「また、必ず会おう」と誰もが言った。 の商品レビュー
高校2年男子がヒッチハイクをしながらさまざまな人との出会いの中で成長していくおはなしです。人生、人との出会いによってどんなふうに変わっていくかわからないものだなあ、と思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり喜多川作品好き!! 現実味のあまりない幕開けをすることが多いが、 それが徐々に自分に迫ってきて、そして心にグサグサ刺さる言葉を浴びせてくる(笑) 今回はウソをついてしまったことがきっかけで熊本から東京に赴いたものの、色々な偶然が重なり熊本に戻ることができなくなってしまった高校生和也が主人公。 そして彼が落ち込んでいると、とある女性に声をかけられそこからたくさんの繋がりが生まれる。 和也はそのつながりの中で出会った多くの人たちからたくさん大切な言葉をもらい、成長していく。 果たして和也は熊本にたどり着けるのかー。 そして和也はどんな言葉をもらうのかー。 今回も喜多川先生から たくさんのかけがえのない言葉をたくさんもらった。もらってばかりだから、私もいつか誰かにこの言葉たちを与えられる人になりたいなぁ。 次の喜多川作品も楽しみだ!! ⟡名言集⟡ 一日目 【それはウソから始まった】 p.49 お金よりもずっと大切なこと 「人より先に動いて、人の役に立つこと」 二日目 【偶然もしくは必然?】 p.85 勇気がない奴 「自分の非を認めたり、素直に謝ったり、感謝したり、お礼を言ったりする勇気がない奴は幸せになんてなれねえよ」 四日目 【四国へ】 p.103.104 人間はね... 「人間はね、いや、人間だけがと言ってもいい、誰かの喜ぶ顔を見るために、自分のすべてを投げ出すことができるんだ。」 「人間は人が喜ぶことをしたときに、自分も同じ喜びを得ることができるんだ。」 p.111 勇気を出すために必要なもの 「勇気を出すために必要だったのは、愛情だよ」 「そう、愛情。相手に興味を持つこと。人間そのものを愛する心を持つこと。これがなければ一歩を踏み出す勇気が湧いてこない。 ~(中略)~ 大好きな人の喜ぶ顔を見るためなら、人間はどんなことだって頑張れるようにできているんだ」 p.129 強さ 「自分の決断に責任を持つためにも、誰に何と言われても、これだけは言うことを聞けんという強さを持てよ。」 「自分ではおかしいと思いながらも、従うしかないというのは、誰かのせいではないのかもしれない。そうしようと決めているのは自分なのだから。それには従わないと決めて生きることだってできるはずなのだ。」 p.135.136 メガネ 「一人ひとりには、そいつにあったメガネがある。 それを他人のメガネをかけて世の中を見ると、 クラクラして気持ち悪う日がやってくるで。 ~(中略)~ わけもわからず、他の人が幸せやと言うてるものを 追い求めたり、他人が持ってるものを 手に入れようとするんが人生やないで。 そんなくだらんことに人生を費やすために おまえは生まれてきたんやない。 他人のメガネはほっとけ。 人が何と言おうと、 自分がやりたいことは何かを真剣に考えろ。 他の誰でもない、おまえの人生やろ。」 五日目 【一期一会】 p.178 頑張ったぶんしか… 「どこにいようと自分が頑張ったぶんしか、人は幸せになることができない」 p.189 ぶつかり続ける 「今は自分の好きなことに正直に、真っ正面からぶつかるだけでいい。それ以外のことを考える必要はない。 ~(中略)~ 実はこれが案外できない。やりたいことをやるのはとても勇気がいることじゃ。でも大事なのは結果じゃない。それにぶつかり続けているときに何を感じるか 」 p.195 使命 「焦らなくてもいい。ただ、自分が好きだと思えることに正直に、真っ正面からぶつかり続ける。出会った人たちとのご縁を大切にしていく。そういう生き方が、いつかは、自分の使命につながっていく。」 【あとがき】 p.213 .214 「人は自分の居場所じゃないところから自分の居場所を見る経験から、新しい気づきや日常に対する感謝、人生の使命すら知ることができる。 旅は人生を変えるきっかけになります。」 「すべての人間が持っている、 あらゆるものを創り出す力。 それは「想像力」。 今の時代、一人ひとりに求められているのは 「生きる力」です。 そして「生きる力」とは「想像力」 どんな世の中になろうとも、どんな状況に。なろうとも、今できることは無限にあります。問題は「今できることは無限にある」と思えるだけの想像力が育てられているかどうかです。」
Posted by
生きていく上でとても大切なことが書かれてあった。 子供に読んでほしいだけでなく、私にとっても大切な本になりました。 和也に幸あれ♡
Posted by
いい話だった。旅をしたくなった。 若い人に対して、こんな風にいい言葉をかけてあげられる人間に私もなりたい。 人の成長は新たな人との出会い、今まで出会ってきた人で自分という人間ができた。 この本との出会いも私の成長になると思う。
Posted by
読みやすく、中高生向けかな?とは思ったけれど、大人の私にとっても大切にしたい言葉がたくさんあった。 今まで出会った素晴らしい人達を思い返しながら読める。
Posted by
高校生に向けた人生指南書。 有限な人生(命)の中で、この年になって分かってくることが書いてある。 主人公が自分の見栄のため東京(ディズニーランド)に行き、飛行機に間に合わず、お金がないために帰れなくなった時に出会う人たちからの数々の教訓。 ゆりや哲ちゃんが自分の子どもたちに勧めて...
高校生に向けた人生指南書。 有限な人生(命)の中で、この年になって分かってくることが書いてある。 主人公が自分の見栄のため東京(ディズニーランド)に行き、飛行機に間に合わず、お金がないために帰れなくなった時に出会う人たちからの数々の教訓。 ゆりや哲ちゃんが自分の子どもたちに勧めてほしい。
Posted by
人生は誰と出会うかで決まる、旅は人生を変えるきっかけになる。 これは本当に本当にその通りだと思う。出会いの大切さ、旅の重要性、私はここ数年の旅から多くのことを学び出会いを経験した。人との出会いは人生にとってかけがえなのいものだとこの本を読んで改めて考えさせられた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男子高校生の夏休みの出会いと成長物語。熊本の高校生和也が東京から九州に帰るまでに出会った人たちと触れ合いながら、自分らしい生き方を見つけていくお話。 最悪の状況から始まった最高の旅。 うまくいき過ぎは承知でもだ、感情移入しながら気持ち良く出会いの旅と若者の成長過程を純粋に楽しめた。 学生さんに勧めたい
Posted by
友達とのやりとりの中でついてしまった嘘をきっかけに東京から熊本まで一人旅をすることになった主人公和也が、道中様々な人と出会って交流する物語でした。実話に基づいたフィクションなのかもしれません。 私個人としてはライトな旅行ブログの良いお話と感じてしまい星1つとしました。
Posted by
オーディオブックにて。 最後の著者からのコメント、「人生において大切なことはそうぞうりょく。」と。想像力。創造力。どちらだろう。どちらにしても最も大切なことかもしれないと思った。 どんな状況においても柔軟に考えられる想像力。 苦難の中にも幸せを見出せる想像力。 人の気持ちを考え...
オーディオブックにて。 最後の著者からのコメント、「人生において大切なことはそうぞうりょく。」と。想像力。創造力。どちらだろう。どちらにしても最も大切なことかもしれないと思った。 どんな状況においても柔軟に考えられる想像力。 苦難の中にも幸せを見出せる想像力。 人の気持ちを考えられる想像力。 そして、実際に動き出せる創造力。
Posted by