クロティの秘密の日記 の商品レビュー
黒人奴隷の少女が書いた秘密の日記という体裁。奴隷が学ぶことが禁止されていた中、学ぶことへの興味が消せない主人公は見つからないようにいろんなことを日記に書き留める。
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150年前のアメリカ南部で奴隷として生きる12歳の少女の日記。 フィクションであるが、著者は入念な取材をもとに書いているので、ノンフィクションのようなリアルさがある。 12歳のクロティは、黒人が文字を覚えたら罰せられる(主人にムチ打たれ、もっとひどいところへ売りとばされる)と...
150年前のアメリカ南部で奴隷として生きる12歳の少女の日記。 フィクションであるが、著者は入念な取材をもとに書いているので、ノンフィクションのようなリアルさがある。 12歳のクロティは、黒人が文字を覚えたら罰せられる(主人にムチ打たれ、もっとひどいところへ売りとばされる)と知っていても、学ぶことへの欲求を抑えることができない。ウイリアム坊ちゃまのお勉強の時間に、うちわで扇ぐ役目を果たしながら、本を盗み見て必死に文字を覚え、こっそり紙の切れ端に書いてそれを隠している。 最初は、つづりの間違いも多かったけれど、段々と語彙が増え、旦那様の新聞なども盗み読みができるほどになる。 やがて、奴隷を逃亡させる組織「地下鉄道」の存在を知るようになる…。 また、知らなかった黒人奴隷の歴史の一片を知ることができた。 小学校中学年から、とあるが、大人が読んでも十分読みごたえがある。 2021.5.8
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奴隷だからいろんなことを知ってはいけないといわれるが、主人のわがまま息子が家庭教師に教えてもらう様子をしっかり聞いて日記につけている。ばれないように
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奴隷が文字を読むことを、 法律で禁止していた時代の、アメリカ。 農場の奴隷として生まれ、成長している12歳の少女クロティは、 ぼっちゃんの勉強時間にうちわであおぐ係をしているうちに、 文字を覚えていき・・・ クロティが文字を読み書きしていることが、 ご主人にばれたら、とても怖...
奴隷が文字を読むことを、 法律で禁止していた時代の、アメリカ。 農場の奴隷として生まれ、成長している12歳の少女クロティは、 ぼっちゃんの勉強時間にうちわであおぐ係をしているうちに、 文字を覚えていき・・・ クロティが文字を読み書きしていることが、 ご主人にばれたら、とても怖いことが、待っているのです。 それなのに、彼女は、隠れて毎日のように、日記を書く。 わたしは、ビビってしまって、 「もう、そんなに書かなくてもいいじゃん、 ばれたらどうするの、もっと賢くならないと!」 と思いながら、ハラハラ読むのだけど、 もちろん、賢いのは、クロティなのです。 言葉は、ただの単語ではなく、彼女と世界をつなぐ、扉。 たったの150年さかのぼった時代に 本当にあった、奴隷制度にふれる、それだけでも意味はあるけれど、 学ぶこと、考えることが、 どれだけ身を助けるか、人生を豊かにするか。 言葉に、どれだけ力があるか。 そんなことも、伝えられる本。
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アメリカの南北戦争が始まる前の奴隷制度があった時代の話。奴隷制度により,奴隷は教育を受けることができない(奴隷に教えてはいけない)奴隷はすべて白人の言うとおりに生きなければいけない,奴隷として雇われている女性から生まれた子どもは,その母親の子ではなく,ご主人様(白人)の奴隷である...
アメリカの南北戦争が始まる前の奴隷制度があった時代の話。奴隷制度により,奴隷は教育を受けることができない(奴隷に教えてはいけない)奴隷はすべて白人の言うとおりに生きなければいけない,奴隷として雇われている女性から生まれた子どもは,その母親の子ではなく,ご主人様(白人)の奴隷である・・・わたしたちには想像もつかないようなつらい時代がありました。そんな時代の中で主人公の少女クロティは強くそして賢く生きていました。奴隷制度,地下鉄道,人種差別,言葉だけでは分からないことが物語によって少しずつわたしの心の中に入ってきました。
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クロティはベルモント農園で働く奴隷の少女。ぼっちゃまが勉強する間うちわで扇ぐ仕事が好きだった。字が覚えられるから!日記をつけていることがばれたらムチでぶたれることはわかっていてもやめられない。もっと字を知りたい。そして自由とはなにかを知りたいんだ。
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