1,800円以上の注文で送料無料

テンペスト(第4巻) の商品レビュー

3.6

96件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2012/08/08

NHKでのドラマ化とのことで、真面目な小説かと思って読み始めたら拍子抜けした作品でしたが、突っ込みいれつつ最後まで読みました。 少女漫画的なノリなので人物設定は別にいいと思うけど、たまに表現の仕方に違和感があったので。 そういうのも含めて面白かったけど(笑) 作者が男性だからか...

NHKでのドラマ化とのことで、真面目な小説かと思って読み始めたら拍子抜けした作品でしたが、突っ込みいれつつ最後まで読みました。 少女漫画的なノリなので人物設定は別にいいと思うけど、たまに表現の仕方に違和感があったので。 そういうのも含めて面白かったけど(笑) 作者が男性だからかもしれないけれど、単に、「男より能力のある女の話」で、女性の地位が低い時代の悲哀を描いてるだけに終始してないところが良かった。 主人公を男装の役人だけじゃなくて 、王の後宮にも入れたことで、男女両方の世界、役割とか価値観にまで及んでるから、ジェンダー論で終わってなくて、人間(=国家)としての壮大な生き方を見せられた感じ。 だって、終盤、気付いたらみーんな中年になってるんだもの 皆それぞれ自分の能力でできることをして、生めるなら子供を産んで命を繋いで、そんなピースが集まって歴史があるんだなーと。 たとえフィクションでも、感慨深くなる話でした。 読んだら、沖縄ではなく琉球王国に行きたくなった。

Posted byブクログ

2011/09/10

読了。1879年、五百年の栄華を極めた琉球王国は滅び遂に沖縄県となった。 大雑把な感想だが、奇想天外でコミカル!ちなみに、側室を「あごむしられ」という冗談みたいな名で呼ばれていたんだね(笑) このての物語って大抵、悲恋に終わるのだが、めでたし、めでたしじゃ。。。

Posted byブクログ

2011/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何とか最後まで読んだけど… 後半に来るにつれて無理がある感が増大。最初は展開の速さが痛快だったけど、結局同じこと繰り返してるだけ?という印象が強くなり、飽きてしまった。 最後、主人公だけが幸せに暮らしましたとさ、という終わり方がいただけなかった。

Posted byブクログ

2011/08/20

壮大なメロドラマ。真牛が最後まででてきたのがよかった。(NHKのドラマの残りでどこまでこの物語を表現できるのか…疑問だけど楽しみ)

Posted byブクログ

2011/08/09

ついに全巻読了。 歴史的な出来事と絡んできて面白く読めた。 読むスピードもだんだんアップする感じ。 映像で見たらまた違うかな。 衣装や建物の様子など気になるけど、 私はやっぱり原作を重視してしまうので、 本を読んで良かったかも。 琉球の文化や歴史についてもっと勉強したら また...

ついに全巻読了。 歴史的な出来事と絡んできて面白く読めた。 読むスピードもだんだんアップする感じ。 映像で見たらまた違うかな。 衣装や建物の様子など気になるけど、 私はやっぱり原作を重視してしまうので、 本を読んで良かったかも。 琉球の文化や歴史についてもっと勉強したら また違った興味がわいてくるだろうな、と思う。

Posted byブクログ

2011/07/26

最後に来て展開が早過ぎ、真剣に考え知る欲求を無理に終わらせられた感じがしました。でも、全体を通しスリリングで沖縄王朝の知られざる魅力を満喫出来ました。

Posted byブクログ

2011/07/19

三巻を真夜中に読み終え、起床してから続けて4巻を読み終えた。所々、単語の選び方が気になる所があったけれど、物語全体としては面白かった。これ、舞台版はどうまとめたんだろう…

Posted byブクログ

2011/07/16

とにかく夢中でページをめくってきた。真鶴の結末が気になって、気になって。琉球王国時代の史実をもっと知りたくなった。朝薫、寧温(真鶴)の選んだ結末。私は、真鶴の選んだ道に賛同したいと思う。

Posted byブクログ

2011/07/14

意外な結末! 最終巻に相応しいおわりでした。 朝薫兄さんや多嘉良、その息子、真牛、思戸が良い味を出していて面白い。 嗣勇のご乱心には二回も驚かされました。 一応はハッピーエンドなのかな、と思います。 一読の価値有りです。

Posted byブクログ

2011/06/07

コメディとも呼べない壮大(?)な茶番劇がやっと終わった。“最後はもっと失笑させてくれるだろう”という期待も裏切ってくれた。 読んだ甲斐はなかったが、失笑しながらでも、最後まで読めたという点ではスゴイ作品と言えるのかもしれない。

Posted byブクログ