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ある日、アヒルバス の商品レビュー

3.9

96件のお客様レビュー

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2011/11/25

バスガイドさんの苦労がわかる。狙い過ぎなツアー名がすごく個人的に好き。ラストが近づくにつれ急激におもしろさのレベルがあがる。読み終わった後、ほっこりした。短編の作品の心理描写というか、内心の表現がストレートな感じがとても好きだった。

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2011/09/06

山本幸久さん”ある日、アヒルバス”読了。 文句なしに面白い!”お仕事小説”の決定版か?山本さんの性善説に基づいた世界に共感します。以前の作品の○○ちゃんもチョコッと顔を出してくれます。日々の生活に”革命”を!

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2011/05/21

入社5年目の若手バスガイドを描く爆笑&涙のお仕事青春小説。文庫オリジナル「東京スカイツリー編」収録!

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2011/04/14

東京を巡るバスツアーのガイド、デコは、ごく普通の23歳。 高校の進路指導の先生に朗読が上手いからと勧められそのまま決定。特に、思い入れがあった訳ではないままバスガイドになったけど、なんだかんだ全力投球しちゃいます。 ツアー客にあだ名をつけて全員を把握したり、バス内での盛り上がり...

東京を巡るバスツアーのガイド、デコは、ごく普通の23歳。 高校の進路指導の先生に朗読が上手いからと勧められそのまま決定。特に、思い入れがあった訳ではないままバスガイドになったけど、なんだかんだ全力投球しちゃいます。 ツアー客にあだ名をつけて全員を把握したり、バス内での盛り上がりを考えたりと、頑張っているのですが、大ボケも多く… そこに、新人研修を担当することになり、5人の新人相手に大奮闘です。 デコちゃんの一生懸命さが、可愛いです。 バスガイドさんたちのプロ根性には脱帽します。

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2011/04/10

東京で働くバスガイドさんのお話。 雑誌に連載されてたものだったらしく、 読み口は軽くてユーモアのある作品だったな。 だって、アイスの『ピノ』に神様がいるくらいなんで。 『働くアラサー女子』のタグをつけたけど 入社して数年目の20代前半~半ばの女子が好きそうな本。 私には...

東京で働くバスガイドさんのお話。 雑誌に連載されてたものだったらしく、 読み口は軽くてユーモアのある作品だったな。 だって、アイスの『ピノ』に神様がいるくらいなんで。 『働くアラサー女子』のタグをつけたけど 入社して数年目の20代前半~半ばの女子が好きそうな本。 私にはちょっと若すぎたかな。でも、面白かったな。

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2019/08/18

女性キャラが生き生きしていて読みやすい作品。 泣きはしないけどちょっと元気になる話だった。 著者の他の本も読みたいと思った。

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2011/03/03

涙は出さなかったけど ほのぼのするお話ですU・x・U どこにでもいる普通の女の人を 普通に描いています。 だからこそ、共感できる。 でも主人公デコさんこと、 高松秀子は 普通の女の人だけど、 アヒルバスに革命を起こそうとしてる。 ただのアイドルみたいなバスガイドでは...

涙は出さなかったけど ほのぼのするお話ですU・x・U どこにでもいる普通の女の人を 普通に描いています。 だからこそ、共感できる。 でも主人公デコさんこと、 高松秀子は 普通の女の人だけど、 アヒルバスに革命を起こそうとしてる。 ただのアイドルみたいなバスガイドではない。 小社会の中でみられる 女性の自立 って、難しくいえばそんな感じがしました(o^^o) そしてユーモラスなところが単純に気に入りました★ ちょっと長くて眠いときに読むのは無理だったけどw 最後に引用… 「ひとにされてうれしいことを、ひとにすればうれしがられる。どうしてこんな当たり前のことをあたしは気づかなかったのか。すぐに結論はでた。考えなかったからだ。(中略)三原先輩のようになるには、とか、鋼鉄母さんに叱られないように、とか、そんなことばかり気にして、肝心の新人たちと向き合おうとしなかった。」

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2011/02/18

バスガイドの日常。 それ以下でもそれ以上でもない。 5年目のバスガイドが、本職のガイドだけでなく、新人研修も任されだし、新たな責任に四苦八苦しながら頑張る話。 なんてことない日々。 だからこそ、人間味に溢れている。 新人たちを半面教師にしなきゃね。 久しぶりに恋愛要素のない...

バスガイドの日常。 それ以下でもそれ以上でもない。 5年目のバスガイドが、本職のガイドだけでなく、新人研修も任されだし、新たな責任に四苦八苦しながら頑張る話。 なんてことない日々。 だからこそ、人間味に溢れている。 新人たちを半面教師にしなきゃね。 久しぶりに恋愛要素のない話で心が洗われた。

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2011/02/17

 バスと小説を愛する人間が是非読んでおくべき本といえば三冊ある。一冊は『ウッドストック行最終バス』(コリン・デクスター/著・ハヤカワミステリ文庫)である。上梓されてから三〇数年経ってなお現代本格ミステリの最高峰に位置する名作だ。未だお読みでない諸兄諸姉は是非とも読んで論理のアクロ...

 バスと小説を愛する人間が是非読んでおくべき本といえば三冊ある。一冊は『ウッドストック行最終バス』(コリン・デクスター/著・ハヤカワミステリ文庫)である。上梓されてから三〇数年経ってなお現代本格ミステリの最高峰に位置する名作だ。未だお読みでない諸兄諸姉は是非とも読んで論理のアクロバットをお楽しみいただきたい。二冊目は『バスが来ない』(清水義範/著・徳間文庫)。短編集の中の表題作「バスが来ない」はバスを待つ人の気持ちをこれ以上ないほどに的確に捉えた秀逸作。乗合バスに係わる人間の必読書でもある。そして三冊目はこの『ある日、アヒルバス』です。本書は「お仕事本」の最高峰に位置すると言って良いでしょう。観光バス業界に働く人に限らず、真面目に働く人すべてに読んでいただきたい本です。読んでいただければ、必ずや共感していただけるものと確信いたします。ハイ。  主人公の秀子(デコ)はけっしてずば抜けた能力がある子ではありません。小説の主人公としては「特別」というよりむしろ「普通」の子。そんな彼女がバスツアーのお客様に心を込めて案内をする。もちろんお客様が料金を払って下さるから、会社から給料をもらっているのだから当たり前と言えば当たり前です。しかしややもすれば、給料が安いだの会社が正当に評価してくれないだのといった理由を付けて手を抜く人が多いのも事実。でもデコちゃんは違います。デコちゃんが一生懸命仕事をするのは、それが自分の仕事だからです。「仕事は一生懸命するもの」そんな当たり前のことを当たり前にする主人公が清々しい。  笑います。ホロリとさせられます。元気が出ます。最近疲れ気味だなと元気のない人に是非読んでいただきたい一冊です。

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2016/07/30

他愛もない話なんですが、十分に楽しめました。 解説が小路幸也さん(実は私、時々小路さんと山本さんを混同してしまう)で、山本さんの作品を「お仕事小説」と評しています。確かに、漫才師だったりデザイナーだったり、仕事に生き生きと打ち込む女性を描いた作品が印象に残ります。 この作品もバス...

他愛もない話なんですが、十分に楽しめました。 解説が小路幸也さん(実は私、時々小路さんと山本さんを混同してしまう)で、山本さんの作品を「お仕事小説」と評しています。確かに、漫才師だったりデザイナーだったり、仕事に生き生きと打ち込む女性を描いた作品が印象に残ります。 この作品もバスガイドさんが主人公。年齢の割に子供っぽく、かなりドジだけれど、一生懸命で前向きな女性です。脇役も堅物のベテランガイドの鋼鉄母さんやら、彼女に楯突いてばかりの派手でいい加減な同僚(しかし仕事には熱意を持っている)、さらには個性あふれる新人ガイドなど多彩です。 笑ってるうちに前向きになれるお話でした。

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