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木暮荘物語 の商品レビュー

3.7

436件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    159

  3. 3つ

    144

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2019/01/16

めぞん一刻を思い出す。悪い意味ではなく。 神崎は完全に四谷さんだし、光子は朱美さんっぽい感じがする。 めぞん一刻を感じながら読んでいたせいか、時代設定は最近なのに読後感はすごく昭和ノスタルジー。これも悪い意味ではなく。 随所にくすりと笑えるネタが散りばめられていて、楽しくてつい夜...

めぞん一刻を思い出す。悪い意味ではなく。 神崎は完全に四谷さんだし、光子は朱美さんっぽい感じがする。 めぞん一刻を感じながら読んでいたせいか、時代設定は最近なのに読後感はすごく昭和ノスタルジー。これも悪い意味ではなく。 随所にくすりと笑えるネタが散りばめられていて、楽しくてつい夜更かしして読んでしまった。

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2011/09/06

しをんさんの新作、期待大!という気分がまずかったのか、予想していた内容とはかなり違っていてアレレという感じだった。一筋縄ではいかない人ですねえ。たなぞうで見たら、ほとんど同じ感想を持った方を見つけて「ほらねほらね」と思いました。

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2011/08/06

しをんさん、うまい!!今回の短編はタイトルからわかるように「木暮荘」に住む人や関わりがある人の物語だけど、ぜんぜんありがちじゃない。どこにでもいそうな人なのに、ちょっとどっきりするような悩みをかかえている。それが「性」と「生」にまつわるものばかりで、実は重たいテーマなんだけど、暗...

しをんさん、うまい!!今回の短編はタイトルからわかるように「木暮荘」に住む人や関わりがある人の物語だけど、ぜんぜんありがちじゃない。どこにでもいそうな人なのに、ちょっとどっきりするような悩みをかかえている。それが「性」と「生」にまつわるものばかりで、実は重たいテーマなんだけど、暗くならずに、笑わせたりホロっとさせるんだな。いつのまにか人との関わりの中で変わっていく登場人物たちを見守ってあたたかい気持ちで読了した。特に「心身」「穴」が心に残るのが自分でも意外。

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2019/01/16

★2つにしようかと悩みました。風が強く…みたいな作風の方が好みです。めぞん一刻を思い出しました。覗きが趣味になってしまった若い会社員はどことなくとなりの押し入れから五代くんの部屋にぬっとあらわれる四谷さんを思い起こすのです。

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2019/01/16

小暮荘を中心とした連作短編集。 結婚とかどう考えているの?ってますます聞かれちゃうような内容ではある。 エッセイに書かれているようなエピソードを思い起こすようなことはないけれど、確かに三浦しをんだと感じさせる作品だった。 話自体は好みのものではないので、おもしろい!とはならなか...

小暮荘を中心とした連作短編集。 結婚とかどう考えているの?ってますます聞かれちゃうような内容ではある。 エッセイに書かれているようなエピソードを思い起こすようなことはないけれど、確かに三浦しをんだと感じさせる作品だった。 話自体は好みのものではないので、おもしろい!とはならなかったけれど。

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2019/01/16

恋愛小説雑誌に連載されていたせいか、中途半端な下ネタが満載。 普通に「小暮荘」に住む人々の話だった方が面白かった気がする

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2010/12/02

オンボロで防犯対策もなっちゃいないけれど、なぜだか味のある木暮荘。 そこに住まう大家さんと定員の半分ほどの住人たちと、その周囲の人々が、“セックス”を通しまた新たなる道を進んでいきます。 住んでみれば意外に住み心地が良さそうで住んでみたい気もしますが、このアパートから出ることが、...

オンボロで防犯対策もなっちゃいないけれど、なぜだか味のある木暮荘。 そこに住まう大家さんと定員の半分ほどの住人たちと、その周囲の人々が、“セックス”を通しまた新たなる道を進んでいきます。 住んでみれば意外に住み心地が良さそうで住んでみたい気もしますが、このアパートから出ることが、更なる一歩へとつながりそうなので、皆さん、早く脱出してください(苦笑)

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2010/11/29

三浦しをんの作品の登場人物って、しっかり個性があると思う。 木暮荘の住人と彼らを取り巻く人たち一人一人が、個性豊かで楽しかった。 ただ、この作品、高校生にはちょっと早いかな。

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2010/11/27

小田急線・世田谷代田駅からほど近い木造ぼろアパートの木暮荘。そこに暮らす住人たちは、それぞれ密かに抱える思いがあったーーー。 今回はそういう感じなの!?といった割と生々しいテーマ。人間もやっぱり動物なんだな…と妙に感心しながら読み進めた。光子と、並木とニジコの回が好き。

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2011/01/19

木暮荘にかかわる人々の話。連作短編集。 う~ん、☆2つでもよかったかなあ。 全体としてはじんわりと心が温まるストーリーなのだが、全編のモチーフの中心が性愛ってのがなんだかなあ…。私としてはイマイチな感じ。他のアプローチはなかったのかなと思えて仕方ない。 しをんさん最新作と知って...

木暮荘にかかわる人々の話。連作短編集。 う~ん、☆2つでもよかったかなあ。 全体としてはじんわりと心が温まるストーリーなのだが、全編のモチーフの中心が性愛ってのがなんだかなあ…。私としてはイマイチな感じ。他のアプローチはなかったのかなと思えて仕方ない。 しをんさん最新作と知って読んだのだけど、期待したものとは違った、読まなくてもよかったかも、な作品. まあ一番よかったのは「ピース」かな。

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