どんぐり姉妹 の商品レビュー
うわー美味しそうって描写をいつも楽しみにしているのだけれど、そこにまた『生』を感じたりするのだけれど、今回はすーっと流れてしまいました。 キムチのあたり。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どん子とぐり子のふたり姉妹。 ふたりのちょっとした秘密のサイトが『どんぐり姉妹』。 いつもながらの爽やかな読後感! スピリチュアルな感じも『もしもし下北沢』にそっくり。 どうしても分かってしまうことがあるって 思ってる人だとすごくハマるかも。 インターネット、特にメールやブログなどは直接読んでも 物語に引用されてもウザさが残ることが多々あるんだけど (例えば銀色夏生さんを持ってしても) これはイヤな感じがちっともしない!そこはさすがです。 あと私がどうしてこんなにソウルが好きなのか、そうそうコレコレ! 上手に表現されてて嬉しかった。
Posted by
だいたい読まなくても話の系統は想像出来るんだけど でも新刊でたら読むことにしている作家さんなので読む。 やはりいつものよしもとばなな話だった。 普通よりもちょっと大変な人生を生きている姉妹が けなげに?自分を再生しながら?生きていく話。 でもメールの応対サイトを運営し...
だいたい読まなくても話の系統は想像出来るんだけど でも新刊でたら読むことにしている作家さんなので読む。 やはりいつものよしもとばなな話だった。 普通よりもちょっと大変な人生を生きている姉妹が けなげに?自分を再生しながら?生きていく話。 でもメールの応対サイトを運営している割にそのエピソードが 2件だけってのが物足りなかった。もっとそちらに焦点を あてたらもっと面白かったのかも。 最近はなんかマンネリだなーって思う。
Posted by
110524*読了 ばななさんの小説を読むと心がしんと落ち着く。 インターネットが小説の内容に入ってきても、根本的なところが変わらないから、いつだってあたたかくて静かな気持ちになれる。 本当にこれはばななパワー。 どんぐり姉妹のような関係もきっと楽しい。わたしはどんなに悲しくて...
110524*読了 ばななさんの小説を読むと心がしんと落ち着く。 インターネットが小説の内容に入ってきても、根本的なところが変わらないから、いつだってあたたかくて静かな気持ちになれる。 本当にこれはばななパワー。 どんぐり姉妹のような関係もきっと楽しい。わたしはどんなに悲しくてもアクティブに動こうとしてしまうので、どん子お姉さんに近いかな。 静かでいることも悪いことなんかじゃないって、ぐり子さんに気づかせてもらいました。
Posted by
「どん子」と「ぐり子」…。 とんでもない名前だと思いましたが、お父さんがその名前に決めた時のエピソードが素敵でした。 だから、二人とも、素直にこの名前を受け入れています。 性格は正反対ですが、二人の仲の良さが心地いいです。 どこかふわふわとして、心もとない感覚がありますがさらり...
「どん子」と「ぐり子」…。 とんでもない名前だと思いましたが、お父さんがその名前に決めた時のエピソードが素敵でした。 だから、二人とも、素直にこの名前を受け入れています。 性格は正反対ですが、二人の仲の良さが心地いいです。 どこかふわふわとして、心もとない感覚がありますがさらりとした空気感が良かったです。 今を丁寧に一歩ずつ…。 先を急ぎ憂うより、大切なことを見逃さないように…。 ホッと一息ついた気がしました。
Posted by
久々のばななさん。読み終わってみての感想は、、、うーん。 ばななさんのふつうすぎてわからないようなことを分からせてくれるような感じがすきで、読みながらうわうわうわ…てなるのがいつもだった。 でも今回のはサラ~っと終わっちゃってちょっと悲しかった。姉と妹の話なのだが個人的には姉...
久々のばななさん。読み終わってみての感想は、、、うーん。 ばななさんのふつうすぎてわからないようなことを分からせてくれるような感じがすきで、読みながらうわうわうわ…てなるのがいつもだった。 でも今回のはサラ~っと終わっちゃってちょっと悲しかった。姉と妹の話なのだが個人的には姉をもっともっと変人(充分かわりものとして描かれてるが。)な感じにしてほしかった。 自分が卒論で色々とばなな関連を読みすぎだせいなのか?なるほどこのパターンですね、やはり。て感じで読むようになってしまいかなしいm(_ _)m でもやっぱりぐっとくる一文もあったし、また日を改めてよんだら違うかもしれない。
Posted by
よしもとばななさんの本はほとんど読んだことがないのでよくわからないけれど、この静かな感じが彼女の世界なのかな?どんぐり姉妹の妹、ぐり子が語り手で、生い立ちや自分達姉妹の心のうちを語っている。読んでいて、わさわさした感じがしない。何故かな?生活の様子も描かれているのになぁ。印象に残...
よしもとばななさんの本はほとんど読んだことがないのでよくわからないけれど、この静かな感じが彼女の世界なのかな?どんぐり姉妹の妹、ぐり子が語り手で、生い立ちや自分達姉妹の心のうちを語っている。読んでいて、わさわさした感じがしない。何故かな?生活の様子も描かれているのになぁ。印象に残ったのは、たわいない会話のもつ重さについて語られた部分で、どんぐり姉妹の活動はその足りない部分を補うものだといっている点。なるほどなぁ、と思う。さらっと読めるけど、なんだか精神的な本だった。
Posted by
よしもとばななの本を、私はいつも大事に大事に読みます。 ばななさんと同じ時代に育つ自分でよかったと、しみじみとおもう。
Posted by
ばななさんの小説で淡いピンクの装丁が意外だったけれど、鈴木親さんの写真の儚いかんじと、どんぐり姉妹のやさしい日常が溶け合って、しずかな希望を感じる一冊。
Posted by
どん子とぐり子の姉妹。絵本の中の話みたい。 ぐり子なら許容範囲だけど、どん子はちょっとどんくさいイメージがして自分の名前だったら悲しいかも。 メールで見知らぬ人を癒す仕事かぁ。文章で人を癒せるなんて立派。 本文中で出てくる「食」にエネルギーを感じる。
Posted by