知的余生の方法 の商品レビュー
以下が自分の学びになった。 ・読書家は長生き ・夫婦は組み合わせの妙 ・リーダーは朗らか、大らか、寛容でなければならない
Posted by
知の巨人、渡部昇一先生による知的余生の過ごし方を指南する一冊です。私は現在47歳ですが、本書の内容はとても参考にできることが多々ありました。大好きな読書を年を重ねていっても仕事から引退してもつづけて、やがて大好きな本を開きながら息絶えて死ぬことが私の夢となりました。
Posted by
ガリバー旅行記は不死の国への旅。不死=不老ではない。おいても死ねないのはむしろつらい。 晩酌の習慣のある記者で本を書いた者はいない。 最終講義ができない学者がいる。 知的生活は、好きだけでなく、楽しくなければ続かない。好きだけだと定年退職したらやめてしまう。 健康の秘訣は、毎日...
ガリバー旅行記は不死の国への旅。不死=不老ではない。おいても死ねないのはむしろつらい。 晩酌の習慣のある記者で本を書いた者はいない。 最終講義ができない学者がいる。 知的生活は、好きだけでなく、楽しくなければ続かない。好きだけだと定年退職したらやめてしまう。 健康の秘訣は、毎日規則正しい生活。仕事と運動。脳も規則正しく活動させられる。 正常なストレスは鍛えるために必要。脳も同じ。研究成果も芸術作品もストレスの結果。 老人ホームは都会のほうが刺激があってよい。 本田静六の方法は、収入の3/4で生活し、臨時収入はすべて貯金。利子は3/4は使ってよい。天引き貯金の威力。 お金は使ってこそ集まる。 脳ではホルモンが作られるから、脳を働かせることは全身の健康につながる。 知を求めて生きる。どうせ死ぬと思ってあきらめない。 「浜までは海女も蓑着る時雨かな」 パスカル「パンセ」神は存在すると思って生きたほうが合理的。 英語は漢文と韓国語の2面ある。読む英語と話す英語の違い。 戦後の総理大臣は東大出が圧倒的に多かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・白川静 毎日規則正しく仕事をし、規則正しく散歩をする ・パンセ(大学135.25P26)をすすめる、人間 カレル 大学 ・受験参考書の文法は正しい、教養ある人の文法
Posted by
2018年27冊目 読書会3Bの4月度テーマ本でした。 知的な生活の方法で有名な渡部昇一さんが語る人生後半においても送る知的生活の方法について 歳をとっても学ぶことについては、自分が一番興味が湧くことをみつけることが重要。 健康と知恵については、毎日の規則正しい生活が、脳も規則正...
2018年27冊目 読書会3Bの4月度テーマ本でした。 知的な生活の方法で有名な渡部昇一さんが語る人生後半においても送る知的生活の方法について 歳をとっても学ぶことについては、自分が一番興味が湧くことをみつけることが重要。 健康と知恵については、毎日の規則正しい生活が、脳も規則正しく活動する 余生を過ごす場所については、田舎の別荘よりも今住んでいる場所を快適にする などなど 自分の人生が余生という段階に入った方向けと感じました。 まだまだ、これからという方には先の話です。
Posted by
やたらと語源の話が出てきて、話が脱線する感もなくはないが、 ところどころに、とても参考になる話が出てくる。 『パンセ』や『人間−この未知なるもの』は今から買っておこうかとも思うし、 仏教などの宗教の研究にも興味が湧く。 また、参謀の役目、リーダーの条件なども、さらっとしか出て...
やたらと語源の話が出てきて、話が脱線する感もなくはないが、 ところどころに、とても参考になる話が出てくる。 『パンセ』や『人間−この未知なるもの』は今から買っておこうかとも思うし、 仏教などの宗教の研究にも興味が湧く。 また、参謀の役目、リーダーの条件なども、さらっとしか出てこない割に印象に残る。 何より、自分の倍以上生きている著者が、知的生活を続けているという姿勢というか覚悟に感銘を受けた。 [more] (目次) 第1章 年齢を重ねて学ぶことについて 第2章 健康と知恵について 第3章 余生を過ごす場所について 第4章 時間と財産について 第5章 読書法と英語力について 第6章 恋愛と人間関係について 第7章 余生を極める
Posted by
さすがの読み応え。何か斬新な余生の過ごし方を提示してくれるんだと期待して読んだが、というよりかは、豊富な知識と幅広い話題に引き込まれ、尊敬するお祖父ちゃんの話をフムフムと聞いてる感じになって、テーマを忘れる。
Posted by
一昔前は60過ぎた定年退職後は余生とも言えたけど、今は80歳、90歳位からを余生と言ってもおかしくないかも。 読書をすすめていますがそれは私も同意です。 今は本屋や図書館に行かなくても電子書籍で本を読むことも出来ます。 たとえ年老いて外出が出来なくなっても読書が楽しめるとい...
一昔前は60過ぎた定年退職後は余生とも言えたけど、今は80歳、90歳位からを余生と言ってもおかしくないかも。 読書をすすめていますがそれは私も同意です。 今は本屋や図書館に行かなくても電子書籍で本を読むことも出来ます。 たとえ年老いて外出が出来なくなっても読書が楽しめるという便利な時代なのですから読書は末永く続けたいですね。
Posted by
「われわれはデカルトに従ってパスカルを忘れたのだ」知的余生のスタートには『パンセ』を読めと。まともなのはこの部分ぐらいで、あとは保守系老人のボヤキで知的さは感じられず、方法もなにもない。新書ならではの題名詐欺。
Posted by
「はじめに」には、『知的生活の方法』(講談社現代新書)の現代版と書かれているので手にとりました。『知的生活の方法』は、スノビズムが若干鼻につくところはあるのですが、参考になることも多く、おおむねおもしろく読んだのですが、本書はほとんど著者自身の定年後の生活にかんする思いつきのよう...
「はじめに」には、『知的生活の方法』(講談社現代新書)の現代版と書かれているので手にとりました。『知的生活の方法』は、スノビズムが若干鼻につくところはあるのですが、参考になることも多く、おおむねおもしろく読んだのですが、本書はほとんど著者自身の定年後の生活にかんする思いつきのような感想が書き連ねられているだけのように感じてしまいました。 わたくし自身は、著者の思想にはほとんど共鳴しませんが、平明にして達意の著者の文章の巧みさには、つねづね敬意をいだいてきました。時評のような文章はもちろんですが、著者の専門である英語学という、門外漢にはまったくなんの興味も湧かないような地味な学問的話題でさえも、著者の文章を通すとおもしろさが生き生きと感じられ、驚かされることも一再ではありませんでした。しかし本書は、そうした著者らしい文章の冴えが見られず、がっかりしてしまいました。
Posted by