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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.2

1597件のお客様レビュー

  1. 5つ

    609

  2. 4つ

    586

  3. 3つ

    229

  4. 2つ

    53

  5. 1つ

    11

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2023/02/02

★右手を見下ろすと判子が押されていた。可愛らしい花のマークで、真ん中に、「たいへんよくできました」と文字がある。 ★「わたしたちって、このまま一緒にいても絶対『よくできました』どまりな気がしちゃうよね」 ----------------------------------- ...

★右手を見下ろすと判子が押されていた。可愛らしい花のマークで、真ん中に、「たいへんよくできました」と文字がある。 ★「わたしたちって、このまま一緒にいても絶対『よくできました』どまりな気がしちゃうよね」 ----------------------------------- 絶望的な状況でも色々な人の「逃げろ」に背中を押されて逃げ続ける青柳が、少しずつ逃亡の道を開いていくのがスリル満タン!真犯人や事件の真相は最後までぼやけてるけど、そのじらしがうっとおしくならないような回想が面白い。

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2022/10/29

待ちに待った伊坂さんの最新刊。 首相暗殺の濡れ衣を着せられた青年と、彼の旧友の視点をメインに青年がどう逃げ切るかが描かれた作品。 伊坂ワールドは今回やや弱め?に感じましたが伏線の張り方や、ウィットに富んだ会話はお見事。 天才だと思います。 ストーリーの終わり方はむむ?と感じ...

待ちに待った伊坂さんの最新刊。 首相暗殺の濡れ衣を着せられた青年と、彼の旧友の視点をメインに青年がどう逃げ切るかが描かれた作品。 伊坂ワールドは今回やや弱め?に感じましたが伏線の張り方や、ウィットに富んだ会話はお見事。 天才だと思います。 ストーリーの終わり方はむむ?と感じるところもあります。 が、今後の彼の作品にどのように繋がってゆくのかが 楽しみになるような結末でした。

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2022/10/26

伊坂幸太郎はやっぱりすごい。何を読んでもそう思う。素朴な日常から始まって、話が進むにつれてストーリーは壮大になり、スピード感が増していく。そのギャップにいつもしてやられる。伏線が伏線ぽいのは否めないが、きれいに回収されていくところも気持ちいい。 伊坂幸太郎の小説にはいつも青っぽ...

伊坂幸太郎はやっぱりすごい。何を読んでもそう思う。素朴な日常から始まって、話が進むにつれてストーリーは壮大になり、スピード感が増していく。そのギャップにいつもしてやられる。伏線が伏線ぽいのは否めないが、きれいに回収されていくところも気持ちいい。 伊坂幸太郎の小説にはいつも青っぽさ、若さ、エモさを感じる。あれはなんなんだろう。 タイムリーであったからこそ、巨大な力によって事実がもみ消される恐怖を強く感じた。

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2022/10/20

長く感じた…実際、700頁弱の長編であるのだけど、ワクワク感が湧き上がらなかった。 J.F.ケネディ暗殺事件から着想したという本書は、安倍元総理の事件とも重なった。 巨大な陰謀のワナに絡めとられ、首相暗殺事件の犯人の濡れ衣をきせられた青柳雅春の逃亡劇。 物語の発端の唐突さと解...

長く感じた…実際、700頁弱の長編であるのだけど、ワクワク感が湧き上がらなかった。 J.F.ケネディ暗殺事件から着想したという本書は、安倍元総理の事件とも重なった。 巨大な陰謀のワナに絡めとられ、首相暗殺事件の犯人の濡れ衣をきせられた青柳雅春の逃亡劇。 物語の発端の唐突さと解決したのか⁈との思い、そして、折り込まれる昔話と例え話の頻繁さにちょっと飽きてしまった。 10年以上積読してた本棚から引っ張り出してきた本書は、高評価多く期待していたけど…伊坂幸太郎氏作品の中では、ちょっと不満が残った。

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2022/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「痴漢は死ね」「たいへんよくできました」「小さくまとまるなよ」「ロックだよ」「人間の最大の武器は信頼と習慣」 記憶に残るセリフがたくさんありました。 伊坂幸太郎さんの作品は2作目ですが、やはり面白かったです。青柳の人柄の良さとそれを信じて支える周りの人々の姿は読んでいて心が温かくなりました。展開も最後まで読めず、ハラハラしながらページを捲る速さがどんどん速くなっていき、読んでいる時間を忘れてしまうほど集中しちゃいました! あとは青柳が素性をばらして直接両親や樋口さん達に今までの経緯とか本人の気持ちとかを思う存分に話せる時が来るといいなあなんて思ったりして笑

Posted byブクログ

2022/10/14

面白すぎた…主人公の絶対絶命の緊迫感が常にありハラハラドキドキが止まらなかった。この物語がどのようなどう結末を迎えるのか気になりすぎて読む手を止められなかった。縁というのは本当に奇妙なもので疎遠になってしまった昔の友人を懐かしむ気持ちが湧いた…人間の1番の武器は信頼と習慣というセ...

面白すぎた…主人公の絶対絶命の緊迫感が常にありハラハラドキドキが止まらなかった。この物語がどのようなどう結末を迎えるのか気になりすぎて読む手を止められなかった。縁というのは本当に奇妙なもので疎遠になってしまった昔の友人を懐かしむ気持ちが湧いた…人間の1番の武器は信頼と習慣というセリフ沁みた

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2022/10/12

期待したけど、長文頑張って読んだけど、かかった時間ほどの感動はなく、もやもやが残った。なんだろう…。登場人物に感情移入出来なかった。

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2022/10/09

えー。面白くない。 なんだろ?なんでだろ? 会話が不自然すぎてちょっとストーリーに入れず。 なかなか閉じると開く気になれない。 読んでてもだるくて眠くなる。 100ページまで読むのが本当に苦痛だった。 青柳ターンになってから、頑張って入れそうかな?と思うものの、ダメ。 とにか...

えー。面白くない。 なんだろ?なんでだろ? 会話が不自然すぎてちょっとストーリーに入れず。 なかなか閉じると開く気になれない。 読んでてもだるくて眠くなる。 100ページまで読むのが本当に苦痛だった。 青柳ターンになってから、頑張って入れそうかな?と思うものの、ダメ。 とにかく会話が自分には合わない。 みんな面白いって言ってたから…楽しみだったんだけど。 本当に自分が読書下手なんだろうなと落ち込む… その前に伊坂幸太郎の文体は合わないみたい。 ぶつ切りで入り込めない…

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2022/10/03

ずっとドキドキしながら読んでたし終わり方がオシャレすぎた。こんなに有名作なのに何故今まで読まなかったのか。 伊坂幸太郎は最初に読んだ作品が私的に微妙だったから勝手に苦手判定してて損したな・・・

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2022/09/23

伊坂幸太郎さんの作品は大好きなのですが、積読本になっているものもあって、こちらの作品もそのひとつでした。 映像化されているものがアマプラに出てきたので、それを見る前に読もうと思って手に取りました。 時系列が前後したり、キーワードで別人物に繋いだり、表現が鮮やかで、読んでいてスリ...

伊坂幸太郎さんの作品は大好きなのですが、積読本になっているものもあって、こちらの作品もそのひとつでした。 映像化されているものがアマプラに出てきたので、それを見る前に読もうと思って手に取りました。 時系列が前後したり、キーワードで別人物に繋いだり、表現が鮮やかで、読んでいてスリルがありました。 この人がこうくるか、とか、この台詞こうつながるか、とか、伏線回収も完璧で最高でした。 泥臭くても、逃げても、生きてるだけで勝ち。そんな勇気ももらいました。

Posted byブクログ