作者不詳 ミステリ作家の読む本(下) の商品レビュー
下巻はもうミステリに全振りのものとして楽しんだ。ちょっとズルいのもあるが本格ミステリの仕掛けはハイアベレージでまとまっておりさすがの出来。 ホラー的には結局ワンパターンでやや冗長。でも迷宮草子自体の仕掛けはちゃんとあって満足。 短編ミステリ集としてはかなり良い作品。 ただ、ホラー...
下巻はもうミステリに全振りのものとして楽しんだ。ちょっとズルいのもあるが本格ミステリの仕掛けはハイアベレージでまとまっておりさすがの出来。 ホラー的には結局ワンパターンでやや冗長。でも迷宮草子自体の仕掛けはちゃんとあって満足。 短編ミステリ集としてはかなり良い作品。 ただ、ホラーを期待した分ちょっと残念なのと、個人的にはやっぱり物語や雰囲気作りがしっかりした長編が好きなので、やや好みに合わず。 結局沙霧のノックの件はどうなるのよ。
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朱雀の化物:リヨコの山奥の別荘〈岩壁荘〉で起きるそして誰もいなくなったストーリー。女リーダーのリヨコのミヨへの仕打ちの酷さと、昔Yという酷いイジメをしていた女性が受けていた蓑虫というイジメの内容もゾワゾワ。翌朝登場人物全員を殺した朱雀の化物の正体は…上手いこと放たれた叙述の世界が...
朱雀の化物:リヨコの山奥の別荘〈岩壁荘〉で起きるそして誰もいなくなったストーリー。女リーダーのリヨコのミヨへの仕打ちの酷さと、昔Yという酷いイジメをしていた女性が受けていた蓑虫というイジメの内容もゾワゾワ。翌朝登場人物全員を殺した朱雀の化物の正体は…上手いこと放たれた叙述の世界が堪能できる。 時計塔の謎:網膜に病を抱える千砂が高台から落ちて死ぬ。僕が捜査するも事故でも自殺でも殺人でもない…はたして真相は。時間と方角を読み解くミステリ。驚きはないが読みやすい一編。 首の館:『迷宮草子』刊行にまつわる話。作者たちが狗鼻の館に集められる。こちらもそしてだれもいなくなったストーリー。朱雀の化物とは叙述の仕方が違うが、アンフェアぎりぎりを書くうまさが目立つ。 『迷宮草子』の真実がアナグラムやら作者の名前から真実を導いたり、そもそも信一郎はいないなどなど…なかなか幻想的な感じです。
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朱雀の化物、いじめ表現がえげつなくて読むのが苦痛だった。その後にいじめ主犯たちが惨殺されても全然スッキリした気分になれず、でもミヨの独り言の意味や殺戮者の正体には興奮した。 時計塔の真相もなかなか辛い 謎解き自体はサックリ終わり怪異が現れなかった その代わり、最後の話である首の館は結構なボリュームがある 館でどんなにいい人で頼れる人であっても、集まった人達は人を自殺に追い込んだんだよなぁって思うとだいぶゾッとする 首の館はミステリーの王道だけど解決パートは完全にホラーですね
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一編、一編面白い。 信一郎が謎を解いてくれるという安心感。 でも、謎を解くまでのヒヤヒヤ。 早く、早くとこちらが焦ってしまう。 怪異に襲われるリアル感。 擬音語がこんなに怖いとは、、。
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下巻のほうがホラー感強めで引き込まれた。 朱雀の化け物面白かったです。 最後はなるほどね〜という。 上手い終わらせ方ってすごく難しいので、いいんじゃないでしょうか。アニメになったらワクワクするような感じがしますね。
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一つ一つの章のミステリーは面白いが、逃げるシーンが冗長に感じた。 オチも個人的にはスッキリしなかった。
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岩壁荘の話が出てきて「魔邸にでてきたやつだ!! 」と興奮した。 とっても怖くて面白かった!ミステリ要素はわくわくするし、ホラー要素では思わず声がでちゃったり。 三津田さん達主人公が古本を購入したところから、怪異に巻き込まれていくのだけど、最終的にわたしが巻き込まれてしまう。 これから、どうしよう。
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ザ・三津田信三作品って感じ。 各話の筆者名がどうこじつけても読めなかったため、最後の回収に驚かされた。 結局のところ何が憑いてるの?っていう説明がなされないところが、より気持ち悪さが増して心地よい。
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ホラーとミステリーの融合っぷりが秀逸な本作。お気に入りです。 謎の同人誌『迷宮草子』の作品を1篇ずつ読むといういわゆる作中作パートと、それを読んだが故に怪異に襲われ『迷宮草子』のその作品の謎を解く(解釈する)パートとが交互に挿入されており、グイグイ読ませます。『迷宮草子』はそれぞ...
ホラーとミステリーの融合っぷりが秀逸な本作。お気に入りです。 謎の同人誌『迷宮草子』の作品を1篇ずつ読むといういわゆる作中作パートと、それを読んだが故に怪異に襲われ『迷宮草子』のその作品の謎を解く(解釈する)パートとが交互に挿入されており、グイグイ読ませます。『迷宮草子』はそれぞれホラーとして趣向が違っていてどれも面白いのですが、「朱雀の化物」「首の館」辺りが一番私の好みかな。ラストに向かっての毎度二転三転する展開、面白かった。
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ホラーとミステリの融合、本当に面白かった。 これはミステリ色の方が強かったかな。 迷宮草子の一つ一つの話も楽しめたし、全体を通しての謎解きしつつ、そしてホラーっていうのも。
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