生徒会の九重 の商品レビュー
ラスト直前を彩る切ない過去
次巻で本編完結との事。クライマックスに入ったことで、この物語を締めるために外せないエピソードが満を持して登場といった感じである。知弦さんと会長との出会いを綴った過去話が実にアツい。このアツいは、血湧き肉躍るアツさではなく涙腺が緩むアツさである。無邪気に必死な会長の姿に秘められた背...
次巻で本編完結との事。クライマックスに入ったことで、この物語を締めるために外せないエピソードが満を持して登場といった感じである。知弦さんと会長との出会いを綴った過去話が実にアツい。このアツいは、血湧き肉躍るアツさではなく涙腺が緩むアツさである。無邪気に必死な会長の姿に秘められた背景が見えるだけに感動的。『友達沢山出来たよ!』の一言にやられる。これに『二心』で披露された知弦さんの過去を織り交ぜ、この邂逅が2人の心にぽっかり空いた穴を埋め、傷を癒し、さらには苦難を乗り越える機会となっていく素晴らしさがあった。普段は残念な方向で用いられがちな『やれば、出来る子』を逆説的に取り入れた秀逸な演出である。本シリーズの主要な登場人物は揃いも揃って過去に重みを持っているが、だからこそ今を明るく楽しく(時にグダグダに)、そして仲良く過ごそうというテイストに繋がっていることが改めて示されている。まぁ、【回想1~3】に登場した【栗花落杏子(つゆり・あんず)】の「その後」については「そうくるか」的なオチではあったが、これもまた本シリーズの「苦難はあっても悲劇はなしよ」という微笑ましさとしよう。 本編(議題)では藤堂リリシアにスポットが当てられている。案外ノリが良いのね、という面白さが思いっ切り出ていた。P.100の挿絵はナイスだったが、その直後に連発された『か、勘違いしないでよね!』のクド面白さが(良い意味で)台無しにしていた。あと、時期が前後する形ながらも【えくすとら~渡す生徒会~】で描かれたバレンタイン話はラヴ成分大増量!後れを取った真冬ちゃんが最後に光る巧みな構成の、萌え要素満載な“ハーレム”話になっている。普段では決してお目にかかれないぎこちなさが極まる知弦さんも見ものである。
DSK
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※このレビューにはネタバレを含みます
会長の過去話やリリシアの観察、会長と知弦の友達になった経緯に、バレンタイン等々。未だ卒業式に向かってる途中で、本編に動きがない。巻を追うごとに生徒会室から離れたお話が多くなって、読みやすいです。会長と杏子の過去話は涙を返せという気がしないでもありませんが、生徒会らしくてよかったかな。高校入学当初やバレンタインの知弦はかわいいし、深夏もデレ期に入ってからおもしろいし。ヒロインたちが魅力的な作品だとしみじみ。次は番外編を堪能します。
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私は栗花落杏子が大好きなので、九重を読む度に情緒がひっくり返ってしまいます。 九重は卒業式の気配が強くなり、寂しさと日常のあたたかさを感じる素敵な内容になっています。 個人的にリリシアさんが沢山出てくれるのも最高に嬉しいです、作中では杉崎に冗談とはいえサブヒロイン扱いされていますがいい女レベルが高すぎる女性だと思ってます。紅葉知弦、藤堂リリシアはいい女。
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今度は会長のシリアス回。 つゆりさん、、、と感動した気持ちが最後で一気にギャグに変わってしまった感もあるがすごいほっこりとしてやっぱり生徒会の一存シリーズだなと思った。 このシリアスとギャグの反復横跳び感が好きかも。
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ここにきて新キャラ、栗花落杏子(つゆり・あんず)が登場します。本編の各話間に、会長と杏子との過去のエピソードを綴った「回想」が挿入される形で物語が進行し、最後に卒業式の日のエピソードと絡めてくるという展開です。シリアスにしたいんだか、したくないんだか、どっちつかずな感じがして、で...
ここにきて新キャラ、栗花落杏子(つゆり・あんず)が登場します。本編の各話間に、会長と杏子との過去のエピソードを綴った「回想」が挿入される形で物語が進行し、最後に卒業式の日のエピソードと絡めてくるという展開です。シリアスにしたいんだか、したくないんだか、どっちつかずな感じがして、でもそれがこの作品らしいという気もします。 最終話は、会長と知弦との出会いを描いたストーリー。「えくすとら~渡す生徒会~」はバレンタインのエピソード。生徒会メンバーが順番にデレてゆくという話なのですが、いちおう真冬ちゃんのターンと言っていいのでしょうか。 三つ編みにされてあわてる深夏に萌えます。
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漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。ラストに向かって展開が動き出します!
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本編でここまで笑ったのは久しぶりかも。 リリシアにまとわりついたりバレンタインで生徒会メンバーからチョコもらったりで杉崎は色々と楽しそうで何より。 一方で遂に会長の中学時代や知弦との出会いが明かされるなど、シリアス部分も今回はよかった気がする。 残念な暴走しない族とかは酷かった...
本編でここまで笑ったのは久しぶりかも。 リリシアにまとわりついたりバレンタインで生徒会メンバーからチョコもらったりで杉崎は色々と楽しそうで何より。 一方で遂に会長の中学時代や知弦との出会いが明かされるなど、シリアス部分も今回はよかった気がする。 残念な暴走しない族とかは酷かったけどw 次で本編終わりなんだね。杉崎ハーレムはどうなるのだろうか。
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タイトル*生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9 作者*葵 せきな 出版社*ファンタジア文庫 ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため__突然ですが、ここで中継を繋ぎます! 第801回ヘキヨウカップ、各馬一斉にスタート。先頭はヒンニュース...
タイトル*生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9 作者*葵 せきな 出版社*ファンタジア文庫 ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため__突然ですが、ここで中継を繋ぎます! 第801回ヘキヨウカップ、各馬一斉にスタート。先頭はヒンニューステータスとネッケツタロー。ヒンニューは常に本命視されながらやる気に欠ける状態、ネッケツはここに来て急躍進、新たな本命馬と名高いです!様子を窺うように二頭の後に続くのはドエスノホマレ。実力はNo.1と言われながらここ一番に弱い! 最後に大きく遅れてビーエルラバー。以前他を圧倒する力を見せて以降、不振が続いています! 最後まで目が離せない展開になってきました! おっと、ここで飛び出したのは__中を読んでご確認ください!!
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シリアス分が高くてイイね。普段は鼻につくいいお話にする流れも、栗花落杏子のネタでうまくカバーされている感じ。送る生徒会とかも、いよいよラストが見えてきて、全体的にいいシリアスである最終巻に期待。
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一時期微妙だったギャグと会話劇の面白さも復活したようで何より。 卒業式を控える中、リリシアさんメインの話とバレンタインの話が良かったな。 普段は残念な生徒会メンバーもこの日はしっかり乙女してるなぁと。 会長の「そう、九冊目ぐらいなんだよ! 飽きてくるよー、九巻。 なんせ八冊もただ...
一時期微妙だったギャグと会話劇の面白さも復活したようで何より。 卒業式を控える中、リリシアさんメインの話とバレンタインの話が良かったな。 普段は残念な生徒会メンバーもこの日はしっかり乙女してるなぁと。 会長の「そう、九冊目ぐらいなんだよ! 飽きてくるよー、九巻。 なんせ八冊もただの会議の様子を読ませられているわけだからね、読者!」に妙に納得してしまった(苦笑)。
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