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「つながり」を突き止めろ の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2011/07/22

ネットワーク分析。面白そうだけど、その肝がいまいち本書では伝わらない。作者の個人的な事情についての記述もちょっとうんざり。しかし、巻末の参考文献は助かる。あと、かのグラノベッターがバッサリやられている箇所も面白い。 気になった記述。 ・「構造的空隙理論」ない部分に注目せよ。 ・...

ネットワーク分析。面白そうだけど、その肝がいまいち本書では伝わらない。作者の個人的な事情についての記述もちょっとうんざり。しかし、巻末の参考文献は助かる。あと、かのグラノベッターがバッサリやられている箇所も面白い。 気になった記述。 ・「構造的空隙理論」ない部分に注目せよ。 ・「他人と自分との関係を間違って定義しないこと」「他人に自分との関係に過大な期待を抱かせないこと」 ・スケールフリー:極端な勝ち組が少数、中堅どころがそこそこ、圧倒的多数は負け組。 ・弱い紐帯はループを作る。ブリッジの役割が重要。 ・時間の先に夢を見る。空間の先に夢を見る。

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2011/05/30

つながりをずって研究している繋がりオタクの著者が書いた本。mixiの実データ分析した結果は圧巻。ネットでSNS等を始めたい人は一度は読んでもよい。一般の人は見る価値なし。

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2011/05/21

ネットワークサイエンスの入門にちょうど良いと感じました。 6次の隔たりは聞いたことがありました。興味深いと思ったのは… その人本人を知るよりも、その人が誰とつながっているかを知る方がよりその人がわかる…ということでした。 人はいろんな人とつながっていますが、その全てを把握すること...

ネットワークサイエンスの入門にちょうど良いと感じました。 6次の隔たりは聞いたことがありました。興味深いと思ったのは… その人本人を知るよりも、その人が誰とつながっているかを知る方がよりその人がわかる…ということでした。 人はいろんな人とつながっていますが、その全てを把握することは難しいということも!

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2011/05/19

2011.05.05 ネットワーク論というよりも、さまざまな事例も踏まえたネットワークについての教養を高める本といった感じ。わかりやすく楽しく読むことができた。

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2011/03/19

社会ネットワーク分析の最近の研究についての解説なのかと思って購入したが、意外とそうでもない。社会学から近年急速に発展したネットワーク理論をの研究を歴史的に概観していくのかとも思ったが、そういうわけでもない。著者の研究活動を元にしたとエッセイという感じだ。テロ組織、会社内の電子メー...

社会ネットワーク分析の最近の研究についての解説なのかと思って購入したが、意外とそうでもない。社会学から近年急速に発展したネットワーク理論をの研究を歴史的に概観していくのかとも思ったが、そういうわけでもない。著者の研究活動を元にしたとエッセイという感じだ。テロ組織、会社内の電子メール、SNS、性的交際関係、感染症などの例を挙げている。また弱い紐帯についての考えも述べられていた。 興味深かったのは関係調査がプライバシーに及ぼす倫理的な問題についての記述である。ネットワーク分析は強力なので、運用によっては怖い一面もあるということなのだ。

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2011/03/16

日本の論壇に立つネットワーク・アナリストとしてはおそらくトップの中の一人。安田雪が新書で「つながり」の神髄を語る。何故、人は繋がるのか。あまりにも、遠大な命題にmixiや元カノと友達といったポップな話題を切り口に挑む。 一番のおすすめは・・・あとがきということは秘密!

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2011/03/03

SNS、6次の隔たり、彼氏の元カノの元カレetc…の研究の話。わかりやすく、たまらなく面白い本です。 http://amzn.to/h8Ukxw

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2011/03/02

読みたい本。備忘に失礼します・・・ ⇒読みました。 「私たちはどうつながっているのか」と重複するところが多いですが、 著者の意見が随所に盛り込まれていて読みやすいです。(さわ)

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2011/02/09

 ネットワークサイエンスという学問についての入門書です。ネットワークサイエンスに取り組む、著者の姿勢など色々と参考になる点も多かったです。少し自伝的な内容も含んでいますね。  ネットワークサイエンスとは、たとえば、私と世界中の貴方は大体6次元のつながりを介せば知り合いになれるとい...

 ネットワークサイエンスという学問についての入門書です。ネットワークサイエンスに取り組む、著者の姿勢など色々と参考になる点も多かったです。少し自伝的な内容も含んでいますね。  ネットワークサイエンスとは、たとえば、私と世界中の貴方は大体6次元のつながりを介せば知り合いになれるといったスモールワールドについての一考察など。良書でした。

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2011/02/06

ネットワークサイエンスという言葉は初めて知ったけれども、身近なところに対象となる事象がたくさんあって興味を持てた。弱い紐帯の重要性やスモールワールドの話は聞いたことがあったが、シミュレーションを通じて広がり方、関係性を解析していくのは面白い。目に見えない人と人との関係性だけれども...

ネットワークサイエンスという言葉は初めて知ったけれども、身近なところに対象となる事象がたくさんあって興味を持てた。弱い紐帯の重要性やスモールワールドの話は聞いたことがあったが、シミュレーションを通じて広がり方、関係性を解析していくのは面白い。目に見えない人と人との関係性だけれども、そこには無数に張り巡らされたネットワークがあって、その太さや長さもきっと異なっている中でお互いに影響しあっているのが人間社会なのだと思う。自分が他者に向けて出す関係は制御できるけれども、他者から自分に向けられてくる関係をどこまで認知、制御、活用できるか?という言葉が印象的だった。今後フェイスブックなどでネット上でリアルな人間関係が可視化されるようになっていくと、また面白いのかもしれない。

Posted byブクログ