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チーム(Ⅰ) の商品レビュー

4.1

208件のお客様レビュー

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2024/05/29

駅伝小説の3冊目。学連選抜のチームとしてのまとめ役の苦悩を描いた作品。 箱根を走る10人全員のエピソードを描いてほしかった。

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2024/03/04

堂場作品を初めて読んだ。 駅伝に興味がない私でも面白く読むことができた。 レース中の描写は細かくてそれぞれの選手の心情だったり状況が伝わってきた!

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2024/01/27

2024.01.27 結末には驚いた。この流れならこうなるだろうという予想は外れた。 主務の人の良さが少し嘘っぽく感じるのは自分が年老いて素直さを失ったからか。

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2023/12/28

今にも風切り音が聞こえてきそうなくらい躍動感のあるドラマ。駅伝そのものの魅力に加え、スポーツの枠を超えた人生の示唆に通じる豊かさを感じた。次の箱根駅伝が何倍も楽しめそう。 ── 膝は敵であり、同時に頼りにしなければならない大事な味方だ。このまま俺の言うことを聞いてくれるのか。そ...

今にも風切り音が聞こえてきそうなくらい躍動感のあるドラマ。駅伝そのものの魅力に加え、スポーツの枠を超えた人生の示唆に通じる豊かさを感じた。次の箱根駅伝が何倍も楽しめそう。 ── 膝は敵であり、同時に頼りにしなければならない大事な味方だ。このまま俺の言うことを聞いてくれるのか。それとも裏切るのか─ ケガの失敗という過去に怯える主人公が、体の声を聞きながらアンカーを走るシーン。もうハラハラする。こうして自分と向き合いながら、ゆっくり俯瞰し、内観すること。ヨガやマインドフルネスでも学ぶことはできる。ただしこれはレースだ。それもたった1時間の。両肩には仲間の信頼が乗っている。このジレンマに無性に掻きむしりたい気持ちになった。 元々運動音痴だった私は、これだからチーム戦がイヤだったのだ。それなのになぜかページをめくる手が止められない。次へ次へと背中を押される。 駅伝はチーム競技か、はたまた個人競技なのか。 そんな問いに意味はないけど、考え出すと結構ハマる。きっとチームでありたいというのは、願いと言ってもいいのかも。人生80年のレースも、きっと同じなんだなーなんて思う。 何が同じって?それは妻にわかってほし─後略

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2023/11/06

箱根駅伝の学連選抜をテーマにした作品。青春スポーツもの、いいですね。大好物です。10区あるのに4人しかクローズアップされてなかったことだけが残念でしたが、登場人物一人ひとりに感情移入できて良かったです。さて、走ってこようかしらん。

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2023/08/12

箱根駅伝予選落ちから集められる学連選抜にスポットをあてた物語。出場校ではなく選抜の寄せ集めで箱根を勝ちにいくってのが面白い。 現実ではどうなんだろ?と調べてみたら、ちょうどこの小説が発刊された2008年83回大会で原監督が率いた選抜チームが4位と大健闘していた!今年の1区で飛び出...

箱根駅伝予選落ちから集められる学連選抜にスポットをあてた物語。出場校ではなく選抜の寄せ集めで箱根を勝ちにいくってのが面白い。 現実ではどうなんだろ?と調べてみたら、ちょうどこの小説が発刊された2008年83回大会で原監督が率いた選抜チームが4位と大健闘していた!今年の1区で飛び出した新田くんを思い出しました。 でもやっぱり勝つのは現実的に難しい。4年間同じ釜の飯を食べた仲間との絆には敵わない。100回大会から廃止するようです。過去に公務員ランナー川内さんも出場しているのに残念ですね。 箱根駅伝大好き!マラソン大好き!私も市民ランナーなので走るの大好き!早速「チームⅡ」続編読み始めました。 山城~~~!!!

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2023/08/11

箱根駅伝ファンにはたまらない作品。 読んでるだけで箱根駅伝を感じられる、学連選抜に光が当たった作品。 選手も監督も大変だろうなと思う。 スポーツ小説といえば実業之日本社、箱根駅伝といえば原晋監督、駅伝中継といえば中村秀昭アナ、最強!

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2023/06/18

選手の心理を詳細に描かれているところが、とてもすごいと思いました。 そのようなことを考えながら競技をしているど想像させてくれるところが素晴らしいと思いました。

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2023/02/12

9区の山城選手のところ、心を揺さぶられました。 文庫の巻末の対談も、よかったです。作家さんは、人を描いてるんだな…と教えてもらいました。

Posted byブクログ

2023/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青木武 城南大学駅伝部主務。痛めた膝の後遺症でかすかに脚を引きずっている。三年生になった直後に膝に致命的な故障を抱え、選手から主務に転身。四年生。学連選抜チームの裏方スタッフを務める。 浦大地 城南大学駅伝部主将。四年生。前年の箱根駅伝では故障で大ブレーキとなった。卒業後は実業団のチームに加わる予定。 学連選抜チームのキャプテン。十区。 山城悟 東京体育大学。予選会を別次元の走りをしてトップでゴール。 九区。 何につけても人の神経を逆撫でするような話し方をするが、マスコミの取材では打って変わって好青年を演じる。 吉池幸三 美浜大学陸上部監督。大学陸上界の名伯楽。 監督歴三十年。美浜大学が予選会で十一位になったため、学連選抜チームの監督になる。 門脇亮輔 港学院大学陸上部。浦とは長野の高校時代のチームメート。 四年生。五区。 一見すると不真面目と取られかねない飄々とした男。卒業後は故郷に長野に戻り、高校の教諭になる予定。 広瀬翔 中央大学陸上部キャプテン。長野県出身で、浦が永遠のライバルだと思っている。 上野 東都大学陸上部監督。学連選抜チームのコーチ。 長谷川 一般紙の運動部記者。長くアマチュアスポーツを担当している。 池内 山内が所属する東体大の監督。 朝倉功 東都大学理工学部一年生。三区。広島県出身。 飯田 関東教育大の監督。 松岡真 関東教育大学三年生。 五区。合宿後に膝を傷め、出場を断念。 長崎慶介 千葉国際大学。一区。 庄野 明生 多摩国際大学。二区。 池上大輔 横浜大学。四区。 牧勇人 美浜大学。六区。 酒井幸一郎 東京平成大学。七区。 夏目隆二 浦和学園大学。八区。 大竹 東都大のマネージャー。 宮田 テレビ中継の解説者。関西の大学の陸上部監督。

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