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ガラシャ の商品レビュー

3.4

48件のお客様レビュー

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    4

  2. 4つ

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2023/12/13

細川ガラシャという人のことは、明智光秀の娘でキリシタンだということしか知らない状態で読みました。 夫の忠興が全く好きになれず、かと言って玉子にも共感出来ず…。途中で、糸視点になったのが、良かったのかも…。 あと、細川藤孝が明智光秀に対する思いを述べる幽斎の章が良かったかな。

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2019/10/05

歴史物は、好きですが、前から細川ガラシャに、とても、興味がありました。 絶世の美女と評判な、女性は、どんな生涯だったのか? 何回も、泣きました。最後は、号泣しました。 宮木さんの描く女性は、逆境の中にいても、凛としたイメージがあり、共感が持てます! 一生大切にしたい、一冊に出逢え...

歴史物は、好きですが、前から細川ガラシャに、とても、興味がありました。 絶世の美女と評判な、女性は、どんな生涯だったのか? 何回も、泣きました。最後は、号泣しました。 宮木さんの描く女性は、逆境の中にいても、凛としたイメージがあり、共感が持てます! 一生大切にしたい、一冊に出逢えました ^_^

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2019/06/22

ガラシャのことをあまり知らなかった、というより旦那さん一筋で家のためを思って亡くなったキリスト教徒の女性、のタグをつけて見ていたため、あれあれ結構違う!とおもったけど、タグよりストーリーのほうが魅力的だったから楽しめた。どこまで史実かは置いといて。 2019.6.22 97

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2018/09/04

熊本の細川家の菩提寺に行く機会があったので、細川ガラシャ夫人の半生のものが読みたくなり。校閲ガールの宮木あや子さんのものをチョイス。 明智光秀の娘という程度の知識しかなくて、光秀といえば裏切り者の代名詞みたいになっているけれども、どっちが正義なのかわからないよなあ。と改めて。 こ...

熊本の細川家の菩提寺に行く機会があったので、細川ガラシャ夫人の半生のものが読みたくなり。校閲ガールの宮木あや子さんのものをチョイス。 明智光秀の娘という程度の知識しかなくて、光秀といえば裏切り者の代名詞みたいになっているけれども、どっちが正義なのかわからないよなあ。と改めて。 この時代は身分の貴賤に関わらず、命の軽い生きづらい乱世だよなあ。想像を絶する。 多分にifの要素が入っているけれど、史実をヒントに肉付けされている許容範囲で、大変勉強になりました。ちょっと女性主観かなあ。歴史好きの女性にオススメ。

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2018/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦国の「時代」に翻弄された女・細川ガラシャ。 あの明智光秀の娘、といえばどれ程の時代の荒波にもまれたか想像がつく。 「決して振り返らず、前だけをみておれ。わたくしたちに戻ることは敵わぬ」 戦国時代の武将の娘や妻は男達の道具に過ぎず、そのさだめに逆らうことはできない。 絶望の淵に立たされた彼女はやがて、キリシタンの侍女・糸に導かれるようにデウスにすがるようになる。 洗礼を受けた後のガラシャの、夫に対する毅然とした態度に驚いた。 キリシタンとなり拠り所を持つようになったガラシャ。 信じる者は救われる、というけれど、彼女が真の意味で救われたのかどうか、いささか疑問が残る。

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2017/08/01

みんながみんな片思い? 男女だったり親子だったり、誰一人自分の思いが叶わない、可哀想な話だー。惨いな戦国(。-_-。)

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2016/04/29

「決して振り返らず、前だけ見ておれ、玉子。わたくしたちに戻ることは適わぬ。振り向けばそこは黄泉じゃ。」忠興との初夜を迎える玉子に放った市の一言。まさに戦国の世に生きる女の定めを象徴してているようだ。それがまさか、父・光秀の謀反によって玉子の生き様と完全にシンクロすることになろうと...

「決して振り返らず、前だけ見ておれ、玉子。わたくしたちに戻ることは適わぬ。振り向けばそこは黄泉じゃ。」忠興との初夜を迎える玉子に放った市の一言。まさに戦国の世に生きる女の定めを象徴してているようだ。それがまさか、父・光秀の謀反によって玉子の生き様と完全にシンクロすることになろうとは、歴史はあまりにも残酷。細川ガラシャという洗礼名を受けるまでの悲しき道程。最後まで純真をもって仕えた糸の存在。二人への哀愁の想いがいつまでも消えない。

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2016/03/21

細川家に嫁いだ玉子(ガラシャ)のお話。 報われない恋に身を焦がした 玉子、侍女の糸。 辛い想いから報われるためにも 信仰に身を投じて行く… 「花宵道中」という作品で 「女による女のためのR-18文学賞」を 受賞した宮木あや子さん。 この作品もだけど 花宵道中も面白かったなぁ。

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2016/02/16

肥後細川家初代当主の細川忠興 その妻、玉子…というよりガラシャの生涯。 明智光秀の娘として生まれ、その後細川忠興に嫁ぎ で、お父さんは謀反で織田信長を本能寺で討ち 身内ほとんどいなくなった状態での 山籠もり生活。 この辺からキリシタンに目覚める。 その山籠もり生活で辛いけど恋をす...

肥後細川家初代当主の細川忠興 その妻、玉子…というよりガラシャの生涯。 明智光秀の娘として生まれ、その後細川忠興に嫁ぎ で、お父さんは謀反で織田信長を本能寺で討ち 身内ほとんどいなくなった状態での 山籠もり生活。 この辺からキリシタンに目覚める。 その山籠もり生活で辛いけど恋をするガラシャ。 んで秀吉からの命令で山籠もりが終わったあと帰ってきたら、旦那は側室に夢中。 その後石田三成が攻めてきてガラシャは自害。 とまぁ、こんな話。 正直…ほとんど恋物語です!!! まぁ女も強くなきゃ戦国時代やってらんないわな お市の方の言葉がよかった。

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2014/03/05

明智光秀の娘、細川ガラシャを描いた作品。父の謀反で逆賊扱いされたガラシャは光秀の身内としてただ一人生き残るのだが。 散文調で説明が多く、ストーリーに入り込めない感じ。いまいちかな。

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