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心に龍をちりばめて の商品レビュー

3.5

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    26

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2024/07/15

本当に彼らしい作品で、 1/5くらい読めばもうどういう話になっていくかは分かってしまうのだけど(水戸黄門的型通り展開)、 それが却って安定感のある読み心地になる。 自分の持っているものを見つめ、 そして自分の心をよく見つめること。 一貫して描かれるテーマにまた触れて、 今回も読...

本当に彼らしい作品で、 1/5くらい読めばもうどういう話になっていくかは分かってしまうのだけど(水戸黄門的型通り展開)、 それが却って安定感のある読み心地になる。 自分の持っているものを見つめ、 そして自分の心をよく見つめること。 一貫して描かれるテーマにまた触れて、 今回も読んで良かったと思わされた。

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2024/05/25

何十年ぶりかに 読み直した、若い頃に呼んだ時の気持ちと 歳取ってからの感じ方が違うので それもまた 面白い、最後の展開は素晴らしくて、一気読みしまいました

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2023/07/26

結婚を控えた主人公は、故郷で同級生と再会する。 読んでいて、最初の方の設定を すっかり忘れている状態です。 おぼろげながら覚えているのですが 目の前の現実(?)を読み込むのに必死で…。 最後には驚きの現実も出てきましたが これを『愛』だと言っていいのかは謎です。

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2022/09/19

白石一文を初めて読んだ。ヤクザとか超美貌とか、自分と縁のないものばかりだったのもあって、終始完全なフィクションとしての恋愛だった。運命の恋があればいいのかもしれないと思うけど、運命って自分で運命にするものだよな、とも改めて感じた。

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2020/04/05

「眠気が眠る面白さ!徹夜本」の帯に強く惹かれて手に取りました。正直なところ、任侠ものの美学には全く興味すら持ち合わせていない私がこの煽り文句にあえて挑んだ代物ですが、エンターテイメントというよりもファンタジーとしか言いようのない話に何度となく読むのを止めようとしました。 とどのつ...

「眠気が眠る面白さ!徹夜本」の帯に強く惹かれて手に取りました。正直なところ、任侠ものの美学には全く興味すら持ち合わせていない私がこの煽り文句にあえて挑んだ代物ですが、エンターテイメントというよりもファンタジーとしか言いようのない話に何度となく読むのを止めようとしました。 とどのつまりは面倒を見てやった弟分に裏切られて車ではねられて死んで終わるクチだろう、と思っていただけに終盤の下りは読んでて苦痛でした。 鼻についたのはそこだけで、読後の余韻とともに巻末の解説を読んだとき、ああそうか、これは往年のテレビドラマ「赤いシリーズ」のようなわかりやすいプロットのドラマチックな演出を極めたものだったんだなとそこでようやく認識しました。 敢えて踏み込んでみた新境地の世界でしたが、絶賛までいかなくても愉しめることがわかりました。

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2019/09/19

幼少のころから一緒だった同郷の美帆と優司、その先まったく違う歩みをするが、出生において悲しい共通点をもつ。それぞれ道を歩みながら、徐々に近いしい関係に。最初からこうなる運命だったんだと感じる事ができる作品。

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2018/06/26

【あらすじ】 小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思...

【あらすじ】 小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。 【感想】

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2017/12/10

2017_035【読了メモ』(171210)白石一文『心に龍をちりばめて』/新潮文庫/978-4-10-134071-5

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2016/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白石作品はまだ二作目だけど、純度の高い激しさが痛いくらいに響いてくる。 もとより傷だらけで、けれどそこから再生するために尚も無傷ではいられなくて。 共感と、憧れ。

Posted byブクログ

2016/01/11

結婚まじかの美人で才能もお金にも恵まれた女性が幼馴染の元やくざに再会し惹かれ結婚をする物語 彼の作品はこういう女性が多くでてくる。とにかく美人。才能があり、お金がある。 作者自身、彼は男性だがかっこいいのでモテた、かつお金もあったから、に投射しているのかも。

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