夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです の商品レビュー
村上春樹さんの、インタビュー集。 この間の作品にどのような姿勢で臨んだのか等、とても興味深く読みました。 それにしても、村上さんの言葉は、私の中にすごく浸透してくるのですよね。
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本を書くとはここまで考えなければ、と村上春樹の奥深さを改めて痛感する本、深いし難しい。すべてを理解したわけではないですが、面白いです。
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インタビューの中に重複される質問やその答えについて、同じものが繰り返されることは読まされる方はなおさら飽きるだろうとあったが、私には何度も色々な人に質問されても答えがぶれないのは、それだけ固い信念、強い思いがあるのだろうと思った。 このインタビュー集を読んで、これまでの小説を読み...
インタビューの中に重複される質問やその答えについて、同じものが繰り返されることは読まされる方はなおさら飽きるだろうとあったが、私には何度も色々な人に質問されても答えがぶれないのは、それだけ固い信念、強い思いがあるのだろうと思った。 このインタビュー集を読んで、これまでの小説を読み返したいと思った。
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村上春樹初のインタビュー集らしい。 本人も気にはなっていたようだが(あとがき参照)、同じ内容の話がいくつかのインタビューで重複している。 趣旨からして仕方ないと言えば仕方ない。 だが、逆を言うとそれは村上春樹が本当に思っていることではないかと思う(繰り返しているという意味で)。 ...
村上春樹初のインタビュー集らしい。 本人も気にはなっていたようだが(あとがき参照)、同じ内容の話がいくつかのインタビューで重複している。 趣旨からして仕方ないと言えば仕方ない。 だが、逆を言うとそれは村上春樹が本当に思っていることではないかと思う(繰り返しているという意味で)。 外国のインタビュアーの方と対談していることが多く、日本やアメリカといったワードがキーとなっている。
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ちょっとずつ読破中。簡単な言葉で、抽象的なことをいかに分かりやすく、そして詳しく(というか忠実に?)読者に伝えるか。ふんふん、そういえば昔とあるblogの主さんが「本当に頭の良い人は人に何かを伝えるとき、簡単な言葉を使う」みたいなこと言ってたな。うちらにとってはありがたやーな話だ...
ちょっとずつ読破中。簡単な言葉で、抽象的なことをいかに分かりやすく、そして詳しく(というか忠実に?)読者に伝えるか。ふんふん、そういえば昔とあるblogの主さんが「本当に頭の良い人は人に何かを伝えるとき、簡単な言葉を使う」みたいなこと言ってたな。うちらにとってはありがたやーな話だよ。辞書ひいたり、何回もおんなじ行辿っちゃうような難しい文章も好きだし、否定するなんてことはないけど、読んでて何かを考えさせてくれる本ってスバラシイ(´ー`)❤ 村上さんの本て感想は書けるけど、分析はしたくない。 ってずーっと思ってたんだけど、それの理由がわかった気がする。分析ってつまり物語の核みたいなところにふれる訳でしょ?無理だよね。いくらそうしようとしても物語の輪郭をなぞってるだけになりそう。実際どうなのか分からないけど。そんな気がする。
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とても長いインタビュー集でした。真面目にじっくり読むと疲れるので,サササ・・・・・と読み飛ばしながら修了(笑)でも,やはり読み終わった後には,村上春樹さんの本を読みたくなる。
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あとがきに同じ趣旨の質問はなるべく削除した、というようなことを書かれていましたが、それにしてもそういった質問が多いですね。たびたびインタビューを読んではいましたが、こうしてまとめると本当同じ質問多いです。答えるほうはうんざりするだろうなと思いました。 ただ内容は逸脱で、読む価値は...
あとがきに同じ趣旨の質問はなるべく削除した、というようなことを書かれていましたが、それにしてもそういった質問が多いですね。たびたびインタビューを読んではいましたが、こうしてまとめると本当同じ質問多いです。答えるほうはうんざりするだろうなと思いました。 ただ内容は逸脱で、読む価値はあると思います。インタビューを読んでいるとまた小説が読みたくなってきます。
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もう、どうしてこんなに泣きたくなるのだろう。 いちいち、こころにつきささってくるんです。 村上春樹のすべての作品が好きっていう ガチのファンではないんだけど、 それでも、魂にしみます。 こんな言い方は大変おこがましいんだけど、 ああ、同じことをかんがえて、いる人が ...
もう、どうしてこんなに泣きたくなるのだろう。 いちいち、こころにつきささってくるんです。 村上春樹のすべての作品が好きっていう ガチのファンではないんだけど、 それでも、魂にしみます。 こんな言い方は大変おこがましいんだけど、 ああ、同じことをかんがえて、いる人が いるんだ、そしてこんなにも高いレベルで実現している人がいるんだと、救われた気分になります。 「せっかく作家になったんだもの、好きにやっていけば いいじゃないですか。自由であること、どこにでも行って なんでも好きなことをする。それがぼくにとっての 最優先事項です」 別にわたしは作家じゃないんだけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村上春樹さんのインタビュー集。 かなり分量があったので1カ月半ぐらいかけながらこつこつと読んでいたのがやっと終わった。 なかなか興味深い内容だった。 小説を書くスタンスとか、具体的な小説名を挙げていろいろと意図とかを説明してくれていて、なるほどなるほどと思いながら読めた。 最近、「どうして三人称に移行していっているんだろう?」 ていうのが疑問だったけど、そこもある程度説明してくれていた。 だいたい、 技術的、心情的に、一人称じゃなくてももういいかなってなったのと、 総合小説ってやつに挑みたいからなんだそうだ。 総合小説っていわれてもあんまりピンとこなかったけど、「ドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟みたいなやつ」って言われると何となくイメージつかめる気がする。読んどいてよかった。 多分、様々な人達のストーリーがそれぞれ組み合わさって、もう一段大きなひとつのストーリーを作ってる、みたいなやつのことかな?あんまり自信ないけど。 ただ、ふと思ったけどこういうことって、どうせだったら新作を読んで、ぎゃふんと言わされて、「なるほど、こういうのがやりたかったのね!」て言う形で納得するのが幸せなんだろうな。 1Q84よんでそういう風に思った人もいるんだろうか。 自分は普通に面白かっただけだ。「あ、三人称だ」って思ったぐらい。 鋭い読者になりたいものだ。 ただ、自分の場合、村上春樹さんはインタビューより小説の方が面白いと思った。
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小説を読んでいるかのような気持ちになるインタビューなので、改めて村上春樹の凄さを知らされた気がする。人は物事の中心を知りたがるけど、中心には何もない。それは各々が考える事だから、インタビューをほとんど受けないのかなとふと考えたのでした。
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