そうはいかない の商品レビュー
江國さんの「読んでばっか」から。 佐野さんは特に一押しで、確かに私も一押しだったのだ。 この本の装丁や挿絵、なんとも妖艶で好きだ。ピカソみたい。 著者独特の感性、なかなか他にいない。 亡くなっても、本は残る。 たくさんの本をまたぼちぼち読んでみようと思う。
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その後は?と 問いたくなるお話が多い そこが面白い 物語のような エッセイのような (オビに「物語エッセイ」 と書いてあった) 妙興寺ブックオフにて購入
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ドキッとしたり、クスッとしたり、じわーとしたり、でも一番、ぞわ~ときました! そうはいかないわい。ね。って変に納得しながら読みました。 面白かった‼️
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そうそう、昔の日本ってそういうえげつないとこあったよなあ。今もそうだけど口に出さないだけかな。 という、偏見、意地悪が散見されながらも、ほっとできる。 小気味いいショートストーリー。 図書館で借りたが、所有したい感じ。
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佐野洋子さんの「そうはいかない」2010.12発行です。1989~1992年「IBM USERS」などの雑誌に掲載されてたエッセイの加筆・修正とのことです。ーーーお金を持ってる時はのり弁食べても余裕があったけど、なくなったら、のり弁食べるとみじめで涙が出てくる。木綿のパンツはくの...
佐野洋子さんの「そうはいかない」2010.12発行です。1989~1992年「IBM USERS」などの雑誌に掲載されてたエッセイの加筆・修正とのことです。ーーーお金を持ってる時はのり弁食べても余裕があったけど、なくなったら、のり弁食べるとみじめで涙が出てくる。木綿のパンツはくのも嫌。お金がないから見栄をはる。(たぶん佐野洋子さんの友達の話だと思いますw)---人間をはじめ、森羅万象に対する佐野洋子さんの観察眼に、今さらながら脱帽です!
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今までの何冊か(しずこさん、役に立たない日々、天使のとき・・・)より、すっきり読めた。激しさはほどほどだったが、その分、リアルに感じられる。
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かなりシュールな、オトナの女性の短編集。老い、みにくい恋愛、女同士のやりとり…など。 「クチビル」は思わず笑ってしまった。
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シニカルな視点だらけの短編集。 これまたクセだらけなので、ちょっと?な話しも多数あり。 多摩地区の豚小屋を描いた一作が忘れ難い作品。普通の差別話なのに何だかSFのようなかんじ。
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短編集。 皮肉ったような作品もあるけど、 そこがまた面白かった。 この作家は人も動物も好きなんだろうなあ。
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短くて、少しリアルな感じが、いい意味で、すっと入ってすっと忘れそうな中身。母さんの脚が個人的に一番印象的かな
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