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ザッポス伝説 の商品レビュー

4.1

190件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/01/20

ザッポスとは、顧客が熱狂するカスタマーサービス抜群の靴店。 アマゾン・ドットコムに多額で買収され、世界中から注目の企業。 この本は、創業者トニー・ジェイの ビジネス、人生において、幸せを見つける方法を発見するまでの 旅路における面白いストーリー。 とにもかくにも、面白い! ...

ザッポスとは、顧客が熱狂するカスタマーサービス抜群の靴店。 アマゾン・ドットコムに多額で買収され、世界中から注目の企業。 この本は、創業者トニー・ジェイの ビジネス、人生において、幸せを見つける方法を発見するまでの 旅路における面白いストーリー。 とにもかくにも、面白い! けっこう分厚い本なのですが、年末の帰省時、あっという間に 惹きこまれながら読んでしまいました。 今年のマイベストテンが、大晦日に逆転。 翻訳、監訳も素晴らしいですね。 早く読みたかったと後悔した一冊です。 私の注目点 ☆この素晴らしい経営者も最初はお金目当てだったこと。 これは、悪い意味ではなくって、ほとんどの人が、最初の動機が いわゆる成功、富や名声だったりするけど、 そういう人は多いと思う。そんな私たちに勇気をくれるもの。 トニーは子供のころから、ミミズ牧場の経営に失敗したり バッジ販売で大儲けしたり、起業家精神にみちあふれ、 自分で事業してお金を稼ぐことを夢見る少年。 ハーバードに入って、学生ビジネスで儲け、就職先は、給料が良く、 仕事が楽な職に就きたい。 そして、オラクルへ入社。副業に専念し、すぐに退職する。 仕事の内容や、どの会社で働くか、そこの企業文化などまったく気にしなかったという。 →この同じ人がターニング・ポイントを経て、金銭を追い求めるのをやめ、 情熱を求めることに、そして、企業文化創りをしていくのです。 一人の人間が変化していくプロセス、巨万の富を手にし、投資事業で いろいろな経験し、自信を失ったり、気付きを得ていくところがすごく面白い。 ぜひ、読んで味わってもらいたい。 起業家を目指す人、若い人にもぜひ。 ☆企業文化こそブランドの徹底 ワオ!と感動を呼ぶカスタマーサービスの向上、企業文化の強化に 集中し、投資しました。 その具体的な徹底ぶり、コア・バリューを創り上げていく過程は 大変勉強になります。 企業理念をお飾りだけではなく、社内に浸透させることに熱心な 企業もたくさんあります。 わが社もそう努めていますが、学ぶべきヒントが満載です。 ☆日本企業や日本人はもっと自信を持っていい、と私は思いました。 従業員を大切に、顧客を大切に、世のため人のため、三方よし、 というのは、日本の古き良き、企業風土、文化、伝統であったものですね。 それが今は薄れてしまっている面もあるけど、真摯に取り組んでいる企業もあります。 「おもてなし」の精神は、売らんがため、というよりは、自然と心の底から 湧き上がるものだったはず。 新興国の富裕層向けのサービスや販売には、 この日本の「おもてなし精神」を学ぼうとされていると聞きます。 私たちの中の潜在パワーにも気付くものだと思いました。 次回、役職者への課題本にもさせていただきます。 偉人の伝記+経営実務+幸せな生き方 経営者、起業を目指す人、すべての方にオススメできる素敵な本です。 こういう本に出会えた幸せに感謝します。

Posted byブクログ

2011/01/18

ビジネスの成功譚であるとともに、ハピネス(幸せ)について考える本でもある。本の全体に色濃く反映されている、ザッポスのCEOである著者の考え方や物事への取り組み方に大きな刺激を受けた。自らを、そして周囲をよりハッピーにするために、自分も何かをやってみたい!-という気分にさせられる良...

ビジネスの成功譚であるとともに、ハピネス(幸せ)について考える本でもある。本の全体に色濃く反映されている、ザッポスのCEOである著者の考え方や物事への取り組み方に大きな刺激を受けた。自らを、そして周囲をよりハッピーにするために、自分も何かをやってみたい!-という気分にさせられる良書。読みやすさもGood。

Posted byブクログ

2011/01/17

読後に、思わず、トニー・シェイ氏のTwitterアカウントをフォローしてしまったほど、氏の考え方に共感した。 顧客に幸せを届けるということ。小売業の理想なんだろうと思う。

Posted byブクログ

2011/01/17

 「ワオ!なんて素敵な会社なんだ!」と思いつつ、アマゾン・ドット・コムの光と影が頭を過る私はひねくれ者だろうか?

Posted byブクログ

2011/01/17

こんな会社作って、みんなでhappinessを共有したい! そう思わせてくれる一冊。 「企業文化を大切にする」 一昔前の日本企業もそういう部分はあったのかもしれない。 ただし、ザッポスの場合、 「企業文化」はただ上から言われ守るべきものなのではなく、 一人一人が実践し、作り上...

こんな会社作って、みんなでhappinessを共有したい! そう思わせてくれる一冊。 「企業文化を大切にする」 一昔前の日本企業もそういう部分はあったのかもしれない。 ただし、ザッポスの場合、 「企業文化」はただ上から言われ守るべきものなのではなく、 一人一人が実践し、作り上げて行くもの、ということを浸透させる様な仕掛けが随所にある。 今後は、ますます、 オフィシャルとプライベートの区別がつかなくなるような職場環境構築が重要なのかもしれない。

Posted byブクログ

2011/05/09

HappinessとFreedomを追求することは少し似てるのかも。より良い世界にするために、ここにも頑張ってる人がいると思えることは勇気づけられるし、真似してみたいヒントもたくさんもらえた。

Posted byブクログ

2011/01/16

ザッポスはどうして成功したのか? 強い企業文化がある。 企業文化が、きちんと設定されていれば、素晴らしいカスタマーサービスも長期にわたる素晴らしいブランド構築も、情熱的な社員や、顧客といったそのほかのことも自然にはじまる。 会社の文化と、会社のブランドは、表裏一体、本質的にコイン...

ザッポスはどうして成功したのか? 強い企業文化がある。 企業文化が、きちんと設定されていれば、素晴らしいカスタマーサービスも長期にわたる素晴らしいブランド構築も、情熱的な社員や、顧客といったそのほかのことも自然にはじまる。 会社の文化と、会社のブランドは、表裏一体、本質的にコインの表と裏の関係。 大事なのは、コアバリューかあり、社員が、それに真剣に取り組んでいること。コアバリューとは、企業文化が明文化されたものである。 重要なのは、組織全体にとってコアバリューが、根本的な考え方になっているときにそこから、生まれる連帯感である。 個人のコアバリューが、どんな人かを定義づけ、会社のコアバリューが、究極的に、その会社の特徴とブランドを定義づける。 コアバリューや、基本理念を持つ企業はたくさんあるが、そういったものは、非常に崇高な響きをもち、マーケティング部が出したプレスリリースのようであるのが、問題。 ポーカー経営学。 数学的に最善の方法で、プレイしない人が、少なくともひとりいれば、だいたい正しくプレイする人がかつ。 どのテーブルにつくかが、最も重要な意思決定。 ポーカーでは、選択できるのは、自分が座るテーブルだけだった。しかし、ビジネスでは、既存のテーブルにつく必要はない。自分のテーブルを定義したり、すでに、自分がついているテーブルを大きくすることもできる。 あるいは、いつでもテーブルをかわることもできる。 心理学上、自覚して意図的に努力しなかったら、今していることを続けるという習慣が常に勝つ。

Posted byブクログ

2011/01/13

TwitterやFacebookやブログで情報の透明性が高まる昨今、企業文化(社内の空気)=ブランドイメージであり、良い企業文化を作り上げることは非常に重要であることを学んだ。

Posted byブクログ

2011/01/13

10のコア・バリューは非常に興味深かった。ザッポスのような会社で働くことが出来る人が羨ましい。 後半は若干冗長でつまらなかった。

Posted byブクログ

2011/01/12

巷で評判がいいので読む。俺の仕事と関係がそこそこあるので読む。 対象は興味深い。アップルとエンロンの次に面白い。本としての出来はイマイチ。そんな感じ。 なぜこの会社が騒がれるのか理由はよくわかった。すげえよ実際。 なぜこの会社が成立するのか、は少しわかった。トップの経験と力量...

巷で評判がいいので読む。俺の仕事と関係がそこそこあるので読む。 対象は興味深い。アップルとエンロンの次に面白い。本としての出来はイマイチ。そんな感じ。 なぜこの会社が騒がれるのか理由はよくわかった。すげえよ実際。 なぜこの会社が成立するのか、は少しわかった。トップの経験と力量に信念、社員の選別、時代性、そして現金。 なぜウチの会社がこうなれないのか、は考えたら死ぬほど理由が並んだからいいや。 問題は、どうすればウチの会社がこうなるか。 ポリシーを共有していない、既に成立している組織が再度価値を共有するにはどうしたらいいのか、うーむ。 作るより直す方が難しいんだな、やっぱり。 ザッポスがやってるレベルのサービスは、実は費用面では大した問題はないように思う。 キャッシュフローの問題はあるけどね。故にamazonの買収を受けたのか。うむうむ。 問題は、サービスレベルを継続的に向上させる主体であるところの、社員の、特にコールセンターのオペレーターみたいな末端のモラルを維持する仕組。 会社への、仕事へのロイヤリティーを維持できる理由。 ファミリー的な職場の雰囲気たけでは納得できねぇんだよなぁ。 なんだろう、ネバダでオペレーターをやるような階層の人にとって、こんな[人道的な]扱いをしてくれる職場ってのがあまりにレアだからかなぁ。 ううむ、本はイマイチだけど、とっくり考える必要がある。。。 しかし、最近の本は字がデカくてムカつく。デカい字の本は知的雰囲気を三割無駄にしてると思うんだ。

Posted byブクログ