どんぐり姉妹 の商品レビュー
よしもとばななさんのこういう話が好き。さらさらときれいに流れる小川のようなのに、足を突っ込んでみると意外と深い、みたいな。 どん子とぐり子っていじめられそうな名前なのだけど、そうではなくてほっとしました(笑)
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特に劇的なストーリーがあるわけじゃないんだけど、読んでて何だか涙が出てきそう。途中に入っている写真も素敵。
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よしもとさんの作品にはいつも哀しさが流れているけれども、哀しいままで終わらせないところが好きです。そしてこの作品は特に、哀しさが韓国料理のあったかさで和らいでいくような、ふたりの会話でなごんでいくような、ちょっとほっとできる作品です。ふたりの名前の由来も素敵。
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そうそう、吉本ばななさんの作品を読んだ時に感じる、このまったり、もったり感。クーラーを消した生ぬるい部屋で読むと心地良い。
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見た目も性格も違う仲良し姉妹、どん子とぐり子の話。 二人で運営するサイト「どんぐり姉妹」に届くメールから、両親に愛された記憶、初恋の思い出が蘇る。 人生いろんなことがあって、ちょっと幸せがちょうどいい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
よく分からなかった。 これまでに読んだばななさんの作品で、よく分からなかったのは、『チエちゃんと私』に続いて2作目。 まぁ、初めてばななさんの作品を読んだときも、わけわからんと思ったのに、今ではばななさんが好きなので、読む時期が早かったのかも、と思います(その時は10代で、『ハチ公の最後の恋人』を読みました。20代でやっと読むことができました)。 この作品は、30歳のわたしに譲ることにします。
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よしもとばななをとても久しぶりに読みましたが、 そうそう、こんな感じ、と思う。 おもしろかった。 途中に挿絵のように写真が入っているところが、☆マイナス1。 どうせ写真が付くのなら、始めにか、最後にか、どちらかなほうがいい。 写真をじっと見てしまい、ぐっと文章に入り込んでる...
よしもとばななをとても久しぶりに読みましたが、 そうそう、こんな感じ、と思う。 おもしろかった。 途中に挿絵のように写真が入っているところが、☆マイナス1。 どうせ写真が付くのなら、始めにか、最後にか、どちらかなほうがいい。 写真をじっと見てしまい、ぐっと文章に入り込んでるところを中断される感じでちょっと残念。悪くない写真だからこそ。
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あまりに主人公がどの作品も似ていて、ちょっと飽きた。流されず正しくあろうとするところはいいけれど、その自分を前にだしすぎて花につくこともある。 しかししばらくして読み返してみると、弱くなってる時ほどぐり子の気持ちがわかり、ため息。
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ばななさんの作品を読むとほんとうに心が落ち着きます。言葉のひとつひとつが柔らかく優しくてとてもだいすきです。
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『姉の名はどん子、妹の名はぐり子。突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹...
『姉の名はどん子、妹の名はぐり子。突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹」。「私たちはサイトの中にしか、存在しない姉妹です。私たちにいつでもメールをください。時間はかかっても、お返事をします。」―メールは祈りをのせて。ネットが癒やす物語。』
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