑事を辞め、中国の偽装結婚まで落ちぶれた中年男 甲賀悟郎。 会ったことも、顔を見たこともなく、結婚したことになっている中国人 李青珠は一部の記憶を無くしている所を保護され、警察から、引き取りの電話が、かかって来る。 さてさて、龍の置物が、鍵をにぎり、中国上...

女性問題で、しくじり、刑事を辞め、中国の偽装結婚まで落ちぶれた中年男 甲賀悟郎。 会ったことも、顔を見たこともなく、結婚したことになっている中国人 李青珠は一部の記憶を無くしている所を保護され、警察から、引き取りの電話が、かかって来る。 さてさて、龍の置物が、鍵をにぎり、中国上海の黒幕や達の悪い暴力団迄が、悟郎の回りに渦巻き、物語が、展開して行く。 一番の黒幕は、上海の黒幕 王先勇を没し、息子 新豹が、新しいボスになるためで、悟郎は命を狙われる。 誰が、本当の悪なのかが、判断出来なかったのが、次々を、青珠が、記憶を取り戻すたびに、物語は、点と線を結ぶようにつながって来る。 最後に、床に倒れ銃の標的になっている悟郎が、乗り込んで来た刑事の伊賀に、青珠を女房と発したことで、青珠は、喜ぶところで、完結している。 犯人を見つけるのに蛇の置物が、ポイントなのかと、思ったけど、後半こんな目にあう主人公悟郎の人の良さが、犯罪に巻き込まれる事がやぶへびなのかと、、、 しかし、青珠の前で、女房と言う言葉を発した事が、この本の題名の「やぶへび」につながる様な感じである。 面白く読めた一冊である。

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2015/10/25

男気がある元警官ゴロー。 でも強くて頼れると思いきや守られるとは。 かっこよすぎない面も魅力なんだなぁ。こんなパターンもありです。

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2015/01/28

読みやすいけど、何か浅いな。 2015.1.28

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2017/11/09

「カネなし、女なし、定職なし」。 そんな暗い中年男の元刑事甲賀悟郎に ある時警察から電話がかかってくる。 「けがをした奥さんを保護しました。 病院にいますのでお迎えに来て下さい」と。 中国人の友人に頼まれて、 中国人の女性と偽装結婚をしていた甲賀は、内心ヒヤッとする。 顔を見るの...

「カネなし、女なし、定職なし」。 そんな暗い中年男の元刑事甲賀悟郎に ある時警察から電話がかかってくる。 「けがをした奥さんを保護しました。 病院にいますのでお迎えに来て下さい」と。 中国人の友人に頼まれて、 中国人の女性と偽装結婚をしていた甲賀は、内心ヒヤッとする。 顔を見るのも初めての外国人の奥さん・・・ やっかいなことに、怪我のシヨックからか、 「奥さん」は過去の記憶を失っているというから、 甲賀は途方にくれてしまう。 急いで間にはいった中国人の友人に連絡をとり、 迎えに来てもらったが、 彼女は紹介をした女性とは別人とわかる。 なぜ偽装結婚に替え玉がつかわれたのか? 甲賀の「妻」となった女性は誰なのか? 外国人との偽装結婚という手段の裏に きな臭い中国系マフィアとのからみのある事件が彷彿する。 安易に偽装結婚をしたばっかりに、 事件にひきこまれていく元刑事の男性の様子が スリルたっぷりに面白く描かれていた。 最悪の災いが転じて吉となる様子、 大きなどんでん返しが待っていたラストに、 大きな大きな拍手をおくりたい。 スピーディーに描かれ、一気に読める作品だった。

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2014/02/07

元警官の男が偽装結婚の手伝いをしたら、その相手がワケありで面倒なことに巻き込まれてしまう話。金が無いやらギャンブルやら偽装結婚やら、ダメ男の話かと思ったらそうでもなかった。最後の先が気になるけども。

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2013/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元警察官である甲賀のダメ男振りと、謎の中国人女性青珠の少し天然な一面が面白い。会ったことのない戸籍上の妻と対面するところから、ノンストップで展開し、一気に読み終わった。

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2013/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【やぶへび】 大沢在昌さん 人一倍女は好きだが、女性に運が無く、女性にはまる度に落ちぶれて行く男・甲賀悟郎。彼は中国人の親友・杜英淑の仲買で中国人女性の李青珠との偽装結婚をするまでに落ちぶれていた。相手の顔も知らず、会う事もなく、また関心もなく過ごしていたが、彼の結婚相手の青珠が事件に巻き込まれ警察に保護された。青珠はどうやら記憶を失っているらしい。日々の生活に困窮している悟郎の元に青珠が転がり込むコトになった。この女を手早く誰かに押し付けたい悟郎は杜英淑に連絡を取ろうとするが何故か電話が繋がらない。そして、青珠を連れて彼女の身元をさぐる悟郎に中国人マフィアが接近してきた。面倒はご免の悟郎だが、さりとてお人好しの彼は青珠を見捨てる事も出来ない。マフィアの追跡をかわしつつ青珠の素姓をさぐっていく悟郎。やがて中国マフィアの大ボスの殺人事件にまでコトは行き着いて来た。。 ☆ 久しぶりの大沢在昌さん。 「らんぼう」は面白かった。この本も気づけば一気読み。。 とても読みやすい本だったな。。

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