「また、必ず会おう」と誰もが言った。 の商品レビュー

喜多川泰【著】

2022/05/21

四日目の柳下さんの言葉がとても心に残っている。
「おまえは自分の物差しを持って、自分で考える人間になれよ。自分の人生を他の奴のメチャクチャな命令にメチャクチャにされるなよ。自分の決断に責任を持つためにも、誰に何と言われても、これだけは言うことを聞けんという強さを持てよ。」
「そうやって、他人のメガネかけて世の中を見ている奴に限って、この世は生きにくいとか、苦労が多いとか、いいことがないとか、平気で口にする。ワシに言わせりゃ当たり前じゃ、そんなもん。いつまで他人のメガネで世の中を見てんねんって言いたい。」

そして娘さんの「自分が頑張ったぶんしか幸せになれない」という言葉。

子どもが高校生になった頃に贈りたい一冊。

2022/03/29

秋月和也がついたウソから始まる長いようで短い、けれども深い5日間の物語。
少年は、初めはどこにでもいるようなごく普通の高校生だが、ウソから始まった旅の中で出会う人々により、成長していく。
やりたいことがあるのに、それを見て見ぬふりをして、今のままで良いと自分を偽ったり、挑戦することを諦めたりしている人に読んでみて欲しい本だが、誰が読んでも刺さるものはあると思う。

2022/03/08

友達に小さな嘘をついたことから、始まってしまった東京遠征。帰りの飛行機を逃してしまい、帰れなくなってしまった…。そこから、高校生の一人旅が始まる。

私も色々なことに正面から向き合っていなかったなぁって思わされた。あと、主人公は掃除をしてたけど、人が何をしたら喜んでくれるだろうって自分で考えて実際に何かをするって大事

2022/02/27

手紙屋に続いて2冊目です。

手紙屋よりは個人的にいい表現があった様な気がします。が、やはり自己啓発ありきと感じ、ご都合主義的なストーリー展開があまり好きな感じではなかったです。

若い人であればひねくれずストレートに受け止めて楽しめるのではないかと感じました。

2022/02/05

『　あとがき

人生は誰と出会うかで決まるのです。

旅は人生を変えるきっかけになります。

この本によって、積極的に人との出会いを求めて行動し、そして、生まれながらに備わっている「生きる力」を磨こうとする人が一人でも増えることになれば、著者としてこれ以上嬉しいことはありません。
・・・・・』

この『あとがき』まで読み終えた時、嘘をついたことにより素敵な人々に出会い成長した高校生と共に、感動の旅をした気分で満たされていました。
そして、"人との出会いにワクワクしたい"と素直に想い、更に、歳を重ねた今"人に感動を与えられる自分になりたい"と想いました。

2022/01/25

ありきたりな・・・かと思ってたら
なんの、なんの・・・結構な重さ
会おうねって
気軽に言えるけど
中々だよね～～

2022/05/10

多分ブクログのおすすめき出てきて読んでみようと思った本。

どんな内容かよく知らずに読み始めたが、少し読んだらすぐに惹き込まれ、続きが気になるのと読みやすいのとで、すぐに読み終わりました。

今年読んで1番良かった本かもしれません。

17歳の少年の、数日間の一人旅の話。子供にとっては人生の指南書になるだろうし、母親の私にとっては育児書の要素もありました。

感動とは違うのだけれど、最後の方はなぜか涙が溢れ、心に何かをドスンと落とされ、読み終わったあとも色々と考えてしまいました。

これは子供達にも読んでほしいし、私もまた読みたいと思うので、購入しようと思います。

【メモ】
『人間は人が喜ぶことをしたときに、自分も同じ喜びを得ることができるんだ』

『何が幸せかなんて、誰かがどこかで言うtものとか、テレビとかの情報を頼りに決めるアホがどこかにおる。そんなん全部他人のメガネじゃ。他人のメガネはほっとけ。自分の人生だ、自分の価値観で、好きなように行きていいんだ。』

『信頼して、待ってくれる誰かがいるだけで子供は絶対に才能を開花できると思う。信頼の反対は管理。待つの反対は結果を求めること。今の世の中の母親は〜中略〜子供を管理しようとしたり、成績や点数という結果を求めたりする。信頼して待つことができないんだ。』

『自分の命は限りある有限なものだと強く認識したものほど、自分の使命が何かを考えようとする。持たずに生きることはできなくなると言ってもよかろう。』

『人間は新しい出会いがなければなかなか成長できんもんじゃよ。昔から人間を成長さあえるものは出会いと相場は決まっておる。』

2022/01/30

人からおすすめされた本。
読みやすくて一瞬で読み終わった。
読書しなれてない人でも余裕で楽しめると思う。

私もおんなじ体験したい。
架空の人物だけどいいなあってずっと思ってしまった。
メガネのはなしがいちばんすき。

2021/11/15

良い本だったなーと思っていたら映画化までされてるんですね
自己啓発本が映画化って凄くないですか？それだけ喜多川泰さんの書くストーリーが優れてるんでしょうね

人間って人と人との出逢いで成長していくんだなぁーと改めて実感しました
今の時代は人同士が余り深く関わり合いにならないから、成長のチャンスも逃してしまってるような気もします
そんな時代だからこそ、こういった本を読んで欲しいなと感じました

2021/10/05

前に話題になってるなーと思ってたのは記憶にあって今更かとおもいつつ読んでみました。
うんこれは誰かに薦めたくなるかも。
ロードムービー感もあり人との繋がりが少年を大人にしていってくれます。
今はコロナで無理かもしれないけどかわいい子には旅をさせよ。
人の優しさがあるから自分も負けずに優しくなれる、そう思わせられます。