それは、自殺5分前からのパワープレー の商品レビュー

黒岩勉【著】

2012/03/17

意外な展開。ものすごく期待して読んだわけではなかったのですが、二日で読了。展開も早く面白かったし、素敵な落ちでした！

2012/03/10

2012年1月読了(借り物)。
こういうドンデン返しものは大好物で、読後の爽快感がたまらない。
勧善懲悪な結末はある意味で予想通りだけど、そこに至るプロセスで存分に楽しませてくれる。
読みながら映像が頭に浮かぶのもポイント高し。

2011/09/24

読みやすかった、映像化されそうな予感。

作品の紹介

人生に絶望し、集団自殺をしようと集まった男5人の前に現れた謎の女・ハナ。「まだ間に合うから。まだやり直せるから。だからさ、最後にもう一度だけ挑戦してみない。真剣に命がけで」かすかな希望を感じたそんな彼らに彼女が切り出した計画は、なんと六本木の裏カジノを狙った、本当に命がけの挑戦だった…。ハナの立てた周到な計画は果たして成功するのか?彼らの運命は?ハナの本当の目的は?スピーディー&ハートフルサスペンスの登場。

2011/02/06

ライアーゲームの脚本家のデビュー作。カジノのオーナーからお金を騙し取る為の一大プロジェクトを仕掛ける5+1人の話。最後に待ち受けるどんでん返しは途中で一部先が読めてしまうけど、なかなか意外。
描写が細かいわけではないけど、頭の中に映像が浮かんできて読みやすい作品。
ただトリックのある作品としては読みやすすぎる。軽い感じ。この点と先が読めてしまう点を差し引いて★3つ。

2011/02/06

小説のタイトルと違って、最後はかっこよく終わりました(o^^o) タイトルのせいで読む人が減りそうだから残念。オーシャンズ13的な感じがでてるよ！

2011/02/04

自殺寸前の男5人組が、謎の美女に誘われてカジノを狙う。ざっくり言うとそんなお話。正直あまり大きな期待はしてなかったですが、なかなかどうしてエンターテインメントとしては成立してます。
本編のカジノには、ルーレット、バカラ、ブラックジャックがあることになっていますが、主人公たちがプレイするのはルーレットだけ。それもほぼ赤黒の半丁勝負しかしません。この辺の、せっかくカジノが舞台なのにギャンブルの本質に触れるような描写がほとんどない。ここがちょっともったいなかったところですね。

2011/01/15

謎の美女に誘われた集団自殺直前の男５人。彼らが人生最後の大勝負に選んだのは、裏カジノを狙って大金をせしめる計画だった。
帯の文章まま

なーんにも考えないで読んでいても頭に映像が流れてくるようなそんな一冊
タイトル買いしたわけですが
読み終わってから作者の方が脚本家の方だということに気がつき
妙に納得したものでした

表情の表現一つにとってもあまり詳しくかかれていないから
逆に自由に想像できたような　そんな印象を受けました

映画のスペーストラベラーズを見ている最中のようにすかっとします
こういうのも好きだな　純粋に楽しめたもの

2011/01/09

ライアーゲームの脚本家が書いた小説らしい。
うむうむ。面白かったす。

5人の自殺志願者が埠頭に集合して、集団自殺を決行しようとした時、不意にバイクに乗った謎の美女・ハナが現れる。

「どうせ死ぬならさ、最後に命がけで勝負してみない？」

このハナの一言に乗った彼らは、裏カジノで大金を設けるという彼女の計画に乗っかることに・・・。

ちょっと軽いかな・・・。
でも面白かったです。やや予測できる部分はありつつも。

期待もこめて、星4つ！！

2010/12/16

脚本家だけあってスピード感のある一冊でした。逆に読みやすすぎて勿体なかったような…。ドラマにしたら面白い。

2010/11/07

これは快作！！
ノンストップで繰り広げられる六本木アクション！！（？）
まずタイトルがいい。（「破壊せよ、とアイラーは言った」に匹敵）
次にテンポがいい。
そして、その価値観がいい。
自殺サイトをきっかけにして集まった５人の男たちの前に、まさに自殺直前５分前に現れた謎の美女。その彼女の依頼とは。。。

物語が立ちあがるきっかけや場面転換の仕方など、なんかずいぶんテレビドラマ的だなぁって思いながら読んでいたら、著者が「ライアーゲーム」の脚本家と知って納得。そしてまた、最後まで読み終えてからまたそれを思い出して大納得したのでした。
設定に無理がないかといえば、それはある。
だがその無理を越える痛快さがそれを吹き飛ばしてくれるのです。

しかも、ただのアクションストーリーではありません。人の心の優しさや強さをも垣間見せてくれて、素直に読んでもとてもいいお話です。そしてそして。。。。。
ってあまりストーリーを語れないタイプの傑作だと思います。
映画化の価値あり。