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ガラシャ の商品レビュー

3.4

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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2011/01/19

最終章に、幽斎の光秀への想いが書かれていることで それまでの出来事に対しての見方が変わった。 戦乱の世に翻弄される男女の姿は、どの立場にあっても 悲しく強い。

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2011/01/13

細川ガラシャを主人公にした物語。 恋愛的要素が強すぎて、いまいちピンと来なかったかな・・・ 良い悪いではなく、私的に受け付けない感じ。

Posted byブクログ

2011/01/24

戦国時代のうねりに翻弄された悲劇の女性、明智玉子こと細川ガラシャ。美人で聡明で人質になるぐらいなら家臣に我が身を斬らせて(キリスト教えは自殺は大罪であるため)死を選んだ凛とした貞女。 そんなイメージが僕の頭の中にはあったんですが良くも悪くも、この物語読んでガラリと変わってしまった...

戦国時代のうねりに翻弄された悲劇の女性、明智玉子こと細川ガラシャ。美人で聡明で人質になるぐらいなら家臣に我が身を斬らせて(キリスト教えは自殺は大罪であるため)死を選んだ凛とした貞女。 そんなイメージが僕の頭の中にはあったんですが良くも悪くも、この物語読んでガラリと変わってしまった。 玉子がとても人間くさいのだ。 秘められた愛に苦悩し、嫉妬し憎しむ。 そんな中ですがる様にキリスト教への傾倒していく。 忠興の身勝手な振る舞いに声を失いながらそれでも毅然と立ち向かう。 糸の玉子への献身的な姿。 自分の思うように出来ない戦国時代の女性の辛さ、悲しみが伝わってくる。 ちょいネタバレになりますが玉子と糸を瓜二つの設定にすることによってのサプライズもロマンチックな発想だなっと思った。

Posted byブクログ

2011/01/06

ガラシャを中心には置いているが、ガラシャの物語とはいえない。戦国時代を背景にした、求めても得られぬ愛の物語である。そして、ガラシャより心に響くのは、細川幽斎の光成への想いである。

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2011/01/04

ずっと気になってて読むか迷ってたら、仕事で細川ガラシャを少し扱うことになったのでこれはご縁だと思い購入。 内容はほぼフィクションとは思いますが、少し事実だといいなと思う部分もあります。 市の言葉が非常に印象的。今の時代にも通じるスピリッツなのではないでしょうか。 全身全霊で生きて...

ずっと気になってて読むか迷ってたら、仕事で細川ガラシャを少し扱うことになったのでこれはご縁だと思い購入。 内容はほぼフィクションとは思いますが、少し事実だといいなと思う部分もあります。 市の言葉が非常に印象的。今の時代にも通じるスピリッツなのではないでしょうか。 全身全霊で生きて死んでいく人たちのそれぞれの想いは熱いです。 気になる方はご一読くださいまし。

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2011/01/03

ガラシャと忠興の関係を書きつつ、光秀と幽斎の関係の方が印象に残った。 それにしても忠興が「DQN四天王・西の三斎」とまで言われる外道キャラそのままだった。

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2010/12/19

父の反逆、報われない恋、流産、夫の歪んだ愛情。罪の意識に苦しむ玉子を救ったのは伴天連の宗教だった。 光秀、玉子、マリア、幽斎の、それぞれの視点からの物語が描かれる。 玉子から従者のマリアへ語り手が転換するところが、主人公である玉子の視点を無理やり奪われた感じがして気になった。もっ...

父の反逆、報われない恋、流産、夫の歪んだ愛情。罪の意識に苦しむ玉子を救ったのは伴天連の宗教だった。 光秀、玉子、マリア、幽斎の、それぞれの視点からの物語が描かれる。 玉子から従者のマリアへ語り手が転換するところが、主人公である玉子の視点を無理やり奪われた感じがして気になった。もっと玉子の心情が見たかったのにーという感じ。 最後の幽斎の章が物語に綺麗に幕を閉じていてよかった。

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2010/12/02

恋愛小説です。 細川夫婦ファンにはあまりオススメできない感がありますが、光秀ファンや幽斎ファンの方には寧ろオススメできる一冊かと… 幽斎さん視点の最終章を読んで「ああ、そういうことだったんだ」という感じ。 個人的には、忠興視点の話があればよかったなーという^^ 幽斎が語る(ガラ...

恋愛小説です。 細川夫婦ファンにはあまりオススメできない感がありますが、光秀ファンや幽斎ファンの方には寧ろオススメできる一冊かと… 幽斎さん視点の最終章を読んで「ああ、そういうことだったんだ」という感じ。 個人的には、忠興視点の話があればよかったなーという^^ 幽斎が語る(ガラシャは忘れてた)幼い頃の玉と忠興の出会いのシーンが印象的でした。

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